恐怖が凶器を生む

恐怖の為に気持ちに余裕がないと交感神経にスイッチが入り、相手が動かなくなり安心できるで攻撃し続けます。

恐怖の為に的確な状況判断が出来ずにコントロールが出来なくなってしまうからです。

恐怖感の強さにより必要以上の攻撃（反撃）をしてしまいます。過剰反応してしまうのです。窮鼠猫をかむ事が起きるのです。

怖くて嫌いな昆虫（ゴキブリやクモ等）に対して、基本的には逃げ出しますが逃げられない状況になるとどんな道具を使ってでも撃退します。

人類は、恐怖心を克服する為には相手より強大な力を持つ必要がありました。相手より強いことをお互い追求し続けて核爆弾まで製造してしまいました。それは自国と平和と安全を守る為です。

相手の国の考え方や行動が分からないし、分かったとしても怖い（何をするか分からない）相手だとアメリカ的な考え方だと銃などの武器を持ちましょうということになります。

護身の為の武器として、ナイフよりも銃、銃よりはマシンガン、マシンガンよりミサイル、ミサイルよりは核兵器となってしまいます。

愛する人が攻撃されないという安心感がない限り、不幸のサイクルは永遠に続いてゆきます。

恐怖心は、いずれ安全（生存）を脅かされたことに対する怒りに変わってきます。許容範囲内であれば不安や恐怖になりますが許容量を超えると怒りとなり爆発の時を待つことになります。

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