樋口季一郎中将をなぜマスコミは取り上げないのだろうか?8月15日以降に火事場泥棒みたいに樺太や北方領土を占領し更に北海道まで上陸しようとしたソ連を撃退した司令官だ。スターリンはこの樋口中将の引渡しをGHQに要求したがマッカーサーが拒否した。
また1937年オトポール事件の主人公でもある。彼の行為により一説には20,000人のユダヤ人が救助された。否定される方々は「その10分の1だ」と言われるが2、000人ものユダヤ人を助けたことになる。
しかし、戦後この方は日本のマスコミからは当然としても国民からも無視され続けている。多くの国民はその存在さえ知らない。
なぜマスコミから無視されるのが当然かと言うとこの方が表に出てくると「日本軍は『悪』である」と言う基本モデルが大きく揺らぐからであり、その行動を支持した東条英機や松岡洋介の行動も「善」として報道しなければならなくなるためだ。
彼を一番評価しているのは日本ではなくイスラエルでありゴールデンブックにはモーゼやアインシュタインらと部下の安江大佐と共に刻まれている。この安江大佐はシベリア抑留生活で落命されるのだが。余談だがオトポール事件の時のユダヤ人青年が戦後遺族を尋ね葬儀を行うようにお金を置いていったそうだ。その青年が作った会社がインベーダーゲームのタイトーであり、その青年がミハエル・ゴーガン氏であった。