ウクライナのクリミア半島でロシア系勢力による独立の動きが活発である。が、日本人は関心が高くない。これはEUが日本に対する中韓の行動に関する心情と似ている。所詮火の粉は降ってこない地球の反対側の出来事である、との心情である。
本当にそうであろうか?フン族に圧されたゲルマン族が西ローマ帝国を滅ぼしたように、意外に世界は繋がっている。日本は日本海が、海が日本列島を護ってくれていたがそれでも影響は少なからずや受けていた。
現在、「地球が狭くなった」と言われて4~50年も経ち、グローバルと言われて20年以上の期間が経過している。当然、中国や朝鮮半島の悪影響はEUや南半球にも世界中に悪影響を及ぼしている。朝鮮人の悪影響は世界中で侮蔑されコリア狩りが起きている。
日本のマスコミと言う業界はネットが普及するまで、「情報の発信」を独占していた。しかし現在はネットの普及により、この「情報の発信の『独占』」が崩壊した。
マスコミに都合の悪い情報も「民衆」は入手できる。「民衆」「大衆」と国民を「衆愚」と看做す左翼系の発想の単語である。「情報を独占し民衆を操作する」シオンのプロトコールにも記載されていたように記憶する。ある意味、マキャベリズムや韓非子の言うところに似ている。
ウクライナに中国が核の傘を提供する条約は今年に入ってから締結された。中国が大量の移民をウクライナに入れようとしているのであろうか?
中国は人口抑制が出来ない上に環境破壊で、13億人の人民を食べさせる事が難しくなっている。飲料可能な水資源や耕地面積は年々減少し砂漠化に歯止めがかからない。ウクライナの穀倉地帯は非常に魅力的である。
この発想で海洋資源を求めている。自国で環境改善(再生)や養殖と言った技術普及には目を向けず外に求めようとして各国と衝突しているのが中国である。これは遊牧民の発想であり、農耕民族の漢民族の発想と異なるようだ。
ウクライナと関係を持つことはロシアを挟むことが出来る。中ロ意外と仲が悪い、プーチンが怖くて中国は低姿勢でいるだけだ。米国は米世論を金で買えるが、ロシアは困難である。日本は既にマスコミは親中の巣である、フランス国営TVもそう特集を組んだ。
遠い国の問題でも意外に日本に影響が出る、「風吹けば桶屋が儲かる」ではないが、先進国や資源国の動静は日本に与える影響が意外に大きいことを認識すべきである。
もう少しウクライナ情勢に興味を持つ必要がある。