滋賀県大津市の中学生イジメ自殺事件や数々のイジメ事件の対応が出来なかった教育委員会、その教育委員会の改革が急がれている。責任の明確化がなされる事になるようだ、当り前の事である。
しかし、早くも現場の日教組から「現場が萎縮する」との意見が多数出ているようだ。国鉄の民営化の時も郵政の民営化の時も似たような反対意見が出てマスコミを賑わせたことをお忘れか?
残念ながら、国旗国歌斉唱時起立する法は既に成立している。学校行事で国旗国歌斉唱時起立しなければ違法行為となる。心情的に許せないのであれば私立学校に再就職すべきである。民間企業でも自社の社旗や社歌に敬意を払わない者は、当然処分される。少なくとも給与を貰うということは給与を払う所に敬意を示さねばならない。当り前のことである。
まして、教育者が教え子の見ている目の前で違法行為を行うとは、教育者としての基本的な資質にも問題があるのではないか?
そもそも「教育的・・」とは如何なる定義であるのか?それぞれのその出席された教諭に聞いてみたいものだ。恐らく十人十色の答えが出てくるであろう。
定義があやふやな「言葉」を使い、幾ら議論しても意味があるのか?あやふやな「教育的」と言う玉虫色の言葉を使い、その場を治めるだけではないか?後々問題になるだけである。
日本では「調整が出来る」と言うことでこの玉虫色の解決が好まれるが、果たして教育行政上この解決策は好ましいのか?後になり問題にならないのか?10年後20年後まで責任を持てとは言わないが、3年以内に破綻するようでは困る。
教育も行政の一環として捉えると、行政法の公定力の影響をモロに受ける。新たな法律が出来るまで従来の法律が有効とされる。「見直し」規定を3~5年で設けなければならない。
「世間を知らないといわれる教諭」が、果たして如何なる理由でこの教育委員会改革に反対しているのか興味がある。現実にイジメで生徒の命が散っている、この現実の前に如何様な具体的な対策があるのか?代案があれば出せばよい。
教委には親は腹が立ってました!役たたずのことなかれ主義。「いじめにあったら警察に被害届を出しに行くそぶりを見せる」そうしないと学校も教委も動かない。お互いの言い分がとか証拠がないとか言うそうです。学校にも教委にも過度な期待はしない、今では親の常識です。北海道だけ?