山形県天童市で、イジメで中学1年生が自殺した。教育委員会のアンケートで生徒100人超えがイジメの存在を認識していた。が、教職員にはイジメの認識がないそうだ。山形県、確か20年ほど昔、マット圧死事件で学生が死亡した地区である。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
その時もイジメが問題視されたが、地域の庇いあいか何かで裁判で殺人罪が立件できなかった地区である。
ウミを出し切れなかったために再び起きた事件との思いがある。20年前に犯人も検挙し有罪とし地域がウミを出さず、被害者が転校生で余所者だから地域で加害者を庇った。
その再来がこのような事件の遠因にあるのではないだろうか?教諭の問題もあるが、地域でイジメた加害者を庇った前科ある地区で、イジメ撲滅?「イジメ」と言う言葉自体タブーになっていたのではないか?少なくとも職員室内では?
この自殺した中学1年生の家庭は、山形県に古くからいる住人か?余所者を排除しようとする傾向が強い地域のようだ。また、田舎独特の地域の庇いあいで、イジメた加害者の刑事責任はウヤムヤになりそうだ。まして14歳以下である。
山形県の教育委員会は今回直ちに生徒にアンケートを実施したりしているが、教諭にはその危機感もないようだ。山形県の教職員の質が問われている。信賞必罰をウヤムヤにすればまた同じことが起きることになる。教職員の処罰は厳格に行うべきだ、諭旨免職など許可してはいけない。免職ならば懲戒免職であり、他も懲戒処分に処すべきである。
20年前のマット圧死事件と同じ過ちを繰り返さないことを切に願う。