中国総スカン──「一帯一路」大逆風、バルト3国離反で行き詰まる外交
8/22(月) 17:25配信 ニューズウィーク日本版
<「一帯一路構想」の一環である、中東欧諸国との経済協力枠組み「17+1」。スロバキアも抜ける可能性が浮上。長年、ロシアに苦しめられてきた国々にとって、ロシアの侵略行為を糾弾しない姿勢は受け入れがたい>
「17+1」は、中国が一帯一路構想の一環として10年前から主導してきた中東欧など17カ国との経済協力の枠組みだ。
だがバルト海沿岸のエストニアとラトビアは8月11日、この枠組みからの離脱を発表。これによって昨年5月に離脱したリトアニアと合わせてバルト3国が全て不在となり、さらに中国に批判的なスロバキアなどの国々も後に続く可能性がある。
こうした動きは、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる中国の対応への不信感の表れだ。かつてロシアの帝国主義に苦しめられた中東欧諸国にとって、ロシアの侵略行為を糾弾せず、NATOに責任を押し付けようとする中国政府の姿勢は受け入れ難い。
中国外交への逆風はそれだけではない。一帯一路では計画の不履行や参加国の「債務の罠」が大きな問題となっている。「17+1」でもハンガリーとセルビアを結ぶ鉄道や発電施設の建設が大幅に遅れており、中国離れの流れを変えるのは容易ではない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c92ebd1985995c09ca9a830ac699e00535d2006
欧州はそう「簡単に中国に騙さない」と言う事か?
「中国は当初ロシアと距離を置いていたはずだったが、結局はウクライナ侵攻に賛同せざるを得なくなった。経済で世界各国を乗っ取るプランは全て台無しになったわけだ。」との書込みが秀逸。
「中国は、ロシア側の国とだけ一帯一路を進めればいいのでは?」との書込みに対し、「それだと金づるになる先進国がどこも来ないし、既にスリランカのように債務漬けで植民地化するだけだと判明してるからな。さらに離脱国は増えるだろう。」との書込み、それぞれに座布団3枚。
「・一帯一路の悪評が次々に入ってくるのに、大阪は今後も中国連携を続けるんですか?
・経済力を武器に他国を支配する計画は、暗礁に乗り上げました・一帯一路の本線は、ロシア経由のポーランド行きの鉄道貨物路線です
・中国は、岸田首相とのオンライン首脳会談をやりたがってるみたいです」との書込みに座布団3枚、大阪が少し信じ難いが?