知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

後、一日・・・

2015年03月30日 | Weblog
今日、施設の利用者と一緒にお別れ会が行われました。もちろん、今回の主役は私ともう一人の異動する職員です。


今年度の最後ということで、皆さんに今年の起こったことや、頑張ってきたこと等を、映像や写真で見ました。また、施設長から来年度の計画等を説明、そして最後にお別れ会です。一応、「ご苦労様でした」会ということで、簡単な会食もあります。


お別れ会ということで、利用者の方から贈り物や嬉しい言葉を頂きました。



結構、意外なメンバーからの言葉もあり、ちょっと嬉しいような複雑な感じ?でしたが、1年間という期間は、長いようで過ぎてしまえば、短いですね。たった1年でしたが、いろいろなことを経験し、非常に楽しかったですね(正直)。



私が、たった1年間なのに、ここまでいろいろ言葉を頂いたり、こうしたお別れ会を催していただいたことに感謝するとともに、一昨年はなんだったんだろう・・・と、改めて思ってしまいます。



私が27年以上も勤めてきた施設は、何のお別れ会もなく、何の贈り物もなく、言葉もなく・・・



人を勝手に悪者にして、その上施設から追い出して、知らん顔。


理由もなく辞めていった人に、職員や利用者も「??」の感じで、身動きもとれなかったのでしょうね。未だに説明もないらしいですから・・・




まあ、その程度の(くだらない)施設だった・・ということでしょう。ただ、私たちが作ってきた内容は、自信はありますが、それを運営する施設長や部長がバカだった・・ということでしょうね。

だって、嘘をいいことに27年選手を追い出し、嘘つきの嘱託職員(非正規)をいきなり宿直にして、冒険したんですからね・・・



何の根拠もなく「あっちに大きな大陸がある・・・」という言葉を信じて、ベテラン?の船員を下ろして、向かう先は・・・・


なんて・・・  昔の嫌な思い出は忘れましょう。




今日、お別れ会をしてもらい、ちょっとそんなことが頭に浮かんだだけです。


しかし、この新しい施設も、やっぱり駄目でしたが・・・



まあ、今回は私の頑固さもあり、半分は私の責任でもあります(そこは自覚しています)。




人は、多くの人の中で生きています。
信頼があれば、より同じグループとして生きていけます。
しかし・・・
自分が気に入らない人がいれば、削除しようとします。

そこには、憎しみや裏切りの気持ちしか残りません。
本当に自分が悪ければ、反省もし、心を入れ替えて頑張ろうと思います。



長い人生・・・  面白いですね。


さあ、後一日頑張りましょう。







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結局、福祉法人も同じ・・・

2015年03月18日 | Weblog
先日の解雇劇・・・


法人全体で、また保護者にも、そして利用者にも報告されました。その後、利用者からは、「辞めるの?」と言われ、暖かい言葉もいろいろ頂きました。一年間、一緒に過ごしてきた仲間でもあります。ようやく、人間関係も出来つつあったのに・・・。そういう意味でも残念でしかたありません。



ただ、その後多くの情報が入ってきました。


私に限らず、今回の異動人事で辞める方も、私以外にもいたこと。多くの事業所で、今回の件で問題化していること。納得のいかない人事であることを、数名ならず、多数の方から聞いています。


それも一時的な、人事に対する文句ではなく、根本的な問題視する方も多く見られます。


直接、理事長に、今回の異動人事での件で、「説明責任がない、何の説明もなく、今後の展望も見られない・・・等」意見を言った方もいました。



それほど今回の件は大きな問題を含んでいます。



結局、この福祉法人の根本的な問題なのです。




福祉法人も、やたらと事業を増やしていくと、身動きが取れなくなります。今回の人事でそれが明らかになってきました。


知的障害者の現在、将来を考えると、様々なことが必要になります。当然、いろいろな事業は必要になると思います。ただ、事業を立ち上げるには、準備期間も必要ですし、思い付きでやろうとしても、うまくいきません。そういう時代でもありません。



保護者の方にすれば、非常に私たち知的障害者やその保護者のことを、しっかり考えて行動していただいている・・と思われています。



しかし、実際犠牲になっているのは、職員であり、それが最終的に利用者に関わってくることを考えてほしいと思います。



今回、私自身の身の振り方で、なんとかなると思いましたが、ことは非常に根深いことが分かりました。



今日、私の所属する施設長と話をしました。実は、移動人事の件を告げられてから、ゆっくり話したことがなかったのです。
今回の件の謝罪もされました(ひっくり返ることはありませんが・・・)。


一度、外から法人を見て、考えて、再度半年か1年後に戻って来てもらえたら・・・とも。

まあ、これは挨拶的な意味合いもあれば、真面目な部分もあります。正直な気持ちとは思いました。



自分の力量は認めていただけたことは嬉しいですが、もっと柔軟な考え方が出来なかったのか?と、この部分では残念です。



一度決めたことは、誰が辞めようが、文句を言おうが結構する・・・。まあ、組織だから仕方ないでしょう。福祉業界であろうと・・・



逆に柔軟性があれば、職員も認めてもらえたことで、意欲も出るだろうし、理事長等に対する認識も変わってくるでしょう。



知的障害者施設・・・。主人公は利用者であることは確実ですが、脇役は保護者であり、施設職員でもあります。映画や物語とすれば、この監督である理事長以下決定権を持つ管理職は、監督であるわけです。


監督がひどいと、ロクな物語・・・映画しか出来上がらない訳ですね。




私は、今回小さな脇役を降りました。大勢に影響はありませんが、むなしい物語を見た感じでした。
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意見もいろいろ・・・

2015年03月09日 | Weblog
先週の契約終了の件で・・・


先週の終わりに、福祉法人の総会があり、その件が発表されました。多くの方が、納得のいかない異動を受け入れていたようです。

まったく下手な人事異動・・・。もう少し頭を使えよ!と言いたくなります。




辞めていく職員は、結構法人のやり方に批判的な方も多く、真面目な方ほど、納得できずに退職します。


その他の方は、納得はしないけど、組織としてしかたなく受けているようです。



今の職場グループで、勤務以来、いろんな面でいやみを言ったり、嫌な言葉をかけてきた同僚の先輩は、世間を知ったような感じで、
「組織というものは、そんなもんだ。一度決めたことは、簡単に覆らないよ」


まあ、一般企業的な考えですね。



総会の発表以降、職場の周辺では、いろいろな意見が飛び交っています。


なぜ、辞める必要があるの? 異動か、退職かの2択しかない選択肢はありえない・・・、何があったの?等々・・・



今週以降は、皆さん気を遣ってくれています。職員室に入ると、それを感じます。いい意味でも悪い意味でも・・・



ただ、施設長は相変わらず、決まりきったことを繰り返します。「辞めるまでは会議に出てください。」



私は非正規職員です。時給○○円で働いている非正規です。




利用者の方々は、まだその情報を知らされていないため、いつも通りに接してくれます。それが嬉しいし、逆に悲しいですね。


おそらく来週には知らされる予定です。(保護者にも・・・)




まあ、たった1年間存在した非正規職員なんかは、記憶の片隅に残るだけでしょう。残らないかも・・・


未だに、なぜ異動の話を、引き受けなかったの?と言う人もいます。ちゃんと筋が通って、事前に調べる時間もあって(せめて1週間でも)、
正規として採用してくれて、納得出来る状況が残れば(後のことも含め)、もしかしたOKを出していたかも・・・・



でも、もう遅いです。何もかも後手後手に回った感じです。



今回の件で、誰も得をしていません。だからこそ悲しい事件になったんです。




先の職場の事件に比べれば、本当に小さな事件です。だから、大きな精神的なショックもありません。ただただ悲しいだけです。

こういう形で職場を去ることになることが・・・
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福祉法人も・・・

2015年03月08日 | Weblog
前回、現在の非正規職員の契約が終了します・・と報告しました。まあ、実質解雇状態ですが・・・



いろいろな人に話を聞いてもらいました。また意見をもらいました。


人によっては、どこかで結びつきもあるからこそ、その新たな場面で頑張ってほしい。いつかは、今一緒に取り組んでいる利用者が必要になる業種だから・・・という意見もありました。

確かなことです。ただ、それが来年度ではないことも確かです。もう、定年まで1,2年・・・。長くない職員生活です。



また、組織を守るため・・・という目的は分かるけど、一人ひとりはコマではない。一般企業との違いは、そこだろう。



大きな組織なのに、非正規職員に頼らざるを得ない状況って・・・? まだ正規になって・・・なら分かりますが、立場は変わらず(意見も出せず)やってくれ・・・も横暴な感じ。


また、この組織(法人)に古くから在籍している友人の話では、今までもこうした事件(人事異動にかかわって)は何度もあったようです。



その(法人の)やり方に、異論を唱えて辞めた古からの職員、通勤が出来ない場所だから・・・ということで、断ったら解雇。上の都合だけで、1年で異動・・・等。



何度も書きますが、これが一般企業ならば、しかたないことだと思います。あくまでも利益追求があるからです。


でも福祉法人は・・・?


根本的に、この福祉法人・・・大きくなりすぎて身動きが取れなくなっている状況もあります。


それに、批判して、また嫌気がさして辞める職員も多いのです。(確かに納得のできない人事が多いです)



そのため、その都度、辞めた職員の穴埋めに異動が必要になると・・・


法人を信じてやっている職員は、どんな人事を言われても、黙ってついていくしかない。




保護者も法人を信じています。


しかし、実際の利用者を援助している職員状況の実態はこうしたものなんです。




一番大切なことは・・・?


基本に戻って、援助する職員が安定して取り組める施設であれば、利用者に対しても安定した対応が出来ると思います。




大きな法人をここまでにしたのに、ただ組織が大きくなった・・との理由で、不当な人事異動が行われる現状・・・


世の中、そんなものだ・・・と言われれば、それまでですが・・・



NPO法人くらいの規模のほうが、福祉の原点で取り組めますね。なんか、悲しいです。
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またハローワークに逆戻りです。

2015年03月06日 | Weblog
先日、今の施設の所長から話がありました。「来年度、異動です」


実は、職員の個人面談があり、次年度についての仕事の継続の意思を聞かれました。もちろん、今の仕事にやる気を感じているので、
よろしくお願いします」と答えました。その数日後・・・



私は、現在の立場は非正規職員です。1年契約でもあります。



つまりは、「異動」の話に断ったら、来年はない・・ということになります。まあ、普通の企業ならそうですね。
ただ、今勤めさせてもらっているところは、仮にも人間を大切にしようと言っている福祉施設・・・・


でも、職員は大切にされないようです。



以前も書きましたが、昨年度までは入所施設で管理職をしていました。で、いろいろな嘘情報に施設長が騙されて?解雇処分(形は自主退職になっていますが・・・)。

今回は、非正規職員を無理やり異動させて、今までの1年間を「無」にするという暴挙。



まあ、これ、私がまだ若い(せめて40歳台まで)職員で、さらに正職員ならば、応じたでしょう。そりゃあ、組織がそういうなら、しかたないですよね。でも、今は非正規・・・。そこまでやる必要が、どこにあるのでしょうか?


その理由を聞くと、「前の職場で長年やってこられた経験を活かし・・・」とか、「新しい人ではやっていけない・・」とか、結局経験を考えられてのことらしいです。


しかし、その異動先というのが、今までの経験を活かせる場ではないのです。


全く未経験の場面がほとんどの場所です。



つまり、また新たに一から覚えていかなければならないのです。この年齢で・・・


この1年間、多くの覚えた内容、経験、利用者との人間関係等が、すべてなくなるのです。



去年、再就職した際に、その職場に採用されたなら、それも納得できたでしょう。しかし、1年間培ってきた就労支援という場面を、上の都合だけで、ましてや非正規職員が、新たにやっていけ!というのは、過酷以外のなにものでもありません。



人によっては、自分の経験や実力が認められたからじゃあ?というかもしれません。



この定年まで数年の、この年齢で、どうしろというのでしょう。


ましてや、この1年でいろいろ学び、さらに現状的に大きな変化が起きている状態です。利用者の方の就労場面が大きく変わってきたのです。
就労させてもらっている企業の根本が変化し、就労形態等も変わりつつあります。ちょうどその場面で、いろいろ対応してきた経過もあります。


上司は、そういったことは、全く関心がなく、ただ組織が回らなくなる・・・と・・・。



かつては、福祉施設として、小さな作業所から始められた現在の職場の原型。しかし、時がたてば、ただの組織になり、そこの職員は単なるコマでしかないわけです。元の立ち上げ時代の思いは、どこに行ったのでしょうか??



聞けば、今までもそういったことが頻繁に行われて、そのたびに辞めていった職員が大勢いる・・・と。



組織を守るために、個人を無視する、現状を無視する・・・


これが福祉組織の現状です。




そういえば、前の職場も、結局施設長が、自分の施設を守るために、私の首を切った(と聞きました)・・・ことと似ています。(おそらく、嘘の情報を入れた嘱託職員が、何とかしないと訴えるとでも言ったのでしょう)




福祉も企業化してしまうと、何ら変わらない・・ということです。福祉も終わりですね。



・・・ということで、また4月からはハローワークに行って、再就職先を見つける努力をすることになりますね。



人生いろいろ・・・、ちょっと疲れましたが・・・




再就職までの経過も、また少しずつ報告していきます。興味のある方は、読んで下さい。
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