現在、勤務させていただいている共同作業所ですが、今年の3月頃から、大切な納品等の仕事をしています。
いわゆるお世話になっている各業者から、商品の元を預かり、ある程度の形に完成させて、納品する・・・という流れの中で、毎日業者の方との連絡等も行い、人間関係の構築も兼ねての世間的な話もします。
この作業所で利用者の方が行っている作業工程は、様々な製品が世に出る前の、ホントに基本的な工程が多いですね。
当然、作業所に通われている方も、作業レベルは同じではありません。
難しい工程を行っている方もいれば、簡単な振り分けや工程に至る前の流れ作業もあります。
各利用者の給与は、その作業内容や普段の作業態度、また同じ通う仲間との協調性(勝手に一人では出来ません)等が加味されて、決まってきます。難しい作業を行っている方は、それなりにもらわれます。
最近、特に感じるのは、この”行程”がその商品が世に出るまでに、どれだけの価値のある仕事になっているのかな?ということです。
お世話になっている業者さんは、中小企業(いわゆる町工場的な)のところがほとんどですが、大元の納期の時期までに、行える工程は、少ないと思われます。つまり、その基本行程(基本部品の組み立てや箱の組み立て等)は、事前に行っておこないと、その組み立て工程に至ることも出来ません。
そういう意味からも、私たち共同作業所で行っている作業行程は、重要な部分を占めているのかな?と思う時があります。
誰かが、こういった基本行程をおこなわなければ、商品が完成するまで、より無駄な時間が流れ、消費者や大きな商品が世の中に出るまでに、相当の時間が経過することになります。
正直を言えば、基本行程なために、工賃自体は非常に少ないです。(中には、内職的に取り組まれている家庭もあるようです)。
また、逆に私たち作業所のメンバー(利用者)も、こういった作業が存在するからこそ、毎日の少ない時間での作業も行っていけるんだなあ・・・と感じます。その意味でも、非常にありがたいですね。
利用者の方は、そういった感覚は持っていない方がほとんどですが、あらためて意識するものでもないと思います。
職員の中にも、何もそこまで考えなくても・・・といった、安易な感覚の方もいます。
私なんかは、こういう業界に長くいるために、余計にそんなことを考えてしまうのかもしれませんね。
先日、少し納品から帰って際に、メンバーに対し文句を言ってしまいました(ちょっと怒りました)。
それは、持ち帰った仕事を、全く見向きもせず、知らない顔でいたためです。(また、何か仕事持ってかえったのか・・・的)
「これは、毎日のみんな(メンバー)の大事な仕事だ!これがなければ、みんな工賃ももらえないし、仕事も出来ない・・・!」
「それなのに、一緒に中へ運びいれようともしないし、勝手に持ってくれば・・・的な態度」
ここ数日前から、そんな感覚があり、私と一緒に連日納品に行ってくれているメンバーだけが、一生懸命動いている様子は、何か違和感がありました。
当然、持ち込んだ部品等を、来た来た・・・と言って、みんなで運び入れるのが、本来の姿と思います。
職員が強めに言わないと、誰も行動しようとしない・・・そんな雰囲気が、この日作業所に戻った際にもあり、少しキレそうになりました。(それは若い職員にも一部言えましたが、後日非常に反省が伺えたので、ある意味面白かったですね。)
私は、アピール(問題提起)も兼ねて、この日午後から休みを取りました(作業所の所長や主任さんとも相違談して)。
その日の終わりの会に、所長からその件の話があり、その翌日からは、それを意識した一部(これでも一部ですが)のメンバーが動き出しました。
普段から、そういった意識をさせるのも、職員の仕事なんですが、職員自身がそこまで意識していないと、全く意味のないことでもあります。
同時に、その日の作業が終わる際に、片づけも全く行わないメンバーもいます(重度の方ではありません)。
「そろそろ終わりましょう」という言葉をかけると、作業が途中であろうと、その作業をそのままにして、自身のタイムカードを押しに行き、カバンを用意に行きます。
昨日も、「その前にやることがあるだろう!」と注意しました。
むしろ、今までそういった方法がまかり通っていた・・・ということでもあるのでしょう。いい機会なので、メンバーの方にこういった意識を身に付けてほしいと思います。
私は、ちょっと厳しすぎるんでしょうか?
いわゆるお世話になっている各業者から、商品の元を預かり、ある程度の形に完成させて、納品する・・・という流れの中で、毎日業者の方との連絡等も行い、人間関係の構築も兼ねての世間的な話もします。
この作業所で利用者の方が行っている作業工程は、様々な製品が世に出る前の、ホントに基本的な工程が多いですね。
当然、作業所に通われている方も、作業レベルは同じではありません。
難しい工程を行っている方もいれば、簡単な振り分けや工程に至る前の流れ作業もあります。
各利用者の給与は、その作業内容や普段の作業態度、また同じ通う仲間との協調性(勝手に一人では出来ません)等が加味されて、決まってきます。難しい作業を行っている方は、それなりにもらわれます。
最近、特に感じるのは、この”行程”がその商品が世に出るまでに、どれだけの価値のある仕事になっているのかな?ということです。
お世話になっている業者さんは、中小企業(いわゆる町工場的な)のところがほとんどですが、大元の納期の時期までに、行える工程は、少ないと思われます。つまり、その基本行程(基本部品の組み立てや箱の組み立て等)は、事前に行っておこないと、その組み立て工程に至ることも出来ません。
そういう意味からも、私たち共同作業所で行っている作業行程は、重要な部分を占めているのかな?と思う時があります。
誰かが、こういった基本行程をおこなわなければ、商品が完成するまで、より無駄な時間が流れ、消費者や大きな商品が世の中に出るまでに、相当の時間が経過することになります。
正直を言えば、基本行程なために、工賃自体は非常に少ないです。(中には、内職的に取り組まれている家庭もあるようです)。
また、逆に私たち作業所のメンバー(利用者)も、こういった作業が存在するからこそ、毎日の少ない時間での作業も行っていけるんだなあ・・・と感じます。その意味でも、非常にありがたいですね。
利用者の方は、そういった感覚は持っていない方がほとんどですが、あらためて意識するものでもないと思います。
職員の中にも、何もそこまで考えなくても・・・といった、安易な感覚の方もいます。
私なんかは、こういう業界に長くいるために、余計にそんなことを考えてしまうのかもしれませんね。
先日、少し納品から帰って際に、メンバーに対し文句を言ってしまいました(ちょっと怒りました)。
それは、持ち帰った仕事を、全く見向きもせず、知らない顔でいたためです。(また、何か仕事持ってかえったのか・・・的)
「これは、毎日のみんな(メンバー)の大事な仕事だ!これがなければ、みんな工賃ももらえないし、仕事も出来ない・・・!」
「それなのに、一緒に中へ運びいれようともしないし、勝手に持ってくれば・・・的な態度」
ここ数日前から、そんな感覚があり、私と一緒に連日納品に行ってくれているメンバーだけが、一生懸命動いている様子は、何か違和感がありました。
当然、持ち込んだ部品等を、来た来た・・・と言って、みんなで運び入れるのが、本来の姿と思います。
職員が強めに言わないと、誰も行動しようとしない・・・そんな雰囲気が、この日作業所に戻った際にもあり、少しキレそうになりました。(それは若い職員にも一部言えましたが、後日非常に反省が伺えたので、ある意味面白かったですね。)
私は、アピール(問題提起)も兼ねて、この日午後から休みを取りました(作業所の所長や主任さんとも相違談して)。
その日の終わりの会に、所長からその件の話があり、その翌日からは、それを意識した一部(これでも一部ですが)のメンバーが動き出しました。
普段から、そういった意識をさせるのも、職員の仕事なんですが、職員自身がそこまで意識していないと、全く意味のないことでもあります。
同時に、その日の作業が終わる際に、片づけも全く行わないメンバーもいます(重度の方ではありません)。
「そろそろ終わりましょう」という言葉をかけると、作業が途中であろうと、その作業をそのままにして、自身のタイムカードを押しに行き、カバンを用意に行きます。
昨日も、「その前にやることがあるだろう!」と注意しました。
むしろ、今までそういった方法がまかり通っていた・・・ということでもあるのでしょう。いい機会なので、メンバーの方にこういった意識を身に付けてほしいと思います。
私は、ちょっと厳しすぎるんでしょうか?