知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

最初の利用者が来ました

2024年12月16日 | Weblog
おかげさまで、ようやく最初の利用者が契約を終えました。

事業所職員一同、ホッとしています。


連日、見学者や体験実習の方が来訪し、それなりにサビ管としても、業務的に忙しくなってきました。
というより、対応は私しか出来ない状況で、元B型勤務されていた支援員の方にも、電話対応等お願いしています。

ようやく、事業所らしくなってきたな・・・と皆で「これからだ」と感じています。


最初の業務内容である、地元からいただいた内職業務も、順調で、先月の内職の(たった数日ですが)給金をいただき、少ない額ながらも、初めての収入にほっこりした表情です。

来られる見学者や実習の方が、実際はA型が初めての方が多く、今から受給者証の申請という段階で、実際に契約となると、来年初めになりそうですね。


この地元自治体の福祉課は、基本、利用者さんは相談支援事業所を通して、必ず目的を設定してから契約という流れになるそうで、
セルフの方は受け付けないようです。そのため、時間がかかるのが難点。

今回、初めて契約された方は、元々A型を利用されていた経緯もあり、受給者証もお持ちでした。そのため、早い時期に契約となったわけです。

地元も、A型事業所が少ないという事情もあり、見学の依頼も多いですね。

来年の初めには、数名の契約があり、この調子でどんどん利用者さんを増やしていきたいですね。

まずは、名刺を作りました。(名前や事業所名は伏せています)





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見学者が来訪です。

2024年12月01日 | Weblog
また、福祉新聞で、こんな記事を見つけました。

「費用抑制が不可欠 障害、保育分野でも(財政審)」
https://fukushishimbun.com/jinzai/37949


相変わらずの政府の方針には、閉口します。自分たちの関係の締め付けはせず、出したくない(本音で)分野には、どんどん締め付けていく。
逆に、こういう分野では、もっと監査等を厳しくして(実際には嫌ですが)、ダメなところはどんどん締め付ければいいと考えます。


そういう、私の勤務するA型事業所も、12月を迎え、ようやく本格始動という形になっています。

12月2日(月)から、いよいよ見学者を受け付けており、この後、どんどん活動を開始していきます。(ただ、ほんとに遅すぎる感じはありますが・・・)
さっそく、明日は2件の見学者が来られる予定です。

先月は中頃に、ようやくハローワークの登録が終わり、なんとか内職の依頼も来て、事業所として形が整いつつあった、という段階で、
後は、利用者さんだけ・・・という状況まで来ました。
長かったです。

結局、オーナーさんが、コンサル頼みですべて行っているため、コンサルさんが動かないと、進捗状況が停滞するという部分が、
なかなか進展しなかったところでもあります。




内職も順調に取り組み始め、これを利用者さんに紹介出来る段階まできたので、後はどこまで興味を持ってもらえるか?ですね。

いよいよです。

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今更・・・

2024年11月16日 | Weblog
こんな記事を見つけました。
「障害就労A型事業所廃止の対応整理 厚労省、自治体に事務連絡」(福祉新聞より)
https://fukushishimbun.com/series06/37789


自分たちが行った施策の結果を、どう解決していくのか?という、いつもの課題が残されています。
何につけても、この国の政策は、こんなばっか・・・。

こうなるのは分かっているのに、何を今更・・・と思います。

確かに悪い事業所もいるにはいます。しかし、ほとんどの事業所は、利用者のことを考え取り組んでいます。
A型がなくなる、イコール利用者があぶれる・・・この図式が想像出来ないほど、馬鹿なんでしょうかね。


くだらない総理大臣に、くだらない各省庁の大臣・・・。(選択肢のない国民の選挙って、ひどいですね)

合衆国もそうですが、世界中が悪い方向へ向かっているような気がするのは、気のせい?
特に21世紀になって、明るいニュースがほとんど見当たらない。

マスコミも、悪いニュースばかり流すので、世界がだんだん暗くなっていく。

まあ、そんな愚痴も言いたくなる世の中です。


今、事業所は役所から「チャレンジャーだね」と感心されたほど、この時期に新たにA型を立ち上げるという、いわば「暴挙?」に、
とりあえず、やってみないと分からないと考えて、取り組んでいます。

先の見通し的には、あまり明るい未来は見えないのですが、まずは最初の一歩である、事業所の仕事探しから始まります。
地元の内職業者に連絡し、ようやく来週、面会出来そうです。

また、ハローワークにも、ようやく登録が出来、今日その知らせが来ました。まずは1歩前進・・・。

置いてあったホワイトボードも取り付けました(2枚)。



どんどん事業所っぽくなってきたので、パートの職員さんもやる気になってきました。


事業所立ち上げの際、オーナーさんが「自分たちは、全く素人だから、お願いします・・・」と言われましたが、思った以上に「素人」だったので、
コンサル頼りになっています。

いろんな書類や契約、様々な動きが後手後手になり、実際にはスタートラインに立った感じで、やっと前に進む感じです。

今後、どんな感覚の事業所になっていくのか?非常に楽しみでもあり、大きな不安もかかえています。
少しずつですが、報告していきます。

見守って下さい。


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挨拶回りしています。いろいろ考えることも・・・

2024年11月08日 | Weblog
認可が下りて、ようやく開設となりましたが、実際にはハローワークへの登録が進んでおらず、結局あまり変わっていません。

それでも、各相談支援事業所等への挨拶をして、開所したことをアピールし、利用者確保に向けて取り組んでいます。

地元の市に限らず、周辺の市町村へも挨拶回りを・・・。なかなか移動距離も長く、少々疲れます。
回っていると、それぞれ自治体によって考え方が違うのが、よく分かります。

積極的にこうした就労に向けた福祉(障害者向け)に取り組んでいる自治体もあれば、障害者就活・生活センター(いわゆる就ポツ)が機能していない自治体も・・・
そうしたことろは、委託によって専門業務を、各事業所に任せているところも・・・。

この方法がいいのか、悪いのか?については、それぞれの考え方の違いかと思います。

変に専門知識のないような行政関係が、そういった関係に関わることで、不具合も出ます。
逆に、対応が冷たいと感じる部分も・・・。


また、相談支援事業所の数も、それぞれの自治体の事情や取り組む姿勢を反映していると感じます。

中には、名前だけの相談支援事業所もあり、これについては、就労継続支援事業所についても、同様のことがありますね。

今日も、事業所の内部の設定等の準備を整えて、実際に利用者さんが来ることを期待して、雰囲気作りをしています。



今日、TV番組(ニュース)で、海外でITや様々な機械を使って「障害者の補助」をするという大会があったそうで(詳しくはニュース情報等で)、
この分野では、結構様々な方法で障害者へのアプローチが進んでいると感じます。

ただ、あくまでも身体障害者向けの対応が主になっているので、今後精神障害者や知的障害者、また高齢者に対するアプローチや、方法等も考えていってほしいですね。

特にアメリカを中心に、軍隊がある国では、戦争経験者の身体障害者数の数は、戦争に直接関わらない日本などとは、考え方の違いがあるのでは?と思います。
過去には、ベトナム戦争等での傷病兵への対応が問題化していた頃もあります。(映画にもなりました)

当然、障害者対応の商売を考える方もおり、これがいい方向に進めば、非常に期待できますが、逆に儲けしか考えない方は、
結局、中途半端なアプローチになったり、途中でやめてしまったり・・・。

特に就労継続支援A型は、そういうパターンが多かったために、現在の状況が生まれているとも思われます。

架空の話ですが、一時期話題になった日本のアニメ「攻殻機動隊」などは、身体も頭の中身も、それぞれ仮の機械の中で存在するという、
そういった考え方は、非常に面白いと感じます。

脳内の動き等が、明らかになれば、それぞれの原因も分かってくると思います。

ただ、一番難しいのは、この業界では直接的な人間での試み、試行や実態実験等がやりにくいという部分があります。
私は、こう業界でもやはりデータは必要と考えており、実際の対応とそれに伴うデータで、様々な対応を考えていくという方法がいいと思っています。

政府もこうした分野に、もっと予算をつぎ込んでいってほしいですね。

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事業所、開所です。

2024年11月01日 | Weblog
2か月前から準備してきた、就労継続支援A型事業所が、ようやく開設に至りました。


行政側がいろいろ諸事情で、なかなか動きが遅く、どうなるかな?と心配してましたが、2日目ほどにようやく認可の連絡があり、関係者全員ホッとしました。
いよいよ本格的に活動開始です。


一応、地元自治体の役所、ハローワーク、障害者関係の機関には挨拶を済ませ、実際に予定通りに開所できるか?が一番の心配で、コンサルさんが何度も役所に連絡してくれ、なんとか認可が下りました。

今後は、実際の活動として、内容の問題で、事業所でのメインの業務・仕事をどうするか?(いくつか当たってはいますが・・・)

また、一番肝心な利用者を集めることです。


今年度の初めに、厚労省から発表された3年ごとの改正で、今年は特にA型に対する風当たりが強く感じられ、全国規模でA型の閉鎖やB型への移行が行われていました。
実際、この地元の市では、元々A型が少なく、ほとんどがB型という土地柄・・・。そのため、A型を希望する方は、他の市町村や隣の府県に行くようです。

その意味でも、実際にA型を希望される利用者の方がどの程度おられるのか?そのあたりの把握をしなければなりません。
おそらく、B型に移行された場合も、1年はなんとか同じ収入も確保出来るとは思いますが、それも今後は先行きは不安定ですね。


オーナーは、開所を決断されたのが、2年前ということで、こうした改定がなされることは分かりませんでした。
しかし、一旦開所を聞けたからには、後戻りはできません。

とりあえず現状でやれるところまで、頑張ろうと言い合って取り組んでいます。


今日も開所式・・・と言っても、職員が全員集まってオリエンテーションと、今後の動きについて相談しましたが、その後、地元就ポツ(障害者就業・生活支援センター)に事業所のパンフを配りに行きました。

快く受け取っていただき、いよいよ本格活動開始です。


同業者等から、ありがたいことに、お祝いとして大きい観葉植物をいただきました。
感謝です。



この後、もうひとつ届いたようですね。


来週から活動します。また、順次報告していきます。





皆さんも、温かく見守って下さい。
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開所へ向けて一歩ずつ

2024年10月21日 | Weblog
11月開所に向けて、一歩ずつ前進しています。

本日も、今後一番お世話になるだろう、地元の健康福祉課を訪れました。(もちろん、事前にアポイントを取っています)

丁寧に現状を説明いただき、この令和6年度から改正になった報酬改定等の見直しで、全国で相当数のA型が閉鎖や、B型への移行を余儀なくされ、その一番に影響を受けたのが、利用者さんだったわけですが、
私の勤務する事業所は、こういう(いわば)大変な時期にA型を始めようとしたので、福祉課の担当者の方も驚かれていました(当然かも?)。

それでも、オーナーさんが一昨年あたりから計画され、ようやく現状に行きついたので、このまま止めるわけにもいかず、とりあえず3年ほどやってダメならB型に移行等を考えよう・・・ということで、
現在前向きに取り組んでいます、


逆に利用者さんは、行き場をなくして、A型を探しておられる可能性もあり、利用者さんの確保は出来るかも?との見通し。(そうなれば嬉しいですが)

もちろん、申請後の状況で、まだ確実に11月からとは決定しておらず、準備期間としては、少し短かったんですが、すでに箱(事業所)はあり、、またパートの支援員さんも採用しているので、
開所に向けて前進あるのみです。

私は、サビ管として、これで新規開所に関わるのは4つめ?そのため、期待感と同時に大丈夫だろうか?という不安感も、当然あります。
特に現在の世間の状況が悪い中、この中を乗り切るには頑張りしかありません。

せっかく、A型を開所するのですから、中途半端で終わらせたくもないので、なんとか良い見通しを持って取り組みたいですね。


ハローワークや、地元の相談支援事業所等にも挨拶をし、ほんとにこのまま11月開所を期待したいです(これが一番の心配ごと)。


福祉課の担当者の方が言っていたのは、こういう改定が行われる原因は、A型を儲けの対象にして、補助金等を目当てに、十分な利益も得られないのに、この事業を始めて中途半端にやっている一部の方のせいかも・・・?
と言われていました。
確かに、国保をあてに、たいした営業もせずに、利用者さんに給与を払えずに、名前はA型でも、形だけで終わってしまう・・・そんな一部の事業者のために、
国が罰を与えた感覚なのでしょうか?

でも、純粋に利用者のことを考えて、事業所を立ち上げた方も多く、常に一部の考えの悪い方々のせいで、難しい方向になるのは、どうしても解せません。

私が、就労継続支援のサビ管を始めた(平成時代です)頃から、そういううわさはありました。
また、そういう部分の方が、またマスコミが記事にするため(いい雰囲気でやっている事業所は取り上げてくれません)、余計にそれが大きな話題となって、国も動き出した感じなのでしょうか?


いつも感じるのは、一番大きな影響を受け、迷惑をしているのが、利用者さんであるわけです。

そういう意味合いも含め、まだA型をやって、そういった利用者さんを本来の一般就労へ向けて、取り組む姿勢を出したいですね。


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今後、A型事業所はどこへ向かうのか?

2024年09月06日 | Weblog
yahooニュースで、次のような記事がありました。

「障害者5000人が解雇、退職」で明るみに。ビジネス化が進む“障害者の就労支援”の実態」
(https://news.yahoo.co.jp/articles/78a04dec54e6d4c21db930da092c74f964d61aeb)

特に以前より、こうした問題点は指摘されています。ただ、言葉だけが先行して、多くのA型事業所が閉鎖したとか、B型に移行したとか・・・漠然とした情報だけが
一人歩きしています。実態はどうなのか?またその範囲は?等、詳しい情報は入っていません。

確かに私が勤務していたA型事業所も、12月いっぱいで閉鎖状態になりました(形は一時的な休止状態とは言っていますが、実際は閉鎖です)。

近畿圏の大きな都市部で、いくつかのA型B型事業所に勤務してきましたが、それほど閉鎖に追い込まれている事業所は聞いていません。

おそらくマスコミが騒ぐのは、関東圏内(特に東京都)の中での事象が主になると思います。
以前から、関東圏はA型の認可が出来なくて、苦労しているという話を、同じ関係者から聞いています。
その流れは、未だに続いているのかも・・・。


あくまでも、A型事業所は、利用者も含め契約の上に立って、まずは収入・儲けを重点に置きます。でないと、経営がなりたたないのです。
だからこそ、利用者さんへの条件は益々厳しくなっており、在宅禁止、週勤務5日(ぎりぎり4日)業務内容がこなせない方は、契約打ち切り等・・・非常に厳しいですね。

これにより、条件を満たない方は、必然的に契約打ち切り、他のA型へ行くか?B型に移行するか?になってきています。

こうした、内部的な変化、また条件の移行等、様々な部分を見ずに、単純な数としての「解雇・退職」また「A型の閉鎖」という文言が先行してしまうのでしょう。


実は、現在私が勤務するA型事業所も、未だ申請中で早ければ11月から開所出来る予定です。

オーナーの方も、その先行したマスコミ情報を気にして、「もっと早くから知っていれば、考えたのに・・・」と言っておられました。
ただ、私は「せっかく、準備したのだから、一度開所して、ダメなら素直に引き下がっては?」とアドバイス。

今後、この業界はどうなるかわからないので・・・とも。


今年もおそらく、最低賃金の引き上げが言われています(今回は、相当の引き上げになると思います)。
補助金が引き上げになるなら、ともかく、世間的な景気も上がらず、ただ「最低賃金」だけ引き上げても、実際に実が伴いません。

政府関係も、経済音痴なのか、先の見通しのない政策ばかり立てて、日本がこの後、どうなっていくのか?心配でもあります。


目の前の自分の生活ばかりを考え、また今の状況を打開する措置を考えず、自分の立場温存が重要とばかり、何もしない政府。
誰が総理大臣になっても、期待出来ないような日本は、もう望みがないのでしょうか?

すべて世間の状況や、私たちが接する業界にも、大きく影響してきます。


とりあえず、事業所の開設が優先課題ですが、先の見通しの無いのも、問題ですね。
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新しい提案

2024年08月14日 | Weblog
「B型と一般就労を併用 障害者の収入増に新たな道 東大先端研が新たな雇用モデル模索」
https://news.yahoo.co.jp/articles/482406ebfa721eb42fc3f86b484accfabb4e12a6

という題目で、いきなりネットのニュースで飛び込んできました。(基本、福祉新聞を拝読されている方は、既に情報が入っていると思います)

まあ、現在はA型事業所開設に向けて取り組んでいる状態なので、何とも言えませんが、非常に興味のある内容ですね。

機会があれば、覗いてみて下さい。
あくまでも、机上の案なので、これを実行するには、企業側・行政側・予算・施策・現場の意見等、様々な解決しなければならない課題があります。
ただ、提案としては面白いと感じました。
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いよいよ始動開始 新規事業所

2024年08月06日 | Weblog
8月1日より、新規事業所に勤務を始めました。

ただ、実際は、様々な書類を集め、現在事業所申請中という事情はあります。本当の開所はそれが認可されての10月頃になると思います。
それまでは、いろいろ準備ですね。

今日は、さっそく事業所の支援員の面接を行いました。

まだ、開所前というのに、結構の募集があり、現在7名の面接が予定されています(既に、本日で4名の面接が終わりました)。
贅沢な悩みですね、その中から選ばせていただくということなので。


今までも、新規事業所の登録は、何度か経験しましたが、ここまでいちから新規も始めてですね。それなりに期待感もあり、楽しみです。
コンサルも通しているので、特に心配はないのですが、進捗状況がのんびりしてるな・・・と感じます。

それでも、私自身はそれほど慌てていないので、こののんびりさもいいかも・・・と感じています。

ほんとに基本からなので、いろいろ考えながら、どうしていこうか?と悩み、試行錯誤・・・。


今後、進展状況を報告したいと思います。
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相談支援事業所のお手伝いをして・・・

2024年07月31日 | Weblog
いよいよ明日から、新事業所立ち上げの準備開始です。

職員募集に対する面接や、事業所の仕事確保、各関係機関への挨拶等、新規事業所ならではの初期業務が待っています。
特に、今回立ち上げされたオーナーさんたちは、全くの福祉系素人のようで、まずはそこから・・・という訳です。

期待感と不安感が同時にやってきますね。ある意味楽しみですが・・・


そういう訳で、今月は身体が一応空いていたので、知り合いの相談支援事業所の方が、業務が忙しいので手伝ってほしいと言われ、
昨日まで数回手伝いました。

書類整理や、役所への書類申請提出等、1か月間、ぼーっとするよりはいいかな?と思い取り組みました。

元々、施設やA型B型就労移行、生活介護等、直接的に対応する業務はいろいろ行いましたが、
今回のように相談支援という業務は、初めてで、特に利用者さん本人以上に、保護者の対応がなかなか大変と感じました。

成人されている利用者の方は、基本的にA型やB型の利用者さんと変わりませんが、
放課後デイ等を利用されている利用者(未成年)の対応や、その保護者さんの対応は、少ししか経験がありません(全くないわけではない)。


今までも、A型の利用者さん(特にシングルマザー)の子供に関する悩み事は、相談に乗ったことはあります。
今回もそれに近い状況もあり、考え方は近いものがあるなあ・・・と感じました。

ただ、気になるのは、どうしても対象になる保護者自身が、精神的に罹患しており、何かしらの精神病を持っておられる場合が多く、
その点を加味しながらの対応になるため、一般とは違う難しさがあります。


A型等ならば、事業所に合わない、対応しきれない方については、ある意味拒否できる部分もあります(一応契約書にあります)。
ところが、相談支援については、利用開始から、その拒否が出来ない仕組みになっており、
当然、相談が必要だから利用者しているのに、対応できないから拒否できるわけもなく、はやり親身になって最後まで対応する必要はあります。

逆に、利用者さん側から、「この相談支援さんは、ダメだ」と言われれば、利用者側から断り(相談支援の解除・変更)は可能です。

確かに難しいケースも多く、ある程度以上の知識や経験が必要になってきます。

下手をすると、考えすぎて、相談支援自身が病んでしまうパターンも少なからず、見てきました。


今まで、
就労支援側で相談支援さんを頼りにしてきましたが、大変な業務であることを実感したので、有難いと感じると同時に協力の必要性を感じました。

そういう意味では、今回の相談支援事業所のお手伝いも、いい経験になったと思います。



ひとつ、今回のお手伝いをして思ったこと、感じたこと・・・

利用者の方の整理をしていて(一覧表がなかったので、急遽作成しましたが)、最近の放課後デイを利用される未成年(特に10歳台)の方のお名前が、
なんと読みにくい・・・
キラキラネームという言葉もありましたが、そういうものではなく、
それぞれのお名前の漢字の読み方が、いわゆる当用漢字の読み方ではなく、個性的な(そんな読み方出来るのかな?状態)お名前の方が多かったこと。

それは各子供さん本人の問題ではなく、結局その「名づけ親」である保護者の問題です。

今の10歳代の保護者というと、だいたいが30歳代から40歳代にあたると思います。

最近のPCは賢くて、そういう名前も出してくれますが、さすがにそれ無理やろ、という名前の読み方もあります。


実際に、フリガナがなければ、学校関係(担当の先生)もその方の名前が読めない状態が出てきます。

かくいう私が、今までそういう経験をしてきました。
未だに私の名前を最初から読める方は、未だに(60年以上生きてますが)いませんでした。今後もいないと思います。

そういう読めない名前が多いですね(半分以上です)。


個性的な名前・・・と思えば、それでいいんでしょうが、読んでもらえない寂しさを感じたことがないのでしょうね。
個性は、名前ではなく、本人の態度や思い、性格、過ごし方・生き方等から生まれるもので、最初から名前で、個性を表す必要はないと思うのですが・・・

私も嫌な思いをしてきたので、それをどう感じるか?は人それぞれでしょうが・・・

名前は大事です。



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