知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

なんとか1年が終わりました。

2022年12月31日 | Weblog
今年1年、いろいろ精神的にも辛い時期があり、相当悩み悩みして、なんとか過ごしてきた感があります。

結局、利用者さんの問題ではなく、結局事業所のあり方、職員・同僚の方々の仕事に対する意識の問題等、自分ではどうすることも出来ない事情で悩んでいた感があります。


先日も、事業所最後の勤務日、ということで、出勤利用者さん皆で大掃除。

事業所内の清掃・整理・また近辺の地域清掃ということで、ゴミ拾い等を行いました。


ただ、基本的には、こういうものは、施設長なり、全体を指揮する担当者がいて、その方に指示をあおぐのが普通と思いますが・・・
その点が、以前から言っているように、まず施設長は他人任せ・・・
一番若い作業担当者が、いろいろ考えを練って、計画を立ててくれました(私も当然、手伝いをしました)。

しかし、少し古手(と言っても私よりは1年ほど長い)職員が、せっかく決めた計画を無視して、自分のやり方を言います。

勝手に自分の考えた方法に沿った掃除道具も買ってきたりして、どんどん勝手に指示しますが・・・

ここで、私はたまりかねて、施設長に言いました。
この大掃除は、誰の指示に従って動けばいいのですか?と・・・

それに対し、施設長は(いつも通り)困って、「そうやね・・・」と答えを出しません。

勝手にやっている古手職員も無視・・・


私は、本当にキレて、自分が思うように(一応、計画書にのっとって)掃除を始めました。

すると、例の古手職員は、それまで自分の勝手に動いていた掃除関係をやめ、自分の主たる厨房関係の掃除を始めました。
じゃあ、今までの動きはなんだったんだ?って・・・
最後の最後まで、こんな調子の事業所ですから、どうしようもない・・・


結局、元々計画をたてていた、若手職員と私の2人が主になって、最後は軽い飲食会も行い、無事終わりました。

皆さんも、結局何が一番悪い部分なのか?はよくわかると思いますが、
何も指示しない施設長と、勝手にやって責任も取らない古手職員と、それをうまく回せない職員集団・・・

この調子で、来年もやっていくのか・・・と思うと、また悩みそうです。


少しいい兆しも・・・

以前、全く相手にもしなかったアクセサリー作りについて、施設長が前向きになってきたこと、
なぜか?

実は、自分がやる気になって、前向きにやってきた弁当販売(外部の駅等で販売する)が、全く売れず・・・
酷い時は、60個持っていって、3個しか売れなかった・・・なんてことも・・・
相当ショックだったようで、そこで、こういう方向転換になったようですが・・・

以前も言っていたように、その内容については全く知らず、内容についても知ろうとせず、任せっきり・・・

だからハローワークの求人案内にも、詳しいことが書けずに、項目(アクセサリー作り)だけで、内容を書けず・・・


何を考えているんでしょうね?


まあ、それでも、大晦日を迎え、いろいろあったなあ・・・と、思い返し、少しは来年に向けてやってみようと考えることもあります。

今年もありがとうございました。

よいお年をお迎え下さい。

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クリスマス会をしました。

2022年12月18日 | Weblog
就労継続支援事業所では、労働勤務することだけでなく、ときどき楽しいイベントも開催します・・・という触れ込みで、
新たな利用者の方に説明します。


今回も、定例の行事、クリスマス会を少し早いですが、開催しました。

以前は、バーベキュー大会等も行われていたようですが、
実際には、仕事内容等の問題、納品日の問題、利用者さんの出勤数も問題等、様々な課題があり、
最近では2か月ごとくらいに、イベントを企画して行っています。

ほとんどは定例の行事的なものが多いですが、その開催日の問題等もあり、スムーズには出来ていないですね。

今回は、昨日の土曜日にクリスマス会を催しました。


ところが、企画担当の若い女子職員が、悩みに悩み、実際に開催した後も公開いっぱいで悔やんでいます。
なぜか?

まず、参加利用者の数が少ないこと。
準備に他の職員・スタッフが手伝ってくれないこと(今回も手伝ったのは私と、調理関係の方だけでした)。

内容の精選に時間がかかること、
自分の納得したものが出て気いないこと、
自身の要領の悪さから、スムーズに進行出来ないこと・・・等々


私は、とりあえず内容はともかく、利用者の方々が楽しんでもらえれば良いと考えているので、
今回も、「楽しかった」「面白かった」という感想を聞き、安心しています。

特に、普段あまり出勤しない方や、最近来たばかりの方から、そういう感想を聞くと、ホッとします。


利用人数が減った理由・・・

今回、席順を決める際に、どうして参加人数が少なくなったのか?という原因を探りました。
すると、すでにこの半年以内に、いろいろな事情で退職していった利用者の方が、参加していた現実がありました。
そういう方々の参加があったので、それなりの参加人数が確保出来ていたようなんです。


また、数か月前までは、皆が参加しやすい曜日・・・木曜日や金曜日等に開催していたのですが、
最近は、前述したように、納品日の関係等も含め、土曜日に移行いたようです。(その理由は、今回初めて企画者から聞きました)

さらに、例の施設長の考えから、土曜日の出席率が低いので、それを上げるために土曜日に・・・ということもあったようです。

結局、それは自分たちの都合であって、利用する側、参加する側からいうと本末転倒になります。


まずは、平日の木曜にあたりに開催して、イベントって面白いから、また参加してみよう・・・という気持ちが高ぶり、
じゃあ、土曜日でも行こう・・・という流れにならないと、上の考え方には至らないですね。


今回、企画した方の悔やみも、結局は自分が満足できるものにならなかった・・・というのが、そもそもの原因。

実際は、利用者の方が楽しければ、内容なんて二の次・・・だと思います。


どんどん、新たな企画を行って、楽しい時間が過ごせた・・・と感じ、それをもっと周りの他の(参加していない)利用者さんに口コミしてくれれば、
もしかしたら、参加者も増える可能性もあると思います。


今回の企画者の方も、非常に要領が悪く、準備もたくさん手伝いましたが、一緒に取り組んでいて、ホントに要領が悪いなあ・・・と思ったのは、
自分のプライベートを常に優先していること(友達や彼氏と遊びにいくこと)、
準備している途中で、LINEしたり、集中が出来ていないこと、
こっちを準備していても、途中で思いついたことがあると、それをほおっておいて、
違うことに走ること・・・等

これでは、十分に出来る訳はありません。


最後は、一緒に頑張って準備してきた私らに、
愚痴をこぼして、うまく出来なかった・・・とか、皆が動いてくれなかった・・・とか、満足出来ていない・・・とか。

一番は、お手伝い、ありがとうございます。でしょ。


で、楽しかったですね。で、終わるのが一番。

一緒に準備しても、楽しくないのが、こういう企画者のまずさですね。


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新規利用者、新規職員、来ない・・・

2022年12月12日 | Weblog
事業所は、常に利用者の定員が満杯でない限り、新たな利用者を受け入れています。

また、職員も同様で、必要ならば、出来るだけ採用する状況があります。


しかし・・・

来ない・・・


一応、事業所は様々なところに募集をかけています。(利用者さんも、職員も)

ところが、その募集時の内容に問題があり、
例えば、ハローワークやその他求人サイトに出すのですが、事業所の作業・仕事内容を説明する際に、項目だけで、説明なしとか・・・
(なぜか?これを出す施設長が、その内容を理解していない、意味が分かっていないため、書けない)

私も、違う事業所の施設長さんにたまたま、「あんたとこの求人広告、あかんで(大阪弁)」と言われ、初めて気が付きました。
自分でも驚きました。


項目だけで、内容を記述していないものも・・・


これでは、誰も応募してこないですね。

最低、住所が近所だとか、駅から近いだとか、そんな感覚ならば来ますが・・・・。


実は、今年の春に、この事業所から枝分かれした事業所があり、3分の1程度の利用者さんと、職員が異動しました。
その際にも、それぞれの事業所の特色を分けて、特徴を出してやっていこう・・・ということで、
主に、向こう側(新しいほう)は、施設外就労中心で、こっちは屋内作業+施設外就労でいこうとなり、
それぞれの特徴を記述して、募集もかけました。

ところが、ふたを開けると、向こう側はたくさんの利用者さんが応募してきて、一気に増え、こっちは減る一方です。
(その原因も、うちの施設長は、仕事が出来ない人は辞めてもらう方向性だからです。それを阻止しているのが、私です)

元々、精神疾患や難病、その他療育手帳等の方が来られています。
A型は、そのケアもしながら、仕事に頑張り、時間や仕事に慣れてきたら、一般に就労へ・・・というのが目的です。

今の施設長は、法人から売り上げを上げろ!と常に言われ、それを達成するためだけに(自身の保身でもあり)、
利用者の方も、ちょっと調子が悪いとか、体調が悪いので、出勤率が下がった・・・とかで、
退職を促すので、私がなんとか食い止めています。


本来のA型の存在価値を理解していないにか、たぶんA型がどういうものなのかも、分かっていないようですね。

よく、こんな感覚で施設長が出来るもんだと、感心します。ある意味。

一番、迷惑なのが、この事業所で働いている利用者さんであり、職員だと思います。


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