知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

私も復活・・・かな?

2013年02月05日 | Weblog
流行性結膜炎にかかり、施設内ではインフルエンザの流行もあり、非常にバタバタした1月の下旬でした。


しかし、全体的に落ち着きを取り戻し、検温者もなく、普段の状況がようやく戻ってきました。私自身もなんとか復活?昨日から復帰しています。


インフルエンザ流行時に、やや精神的に異常をきたした方がいました。例の治療薬のせいではありません。


元々、普段の生活に多少の不満をかかえたまま生活をしていたところに、インフルエンザに罹患し、その後精神状態が悪化した・・・という感じです。全く、服薬には縁のなかった方なんですが、さすがに自分自身ではどうしようもなくなった感がありました。


夜間寝られなくなった、好きなTVを観なくなった、自分でも行動が抑制できなくなった(暴力的な部分は少なかったのに)、食事が喉を通らなくなった・・・等々です。


以前は、自分なりにいろんな趣味を持ったり、自分の時間もうまく過ごしていた方なのに・・。


きっかけなんでしょうか?



現在は(といっても、まだ数日ですが・・)、精神薬を服薬することで、やや落ち着きを取り戻してきました。食事も食べています。ただ、まだ好きだったTVは全然観ていません。本調子には戻っていない状態です。



もう少し落ち着いたら(元の状況に戻れば)服薬も中止して、以前の彼になると思うのですが・・・



精神面の変化はある意味、非常に怖い部分がありますね。(これは一般の方でも同じです)


支援の側は、そういった面も含めケアが必要と思います。毎日、顔を見て話を聞き、意見を聞いて、一緒に様々なことに取り組んでいく。


今までも、突然?状態が変わった方も見られています。ただ、職員側でその変化の兆しに気が付かなかっただけなのかもしれません。もちろん今回も・・・


普段のちょっとした会話や、冗談も、本人にとっては職員とのコミュニケーションだと思います。いずれも、以前に私が担当したことのある方も多く、変化を見逃さない・・・ということは、非常に大切な部分だなあ・・としみじみ思いました。


今は、全体を管理する側にたっているので、利用者さんの直接的な対応は、各担当者の方に任せていますが、利用者の方と職員(担当者)との相性も含め、本人の状態を把握することが必要です。



明日は関東以西で大雪かも・・とのこと。また寒さが戻ってきます。体調には十分注意を・・・。
コメント
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