知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

今日、退職しました。

2018年10月31日 | Weblog
ついに、この日が来ました。


契約終了で、本日にて退職しました。



メンバー(利用者)の方には、仕事終わりの「終礼」まで、秘密にして、最後に話しました。皆さん驚きの顔・・・。
すぐに送迎に入るので、ゆっくり話する機会はありませんでしたが(まあ予定通りに)、残念がってくれる方、元気で・・・と言ってくれる方、お世話になりました・・・とわざわざ言ってくれる方も・・・。

明日からは、仕事はどうするの?と心配してくれる方もいて、さすがに皆さん、状況が分かってらっしゃる。


メンバーの方の中には、一般に近い方も多く、仲の良かった方には、事前に伝えていました。




面白かったのが、各納品する会社関係の方が、それぞれ今後を心配してくれたこと。残念がってくれる方が多かった(まあ挨拶でしょうが)こと。同じ町だから、また会えるよね・・・と言ってくれる方が多かったのが、職場の雰囲気とは違いました。


やはり、単なる取引先感覚ではなく、世間話もしてきたので、余計に顔見知りになった感じが強いですね。




一番、対応がひどかったのは、やはり施設長ですね。

朝、送迎前に挨拶に行ったときも、なんの返す言葉もなし。(早く終われ感覚)
最後まで仕事が終わっていないのに、「職場用の携帯をさっさと返却しろ」と、最後までひどい対応。

施設長から、退職の説明や紹介があるかと思ったら、何も言わず、結局現場の仕切りの職員にゆだねる始末。


ここが残念でしたね。

メンバーさんより最低です(人間的にも)。




まあ、そんな感じで終わりました。


仕事としては、メンバーさんとの仕事、会話、納品に関わる会社関係等、楽しいことの方が多かったですね。そういう意味では、この2年間は充実した仕事が出来ました。



明日からは、また職探しです。


出来るだけ、年齢的にもこの業界からは離れにくいので、同じ関係の仕事を模索しています。



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残り後2日・・・なかなか辛い毎日。

2018年10月30日 | Weblog
契約終了まで、あと2日となりました。今月いっぱいで失職です。


一応、次の仕事も探してはいます。面接も受ける予定があります。それでも、確実ではないので、毎日が不安で・・・





職場も、気を遣ってくれる職員と、そうでもない職員・・・。メンバー(利用者)さんには、何も伝えていません。ただ、よく会話している身体障害の方や、精神障害の方には、話が分かるので、この件は伝えています。残念がってくれたり、事の成り行きが「納得できない」「なんか、モヤモヤする」と理解を示してくれています。


腹が立つのは、同期の女性職員(パート)です。

自分自身が、当事者になった可能性もあるのに、全く感情がないのか?スルー状態で、逆に活き活きと仕事しているようにも感じます(これは私の考えすぎ?)。



作業所関係(就労支援A型、B型)ならば、運転免許は必須の訳で、なぜなら、利用者の方たちの送迎や仕事に関する公用車の運転は、職業上必要です。おそらく、求人情報にも必ずのっていると思います。

また、同時に運転免許初心者(ペーパードライバー)でも、利用者を乗せるのは、危険性が高いため、やや遠慮される傾向があります。



そんな世間の常識が、この施設(作業所)では、通用しないのが不思議です。



メンバーさんは、未だ何も伝えていないので、普通に接してくれますが、後2日でお別れだと思うと、これも辛いですね。




こういう施設は、施設長が勝手に職員の処遇を決めてもいいのでしょうか? 少し問題があるような職員を雇って、自身が「俺はこういう人間だ、世間とは変わってるけど・・・」なんて、思って、自己満足しているような・・・。まともに仕事をしている人間は、たまったものではありません。



3障害を対象にしていますが、決して精神障害の方にひどい言葉を投げかけては、「もう来なくていい」と言って、対応せず。また、軽い知的障害の方には、強い言葉で泣かすことも・・・。
各保護者は何も知りません。ここは、保護者があまり表だって出てこないので・・・。

私設長は、いろいろ事件が起きるたびに、自身の勲章のように勘違いしています(そのうち自慢話になりますね)。「俺が、(過去に利用していた女性に)”あのバカ女”って言ったら、相談センター等で怒られて、問題になったけど、”バカ女はバカ女だ”・・・と悪びれる様子もなく、自分の言葉に納得しています。

まあ不思議な施設。




私が、辞めるので、話を大きくしていると思われるなら、それは間違いです。



精神障害の方は、こういう事象に対して、帰宅時に相談センターに行き、訴えているようです。それでも改善がないため、施設長が呼ばれ注意を受け・・・の連続。それでも、これがまた本人の自慢話のひとつに変っていくわけですね。改善されるはずがありません。



今、給与の安さ(ある程度、しかたない・・・とあきらめていましたが)、待遇の悪さ、(人によって)仕事量の違い、利用者に対する対応のまずさ、利用者の向上する方向性がないこと、いろいろ考えると、職場を去ることは、いい機会なのかもしれません。





なぜ、マトモな施設がないのでしょうか? 私がそう感じるだけ??





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いろいろ思うこと・・・

2018年10月20日 | Weblog
この夏の台風は、いろんなところで、問題が生じているようですね。



地元のA型作業所では、主な作業が畑だったため、台風の影響をもろに受けた状態です。

また、同じ作業所内で、最近私の勤務する作業所で収穫した芋(安納芋)を分けてほしい・・・という申し出があり、譲りました(一応、代金はいただいたようです)。



私の勤務する作業所・法人は、前回にも説明した通り、経営難という名目?で私一人が契約続行不可になり、いわゆる解雇状態です(厳密には違いますが)。

最近、多くのA型作業所が立ち上がりましたが、いずれも経営がうまくいかず、継続が難しいところが出てきているようです。


それも、基本的な収入源が、企業会社関係の下請けならば、ある程度定期的な作業も望めますが、自然・天候に関係する畑作業が主になると、これは博打に近い部分を感じます。



前述したA型作業所も、ここ数年は経営が思わしくなく、作業所経営者自身が自腹を切って、メンバー・利用者の方に給金を払ったり、勤務時間を減らしたりして、なんとか乗り切っている状態ですね。そういった作業所は、全国各地で見られるのではないでしょうか?

国が、うまい話のような感覚で、推し進めてきた働く障害者対策なのですが、実際は難しい部分が多く、バックアップもされていません。


今後、こういった作業所・法人は増え続ける可能性は、大ですね。




一方、私の勤務するB型作業所は、ある意味、経営がしっかりしていれば、継続出来ると思われますが、なぜか?うちの作業所・法人は、理事会なのか施設長なのかが、経営下手で、ロクな職員は集まらない(私もその一人かも?)、メンバーはどんどん辞めていく、補充の利用者を確保出来ない、仕事が出来ない職員を優遇している・・・等、最近見ていて思うのは、決して義理人情で施設長は出来ない、経営者にはなれない・・・ということです。


必ず、法人運営には金銭が絡んできます。


たかだか、月10万程度の給料で働いているパート契約職員を、継続出来ないなんて・・・(正職員でも、あまり役に立っていない職員もいます・・・私以上に仕事が少ない)、そんな法人は、あまり長続きしないでしょうね。


国の方針も、見かけ倒しの障害者雇用ではなく、現状に合わせた対策が必要です。



やってはみたが、経営が困難で難しかった・・・というのは、一般の起業とは意味合いが違うものです。

それは、一番迷惑を被るのが、結局は利用する障害者の方たちだからです。



最後まで面倒をみることは一番重要ですが、逆に儲け重視や職員や利用者をないがしろにするような施設・作業所には、警告し、継続にはある一定の大きなハンデを付ける・・・ような方策が必要です。



昔から、こういうことは言われ続けていますが、実際に実行されるのは、何十年後なんでしょうかね。





※ここからは、またいつもの愚痴が始まります。(読みたくない方は、ここで切り替えて下さい・・・笑)

前回にも伝えた通り、私はこの10月いっぱいで、契約終了・継続不可になり、後10日ほどで、またまた失職状態です。



一応2年間勤務したわけなので、同じ職員は、結構気遣ってくれていますが、施設長や古くからいる管理職(女性・ほとんど利用者と関わろうとしませんが・・・)は、契約が1か月もあるにも関わらず、非常に冷たい対応をされます。


まず、10月の会議は、全部呼ばれず(前回など、会議日時も知らされず・・・メンバーと一緒に知った感じです)、また作業所関係の行事にも呼ばれず・・・、全く無視状態です。

これは契約書には記載されていないので、思わず労基へ走ろうかな?と思ったくらいです。


まあ、当然、施設長権限で判断したのでしょうが・・・(その女性管理職も、曲者で、私を当初から毛嫌いしており・・・経験者なのが気に入らないらしい・・・施設長にいろいろ悪いアドバイスをしているようです・・・他の職員情報)、後10日ならば、その判断も有効かもしれませんが、1か月間もまだ勤務するのに、メンバーの状況や行事等、参加して最後までメンバーと過ごすことが出来ないのは、どう考えてもおかしいと言わざるをえません。

逆に、職員の方が、気を遣ってくれて、会議日時を教えてくれたり、会議日の業務終了後の対応等をアドバイスしてくれたり(この方は決して管理職ではありません)、本来施設長やそのクソ管理職がするべき業務です(私も管理職が長いので、その点は非常に不思議です)。

私は、最後の日までメンバーさんには、辞めることを秘めておくつもりです(最後の日に伝えるつもりです)。ただ、中には職員の様子を観察している、勘のするどいメンバーさんもいて、何か雰囲気の違いを感じているみたいですね。



私が業務から抜けることで、一番迷惑を被るのが、その一番気を遣ってくれている方です(現場の仕切りをされています)。本来、職員数が少ない頃に、その方がやっていた業務を、私が引き継いだ感じなのです。


他の職員は出来ないのか・・・?と思われますが、以前にも投稿しましたが、後一人はジェンダーで(別に差別意識は全くありません)、元々女性なので力仕事はやや困難かも・・・と思われているようです。(私は、個人的には一番気が合う職員ですが)

また、もう一人は女性ですが、30歳を過ぎて、漸く世間に出てきたようなニートなのか引きこもりなのか?(30歳までATMの使い方も知らず、交通機関もうまく利用出来ず、美容院も最近初めて行ったと言ってました。当然、車の免許もなく・・・とる気もないようです。未だに、自身の買い物は、施設長が勤務時間外・・・昼休みに連れていっています???)

まあ、この方については、いろいろ問題が多いのですが、施設長に言わせれば、「自分がここに勤めさせた責任があるから・・・」とのことです。


実は、この女性と私は同期なんですが、社会経験がないせいか、30歳以上の年齢差があるにも関わらず、ため口です。また障害者に対する接し方も知らず、その知識も全くなく(研修も行っていません・・・施設長が行かせていないため)、こういう作業所・・・比較的レベルが高い方が多い・・・が、いわゆる障害者施設なんだ・・・と誤解しているようです。

まあ、愚痴なので、読み流して下さい。



フォローにはなりませんが、この方、ひとつ間違うと、今回の契約不可が自分だった可能性もあることを、身を持って理解しています。それは、通所作業所にも関わらず、運転免許を持っていないことです。(これは一番の問題)
今回の、理事会も、一番の契約継続不可は私でしたが、いずれ彼女にもその白羽が立つだろう・・・ということです(私設長談)。それは、契約続行の条件が「1年以内に運転免許を取得すること・・・」だそうで、現在の彼女の賃金からすると、ほとんど不可能な状況です。(前述しました、私と同じパート契約なので、月10万強の給与で、安いワンルームマンションに一人住まいなので、生活はギリギリ状態のようです。ここから免許資金が出るわけはないですね。)
ある程度、覚悟はしているみたいですが、先ほど書いたように、施設長が温情や個人的な感情で、なんとかするのでは・・・と、私はにらんでいます。



今回の契約続行不可の件では、彼女には全く何も思っていません。むしろ女性職員の存在(もう一人はジェンダーであり、もう一人はメンバーと関わらない管理職なので)として、私以上に必要かも・・・と思っています。

先ほど、いろいろ彼女の悪口のように書きましたが、ひとつ感じたのは、観察力が優れていることです。

今まで社会経験がないことも、逆に作用しているのか、メンバーの様子を、よく観察していることです。(私設長が言うには、他の正職員の記録はあまりよくない・・・とのこと)




まあ、後10日・・・。

親しいメンバーさんも多く、特に身体障害の方たちとは(ほとんど一般の方に近い)LINE交換もして、普段から情報も共有しています。近々、その方々にも辞めることを知らせるつもりです。

たった2年間ですが、メンバーさんや職員には感謝しています。



それが、唯一の救いかも・・・。



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大きな法人と小さな作業所の違いも・・・

2018年10月10日 | Weblog
今回、作業所の経営難で契約不可能になり、今月いっぱいで退職になった私ですが、いろいろ考えると、結局は小さな作業所は、こういった事象が起きると、理事の判断も小心者的な感じがします。



経営難というのは、実際のところ、理事たちの経営が下手だった・・・という結論になりますね。その犠牲が私・・・?


施設長が、今回の件で非常に申し訳ない感じで言っていましたが、以前(2年ほど前から)から経営難が取りざたされていて、それに対して何の手立ても打たず、実際に現場で仕事をしていない職員に多額の給与を渡したり(私たちの2,3倍ですよ)、現場を知らない理事たちが、現場の流れを分からずに、勝手な判断を下す・・・非常に最悪な方向性だったように思います。



職員の首を切る(実際は、名目上契約継続不可ですが)という最悪の結果は、理事や経営者にとっては、最低の行為・判断ですね。自身たちの経営能力の無さを、自分たちで認めたわけですから・・・。


例えば、職員が仕事が出来ないとか、利用者に対しての対応が悪いとか(メンバーからの苦情が出ていたとか)、職員間の意思疎通が悪いとか?そんな事情なら、しかたないかもしれません。


現実的に、仕事を問題なく継続している人間(職員)を簡単に切る行為は、恥ずかしい限りだと思います。






・・・とまあ、いろいろ愚痴を書いたんですが。






3年前に、ここもいろいろあって、1年の契約にて終了した作業所ですが、その際は、異動を言い渡されて、それを拒否したために、契約続行がなくなったんですが、今回とは随分意味が違います。そこは、大きな法人(経営施設数も多い)なので、今回のような小さな作業所とは規模も人的問題も全然違います。


ただ、思ったのは、そういった施設長の意識や仕事に対する姿勢ですね。



その際は、その年度3月で職員契約(パート)終了だったのですが、施設長は「最後まで職員なんだから、会議は出席しなさい」との言葉でした。ただ、当時は契約に関する話し合いがこじれていたせいもあり、なんというウザい話だ・・・と感じていましたが、現在のこの時点で思ったのは、今回のこの小さな作業所の施設長は、”今後に関係がないから、今月(契約最終月)は会議は出席しなくていい”というものでした。

それも直接話されるのではなく、直近の先輩職員(管理職ではありません)から聞かされた話です。


その方は、自身が今までやってこられた仕事を、私が引き継いでいるので(主に外仕事・・・納品や介護ベッド関係等)、その苦労を分かっています。そのため、仕事については認めてもらっているようです。




このあたりを見ても、いかに施設長の小ささを感じる原因ですね。


今日も、ひとりのメンバー(精神疾患を持っている)が、仕事途中(後1時間で終わり)で帰りたいと言って泣き顔で帰りました。

その原因を本人に尋ねると、直前に新しい仕事を教える際に、施設長が珍しく来て、数名のメンバーに厳しい言葉を投げかけながら指導(支援ではないです)していました。その言い方が”怖い”と言うことを、その帰ったメンバーが言っていました。おそらく、帰りに相談センターに言って、その件を話すと思いますが・・・



確かに、指導の仕方は悪いですね。(長年、支援員をしてきて、また25年以上管理職をしてきて、感じる悪い例ですね)


「なんで、こんなことが出来ないんだ!」「いっぺん、言ったことは理解できるだろ」「返事もないのか?」等々・・・



相談センターへ言って、話すれば、また問題になる事項ですが、こういう事象は、過去に何件も起きています。自身も、「俺の言い方が悪い」とか「本当のことを言って、何が悪いんだ。って、また怒られるけどな・・・」と、反省しているのか?自慢しているのか?分かりません。


私も、一応福祉系仕事を何年もやってきた手前、本音と建て前の違いも分かります。


思っていても、絶対に口にしてはいけないこと・・・。そういうことですね。(思ったことを、口にすれば簡単ですし、自身は気がすむでしょうが)




特に一般社会での指導とは違う要素があるのが、こういった施設や作業所であり、それを支援するのは、職員であり、その言葉遣いや態度を十分に気をつけて行う必要があります。


自分の思った通りに話せば、伝わる・・・というのは、大きな間違いで、それが出来ればこういった施設は必要ないわけですね。




もう後20日ほどで、この作業所ともお別れですが、やっぱりメンバーさんとの交流は楽しかったんですが、最後まで施設長や(メンバーと一緒に仕事をしない)管理職の態度や考え方には、不快感を感じます。そういう意味では、退職するのも、すっきりできるかも・・・と、自分で勝手に納得する次第です。(自己満足?)
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