車で通りがかりに見かけた、トピオリ―・アート!

トピオリ―というのは、西洋の古典的園芸テクニックのひとつ、「フォーマル・ガーデン」には欠かせない灌木の剪定アートのことです。
規模を思いっきり卑小化した個人住宅の庭でほほえましく展開されている例が時々見られます。
わざわざ車を停めて、というか運転していたのは夫だったのでとめさせて下りて戻って写真を撮りました。
オシツオサレツ!
「くだらないことで車を停めるな!」とブツブツ言っていた夫も「プッシュミープリュー」とつぶやいていました。
よく聞く表現です。当然 push me pull you とつづるのだと思っていたのですが、調べたら pushmi-pullyuでした。
ドリトル先生がアフリカから連れて帰った、前と後ろに頭が二つづつある珍獣です。
子供の時読んだ本の作者自筆の素朴なイラストには角がありました。
その後映画化された時のラマみたいな姿でイメージ定着しているようです。

ぜったい、オシツオサレツのつもりですよね?
木が2本以上(?)使われているらしく、半身枯れています。惜しい!
勝手によその家の前庭の写真を撮っておいて、逃げるように車に乗って目的地へ向かったのですが、家の人が外に居たら何のつもりか聞いてみたかったです。
オシツオサレツは私が子供の時読んだ井伏鱒二の名訳によります。
新訳が出ているようです。pushmi-pullyu の和訳が「ボクコチキミアチ」!?
著作権が切れた今、インターネットで独自の訳を発表している人たちもいるようです。
それぞれ、なんと訳しているかは知りませんが珍獣の学術名はオシツオサレツ以外考えられません!
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