イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

成長の記録!暑さにまけず、水量の減ったカエル池で育つオタマジャクシ生存者の身体に劇的変化!

2018年07月11日 09時00分00秒 | 英国の動物
昨日は、イギリスの夏らしく久しぶりに少し涼しかったです。

今回の記事の写真は先週末に撮りました。暑い日でした。



ハッピー・ヴァレーの川沿いの遊歩道はおそらく、ストックポート日報 で最も多く取り上げられたうちの近所の景観でしょう。
ハッピー・ヴァレーの川沿いの遊歩道の始まりにある、カエル池(命名;私)

連日の晴天で、池の水位が明らかに減っています。


かろうじて深さが残っているあたりです。


この日も最高気温が30度近く、肌が陽にさらされるとひりひりしました。

泥の上に放置してあるこの丸太(もしかして電信柱かもしれません)…


…は、前回来た時は水中深く沈んでいて、たくさんのオタマジャクシがまわりを覆う緑の水藻にチュパチュパ吸いついていました。

はい、オタマジャクシです。



池の中に突き出している観測デッキの脚のあたりが一番水量が多く、オタマジャクシの集まりもよいようです。



水量だけではなく、あれだけうじゃうじゃいたオタマジャクシの数も明らかに減っています。

オタマジャクシ観察用のピクルスの空き瓶「タドポット tadpot」(命名;私)をかなり下に下がった水面にぐっと腕を下ろしてすくい上げて、やっと捕獲したサンプル・タド一匹。


見えますか?見えるでしょ?脚!脚!





今度は間違いなく脚です。

何回か別のオタマをすくって確認しました。(観察が終わったものはちゃんと池に放しています)

大きいの、小さいの、サイズは個体によってまちまちですが、おそらく同じ時期に孵化したらしい同期オタマは成長の段階も同時に進行するようです。
みな、後ろ脚があります。

ビンを軽く揺らして刺激を与えるとひらひらと弾みで体から離れる様子が観察できるのですが、泳ぎに脚は全く不要なようです!

しっぽだけをゆらゆら動かしてオタマジャクシ泳ぎをしています。

わきにぴったりとくっついていて、どんなによく見ても、浅い池の水のなかでは、脚が生えていることが全くわかりません!!!!!

はぜたガマの穂。



前回は明らかに池だった部分が完全に干上がって、やわらかめの土あるいは硬めの泥になっていました。

いつもは池と地面の境があいまいで、足をとられるとずぶずぶ底なし沼にはまりかねない怖い場所の泥の上を気を付けて歩いて、極楽の蓮の花のかなり近くまで寄れました。


元気に育ってほしい。オタマジャクシ!

オタマジャクシ成長の記録の記事のリンクを、新しい順に貼りました。☟

またまたオタマ、かわり映えしない?そんなことない!よく見ると.......♩♩

おなじみカエル池 幼少期のトラウマがカエルの生涯に与える影響の考察

カエルの卵がかえる春のおとずれ、オタマジャクシの命のはかなさ、うじゃうじゃ


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コメント (4)
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