イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

朝起きて受け取ったネコからの贈り物、ありがた迷惑、それも二つ..冥福を祈る

2019年07月23日 00時54分52秒 | うちのネコ、よそのネコ
うちのネコ、ホレイシオ16歳


昨日の朝起きたら寝室の外にホレイシオがネズミと一緒に寝ていました。


あああああ、ピンぼけ!!

いつもなら、早朝私たちのベッドに上がって来て朝ご飯を要求するのですが(無視し続けるとたいてい私が起きる時刻までベッドで一緒に寝てしましまいます)この日はよっぽど疲れ切っていたようで、私が下の階からスマートフォンをとって来て写真を撮っても気がつかずに寝ていました。

その日の明け方、外出から帰ったらしいホレイシオが大きな鳴き声をあげて、何ごとか要求していたようですが、私たちは無視。
夢うつつで聞いたその鳴き声は確かに聞きなれた独自の「狩りの獲物を見に来い」という要求でした。

ああ、これか!


イギリスではネコが食べずに持ち帰った獲物は飼い主(特にその家の主婦)への「プレゼント」だといわれています。

イヤだな~と思いつつも「ありがとう」というべきものらしいのです。言いました!

一階の台所に下りたらまた一匹!。


仕事に行って帰宅したら、庭ゴミ用のバケツにいれた、剪定したラズベリーの枝の上に二匹ならんでのせてありました。



「君へのプレゼントだ。ここまでは僕がやったからあとはまかせる」と夫に言われて...

ラズベリーの茂みの奥に亡骸をならべ、葉がこんもりついたままの剪定したラズベリーの茎を厚く載せておきました。

そのうち土に還るでしょう。
食べる目的もなく、自分より小さい動物の命をもてあそぶネコの残虐さに時々嫌気がさすのですが、本能です。仕方ありませんね。

私へのプレゼントだと思えば悪い気もしません。

高齢のホレイシオ、歯茎がゆるく目も悪くなっていると獣医さんに言われているのですが、一晩にネズミ2匹を狩りとって自宅に持ち帰る精悍さはまだまだ失われていないようです。

コメント (5)
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