前回の続きです。
翌日の金曜日にも便利屋さん handyman が来てくれました。
この日終了する予定の「となりの庭との境の板塀の、家屋に面したパネル1枚を取り換える」仕事は何とか終了しました。
(仕事にかかる前の写真です)
いちばん上の写真は、便利屋さんがもってきた板塀パネルの寸法が合わなかった(!!!)ため、庭先でうちにすでにあるコンクリートの柱の幅に合わせて切っているところです。
もちろん、この人が前日に寸法を測って注文してくれたのですが、測り間違えたようです。
な、なんともたよりない...
しかも、1時間半遅れてきましたよ。
新しいパネルを入れた後!
夏のあいだ、私が少しずつ貼り付いていたアイビーを取り除きました。
反対側(お隣の庭側)もびっしりとアイビーに覆われていたようで、すごい量の枯れた茎がボロボロに壊れた板塀とともに私たちサイドの庭に残りました。
取り外し作業のあいだ、私は出かけていました。
トラックやミニバンではなく、道具を運ぶための少し広めのトランクがついている普通のクルマで仕事にまわっている便利屋さんです。
大きな板塀のパネルはルーフ・ラックに載せてきました。
その日に終わるはずだった木工作業の(後述)ための板材も載せてきました。
交通規制で回り道をしていて遅れたそうです。
大掛かりな工事があることは前もってわかっていたはずなのですが...
それだけではなく、前日終わったはずの台所を入ったところの天井のハロゲンライトの配線にも不備がありました。
そのライトを点灯させるためのスイッチを押すと他のライトもすべて点灯してしまうのです!!!!!
前日の仕事終了後に私たちに指摘されて初めて気がつくうかつさ!!
最初の日だけいっしょに来た便利屋さんの相棒が切って貼ってくれた上階、バスルームのビニール床と床板を一部またはがして、電気工事のし直しです。
ともかく、電気も無事完了...。
夜に撮った写真です。
現在空き部屋になっている部屋の、5年ほど前に取り付けた新しいガス・ボイラーがとにかく見苦しいのです。
古いボイラーは壁の一部に隠れていたのですが規格が違うため、「隠し壁」も取り払い、銅の管もそのままずっとむき出しでした。
息子がこの部屋を使っていた時は前に整理ダンスをおいていたので、管は隠れていましたが。
ボイラーの操作が容易にできるように扉があけられる作り付けの収納棚で床から天井まですべて見苦しいボイラー装置を覆い隠すことにしたのです。
それとバスルームの...
トイレの後ろのこれまたひどく見苦しい排水管を覆う箱も必要です。
パンデミック前(去年の夏)のバスルームの写真です。
ひどく汚れているので、お目にかけるのは気がひける排水管を覆う木の箱がこの時はちゃんとありました。
(この時は、故障したトイレのみならずバスルームすべてを内装し直す予定だったので、便器と洗面台、浴槽の中以外、掃除をするのをやめていました...)
ここで、バスルームに関する事情を少しご説明します;
パンデミック後、最初のロックダウンがあけ始めた頃にバスルームの大掛かりな改装を決意しました。
内装を請け負う業者が見積もりに来た際に故障したトイレを持って行ってくれ、かわりに購入した3点セット(トイレ、洗面台、浴槽)の据え付け工事が始まるまでサービスの「レンタル便器」を取り付けてくれたのです。
便器を取り換える際、周りのビニール床がざっくり丸く切り取られ、排水管を覆う木の箱も取り壊されました。
数週間後に内装工事が始まるはずだったので気にしないことにしたのですが...
事情の説明が一切なしで、工事が無期延期になり、すったもんだはあったのですが改装工事は取りやめになりました。
サービスの「レンタル便器」は無料でもらえることになりました。
「やった~!」
私たちの不都合を訴える夫の強硬措置が功を奏したようでちょっと得した気分でした。
見積もりに来てくれた、内装工事をしてくれる予定の職人さんがコロナで亡くなったと聞いたのは少し後のことでした。
まだ50代ぐらいの働き盛りの人でした。
トイレがタダでもらえてはしゃいでいた私たちはしんみりしたことは言うまでもありません。
そのトイレは今でも使っています。
私たち2人で壁のペンキを塗りなおし、タイルの目地も2年ぶりぐらいにきれいに漂白して大改装はせずに見た目を向上させることに方針を転換したわけです。
いびつな穴があいているシャワーの温水が通っている管を隠す隠し壁の作り直しも今回してもらう予定でした。
トイレの故障のずっと前にシャワーの交換もしたのですが、いずれ大改装をと思っていたためとんでもない穴をあけたまま放置していたのです。
で、それはともかく、塀と木工仕事すべてこの日のうちに終了する約束だったのに...。
前日の電気の配線の不備と、塀のパネルのサイズのはかり間違い、それと大遅刻で木工仕事は全く手つかずでした。
2週間後にもう一度時間をやりくりしてきてくれるそうです。
便利屋さんの報酬は、電気技師や木工職人のように難易度に応じて仕事ごとに支払われるわけではなく、時給、日給が普通だそうです。
この日、彼は1日中いたのですが、この日と次回やり残した木工仕事のためにもう一度来てくれる時の報酬は「半日分」でいいと言ってくれました。
ええ、まあすべて彼のミスで遅れたのですから遅れを取り戻す分お支払いするいわれはないわけなのです。
たよりなくはあるけれど、誠実そうな人だったので助かりました。
木工も電気技能も職業資格としては充分な「レベル3」を取得しているそうです。
この便利屋さんは、最初の日に連れてきたビニール床貼りをした相棒にとって「命の恩人」なのだそうです。
寝室の窓のカビ取り作業のあいだ、夫が長い身の上話を聞くはめになりました。
アルコール依存で失業しホームレスになった相棒に、親友だった便利屋さんが仕事をあたえ禁酒にまで付き合って更生の手助けをしたそうです。
...いい話が聞けました。
翌日の金曜日にも便利屋さん handyman が来てくれました。
この日終了する予定の「となりの庭との境の板塀の、家屋に面したパネル1枚を取り換える」仕事は何とか終了しました。
(仕事にかかる前の写真です)
いちばん上の写真は、便利屋さんがもってきた板塀パネルの寸法が合わなかった(!!!)ため、庭先でうちにすでにあるコンクリートの柱の幅に合わせて切っているところです。
もちろん、この人が前日に寸法を測って注文してくれたのですが、測り間違えたようです。
な、なんともたよりない...
しかも、1時間半遅れてきましたよ。
新しいパネルを入れた後!
夏のあいだ、私が少しずつ貼り付いていたアイビーを取り除きました。
反対側(お隣の庭側)もびっしりとアイビーに覆われていたようで、すごい量の枯れた茎がボロボロに壊れた板塀とともに私たちサイドの庭に残りました。
取り外し作業のあいだ、私は出かけていました。
トラックやミニバンではなく、道具を運ぶための少し広めのトランクがついている普通のクルマで仕事にまわっている便利屋さんです。
大きな板塀のパネルはルーフ・ラックに載せてきました。
その日に終わるはずだった木工作業の(後述)ための板材も載せてきました。
交通規制で回り道をしていて遅れたそうです。
大掛かりな工事があることは前もってわかっていたはずなのですが...
それだけではなく、前日終わったはずの台所を入ったところの天井のハロゲンライトの配線にも不備がありました。
そのライトを点灯させるためのスイッチを押すと他のライトもすべて点灯してしまうのです!!!!!
前日の仕事終了後に私たちに指摘されて初めて気がつくうかつさ!!
最初の日だけいっしょに来た便利屋さんの相棒が切って貼ってくれた上階、バスルームのビニール床と床板を一部またはがして、電気工事のし直しです。
ともかく、電気も無事完了...。
夜に撮った写真です。
現在空き部屋になっている部屋の、5年ほど前に取り付けた新しいガス・ボイラーがとにかく見苦しいのです。
古いボイラーは壁の一部に隠れていたのですが規格が違うため、「隠し壁」も取り払い、銅の管もそのままずっとむき出しでした。
息子がこの部屋を使っていた時は前に整理ダンスをおいていたので、管は隠れていましたが。
ボイラーの操作が容易にできるように扉があけられる作り付けの収納棚で床から天井まですべて見苦しいボイラー装置を覆い隠すことにしたのです。
それとバスルームの...
トイレの後ろのこれまたひどく見苦しい排水管を覆う箱も必要です。
パンデミック前(去年の夏)のバスルームの写真です。
ひどく汚れているので、お目にかけるのは気がひける排水管を覆う木の箱がこの時はちゃんとありました。
(この時は、故障したトイレのみならずバスルームすべてを内装し直す予定だったので、便器と洗面台、浴槽の中以外、掃除をするのをやめていました...)
ここで、バスルームに関する事情を少しご説明します;
パンデミック後、最初のロックダウンがあけ始めた頃にバスルームの大掛かりな改装を決意しました。
内装を請け負う業者が見積もりに来た際に故障したトイレを持って行ってくれ、かわりに購入した3点セット(トイレ、洗面台、浴槽)の据え付け工事が始まるまでサービスの「レンタル便器」を取り付けてくれたのです。
便器を取り換える際、周りのビニール床がざっくり丸く切り取られ、排水管を覆う木の箱も取り壊されました。
数週間後に内装工事が始まるはずだったので気にしないことにしたのですが...
事情の説明が一切なしで、工事が無期延期になり、すったもんだはあったのですが改装工事は取りやめになりました。
サービスの「レンタル便器」は無料でもらえることになりました。
「やった~!」
私たちの不都合を訴える夫の強硬措置が功を奏したようでちょっと得した気分でした。
見積もりに来てくれた、内装工事をしてくれる予定の職人さんがコロナで亡くなったと聞いたのは少し後のことでした。
まだ50代ぐらいの働き盛りの人でした。
トイレがタダでもらえてはしゃいでいた私たちはしんみりしたことは言うまでもありません。
そのトイレは今でも使っています。
私たち2人で壁のペンキを塗りなおし、タイルの目地も2年ぶりぐらいにきれいに漂白して大改装はせずに見た目を向上させることに方針を転換したわけです。
いびつな穴があいているシャワーの温水が通っている管を隠す隠し壁の作り直しも今回してもらう予定でした。
トイレの故障のずっと前にシャワーの交換もしたのですが、いずれ大改装をと思っていたためとんでもない穴をあけたまま放置していたのです。
で、それはともかく、塀と木工仕事すべてこの日のうちに終了する約束だったのに...。
前日の電気の配線の不備と、塀のパネルのサイズのはかり間違い、それと大遅刻で木工仕事は全く手つかずでした。
2週間後にもう一度時間をやりくりしてきてくれるそうです。
便利屋さんの報酬は、電気技師や木工職人のように難易度に応じて仕事ごとに支払われるわけではなく、時給、日給が普通だそうです。
この日、彼は1日中いたのですが、この日と次回やり残した木工仕事のためにもう一度来てくれる時の報酬は「半日分」でいいと言ってくれました。
ええ、まあすべて彼のミスで遅れたのですから遅れを取り戻す分お支払いするいわれはないわけなのです。
たよりなくはあるけれど、誠実そうな人だったので助かりました。
木工も電気技能も職業資格としては充分な「レベル3」を取得しているそうです。
この便利屋さんは、最初の日に連れてきたビニール床貼りをした相棒にとって「命の恩人」なのだそうです。
寝室の窓のカビ取り作業のあいだ、夫が長い身の上話を聞くはめになりました。
アルコール依存で失業しホームレスになった相棒に、親友だった便利屋さんが仕事をあたえ禁酒にまで付き合って更生の手助けをしたそうです。
...いい話が聞けました。