新年、あけましておめでとうございます。
日本よりも9時間遅れてこちらもあけました。元日の更新がかないませんでした、1日遅れのご挨拶です。
今年はウサギ年でした。
日本を離れると干支なんて全く気にならない日常です。それでも11月の初めまで日本に3カ月近く滞在したため、店頭に並ぶウサギの置物や出来合いの年賀状を見て、愕然!
私の干支はウサギ...これがまさかの5回目が巡ってきたのです。もしかして...還暦!?
写真は過去のストックポート日報に掲載したウサギの写真をかき集めてみました。
やはり...と言うか、イースターがらみのウサギが圧倒的に多いですね。本当はもっともっとたくさんあるのですが。
年越しのパーティに何年もよばれていません、しうちでも何もやりません。のんびりした普通の日でした。
年明けに雨が降っていましたので、期待した花火も自宅の周りではほとんど上がっていません。
英国ではだれもやらない大晦日の大掃除をひとりでバタバタやって、非協力的な夫もベッド・シーツや掛布団カバーを替えるぐらいは手伝ってくれました。
英国ではイースターを迎える前に「春の大掃除 spring cleaning 」をするのが普通です。家具を動かして掃除機をかける手の込んだ掃除のことを季節を問わずスプリング・クリーニングと言います。
夫は私の大みそかの大掃除のバタバタには慣れっこになっているようですが、こんなに日が短くて寒い時期にいつもはしない手の込んだ掃除をする意味が全くないと言ってぼやきます。そう言えばそうなんですけどね、うちでは元日に年が改まった感激をかみしめたりも、人をよんだりもしませんし。でもなぜかやりたくなるのです。
掃除機も洗濯機もなかった昔は大掃除と言えば絨毯やマットレスを外に出してバンバン叩いてホコリをはらったと言いますし、今でも屋内でホコリをはらうには窓を開けた方がよさそうですから寒い冬より暖かい春にやるのは理にかなっています。
それよりなによりも、イースターは新生の時ですから、欧米の人にとっては「心機一転」感がひとしおなのだと思います。
娘はオンライン・ゲーム友達の集まりで、大晦日の朝、電車でロンドンに行きました。
タワーブリッジやビッグベンの上に上がる大掛かりな花火とレーザーディスプレイを見る何万人もの人たちがテムズ川周辺に集まって年明けを祝うにぎやかな屋外カウントダウンイベントをいっしょに楽しむ予定だったそうなのですが、びっくり!川の対岸に場所をとるにはオンラインで予約して(有料)、入場ゲートを通らなければいけなかったそうです。私も娘本人も知りませんでした。
ロンドン在住の集まりを企画したロンドン在住のグループメンバーまでも(!)そのことを知らなかったそうです。段取り悪すぎ!!
昨日、深夜帰宅した娘にその話を聞きました。
それでもお友達と大勢集まって年越しができてとても楽しい時を過ごせたそうです。
周辺は、花火が見られる場所に行けなかったものすごい数の人たちで(多くの人は予約が必要なことを知らなかったようです)あふれ、パブやバーはどこもいっぱい、やっと見つけた古いバーの廊下や階段で年越しの祝杯を挙げたそうです。
予想はしていましたが...オンラインで予約していた帰りの列車(直前に買った列車の切符はものすごく高かったのです!予約する時期や乗車する日時によって値段が違います!)がキャンセルになりいくつも電車を乗り継いで11時間もかかって帰ってきました。通常、マンチェスターとロンドン間の電車は30分に一本発着していて、マンチェスター・ピカディリーの1駅手前のストックポート駅は2時間10分しかかからないはずなのですが。
ストライキのためではありません。
元日で、多くの鉄道職員が出勤してこなかったからだそうです。そんなことが本当にあるのか...?と日本の皆さんは思われるでしょうが、あるのです。
バーミンガムに住んでいる女性のゲーム友達と一緒で(その人とはホテルの部屋もいっしょだったそうです)途中下車してバーミンガムでいっしょに食事までしてきたらしくそれなりに楽しい帰路だったようですが。
元日は遅く起きて、1人でいつもと同じパンとコーヒーの朝食を食べながらテレビでやっている「2022年の重大ニュース」を見ました。
私が日本に滞在中にバタバタとおこった女王の逝去や首相と内閣の交代は見たことのなかった映像なども含め興味深く見られました。
記録破りの暑さの時もどっちにしても激烈に暑いスペインのバルセロナにいて私は英国にいなかったのでした。ヨーロッパでの開戦や空前のインフレ、パンデミック明けなど大変な1年だったと実感させる見ごたえのある番組でした。
これも日本の皆様に言わせれば「なぜ去年の重大ニュースを年が明けてから振り返る?!?!」ではありませんか。
...そう言えば、年の終わりにもたしかにニュース総決算みたいな特集番組はありますが年が明けてから前年の話を蒸し返すのにこちらでは違和感はないようですね。毎年、年明けに何らかの「前の年を振り返る番組」を目にします。年内に総決算をやっちゃうと、それ以後に重大ニュースがあると取りこぼしという不備があるでしょう?
大晦日に、引退したローマ法王が亡くなった件も取りこぼすことなく2022年の「大事件」に加えられましたし。
新年らしいことは何もせず、新年の実感はまるでありませんが還暦の年を無事迎えられ感慨もひとしおです。
誕生日は半年以上も先ですが、おそらく新年に(イースターの!)ウサギの写真を見ながら年のめぐりを思う気持ちは誕生日に実年齢を実感するよりもっと重い意味があるように感じます。
最後になりましたが...
今年もよろしくお願いします。
(この上の写真だけは私が撮ったものではなく、私の好みをよく知っている友人が旅先から送ってくれたものです。)