晴天続きに、変化あり!
週末明けの深夜、ざあざあ雨が降りました。英国の短い秋の始まり...でしょうね。連日雨が降ったり止んだりの冬がすぐにやってきます。
なぜか子供の頃から雨が好きな娘が興奮して外に出て、ざあざあ雨の中短い通りを一走りして戻ってきました。
週末、サハラ砂漠の砂塵をあびて薄いオレンジの砂ぼこりまみれになったクルマがきれいになりました。
去年と今年の日本滞在中、「黄砂」予報に興奮しました。タクラマカン砂漠!ゴビ砂漠!子供の時に見た「シルクロードを行く」...!雄大な大陸の遠い地を思ってロマンに浸りました。
...あぁ、実際は洗濯物をとりこんだり、ベランダの手すりを拭いたり...やっかいごとでしたね。
今日はキタナいクルマが多いし、(あらら、うちのクルマもだ)歩道にもレンガを砕いたようなオレンジ色の粉が吹きだまっているし、どうしたのかな、と思っていたら、サハラン・ダスト Saharan dust (サハラ砂漠の砂塵)という気流の変化によってサハラ砂漠の砂塵が英国まで到達し、局地的に降り注ぐ壮大な気象現象だと夫に聞いて知りました。
英国に住んで30年余、聞いたことがなかったのですが、数年に1度、多い年には2度、3度と起こる英国ではおなじみの現象だそうです。
海を越えたアフリカ大陸のオレンジ色の広大な砂漠を思い浮かべてロマンチックな気分にひたったかというと...
いえ、うんざりしました。