木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

死刑執行の体験

2024年11月05日 | Weblog

今日は米大統領選の投票日。

世界の常識ではハリス氏に勝ってほしいが。トランプ本人も支持者も「イカレテル」としか思えないが、これがアメリカの一般大衆というもので、日本などよりよほどレベルが低い。それがわかっただけでも収穫というもの。アメリカの言うことを聞かなくていい。

「死刑執行役の刑務官、その体験を語る」信毎11月5日号。
日本の場合、絞首刑である。複数の刑務官が任務にあたる。どの刑務官の押すボタンが足場の板を外すかは刑務官にはわからないようになっている。生涯に一度だけこの任務に就くことになっているという。「死刑廃止」の声は年々高まっているが、執行役の精神的負担のことは一般人は考えないできた。そして何かというと「あんな奴は死刑だ」などと無責任に放言してきた。しかし執行役のことはまるで考えないできた。丸山健二という作家がごく若いころにこの刑務官の心情を描いた小説『夏の流れ』で芥川賞を取った。

 

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