いや、そんなもの必要に決まっているんですけどね、以前、堀江が公教育不要みたいなことを言っていて(見出ししか見ていないので中身までは知らないけど)それを津田大介が紹介していたのが気になってまして。
今の日本の学校制度が糞だということならほぼ全面的に同意しますけど、公教育は必要ですよ。
もちろん大阪維新の家畜訓練所みたいなみんな一緒にアイコクシンとかじゃなくて。
おそらく堀江は個性を大事にしろとか、個々のの個性に合わせて教育すべきだとかそういう話をしているのだと思いますが、堀江の文章は読む気がしないので。
個性は大事にすべきですが、そんなことは当たり前で、日本の「教育」の問題は、画一的なこと、結局は暗記中心なこと、まったく合理的ではないこと、ただ目上の者に従うというようなアホな「思想」を仕込んでいること、個性はかえって潰されること、教師の負担が大きいことなど、内容やシステムが出鱈目なところですね。
でもそれはやり方の問題で、無い方がいいという話にはならないのですね。
教育で成功している国というといつものフィンランドですけど、これも当然のことながら公教育で成功しているわけですね。
ざっくり言うと人とお金のかけ方の問題ですか。
「みんな一緒」の教育は問題ありありですけど、だからと言って個人に任せる話には決してならないのです。
これ1度書いたかもしれないんですが、小学校低学年のころ、田舎に住んでいたんですが親が公務員だったのでだいたい同級生も公務員の子供が多くて、まあ教育には熱心な方だったと思うんですが、ある時農家の家に遊びに行ったのです。
大きくて古い建物でいかにも農家という感じだったんですが、中に入ったらどこに行っても本がないんですよ。
かなりショックでした。その時はただ本がないということが信じられなかったのですが、家庭環境によっては子供時代に学校関係以外では活字に一切触れない人もいるかもしれないのですね。
最低限、社会に出て困らない程度の学力などは必要でしょう。
ネグレクトもあるかもしれないし。子供の教育は公的にしないと。
もちろん、何かしらすごい才能を持った子供にとっては、学校教育はかなり邪魔でしょうね。
才能伸ばした方がいいです。
ただ、最低限の歴史ぐらい勉強しないと簡単にネトウヨになってしまうよ。やっててもなるぐらいですから。
最低限の倫理や哲学はやっておかないと(まあ、今もやってませんけど)、簡単に変なシュ―キョ―にひっかかりますよ。
先生の数を増やすとか、子供が学校に拘束される時間を減らすとか、バカな校則をなくすとか(見直しをするとか)、果てしなく直すところはあるんですが、公教育をなくしてはいけないのです。
ただ学校に行っている時間が短くなると、困る子供もいるんだよね。
そういう個をどうするかというのもあります。これも公的機関がなんとかしないと。
才能のある子供はどうするかっていうのもあるんですが、その子に才能があるかどうかいつ誰が気付くのかという問題もありますね。
数学の天才は、おうちの人が気がつくのか学校の先生が気がつくのか。
小学校では担任が全部教えるんじゃなくて、ある程度は科目を分担したほうが良いだろうしクラスの人数を減らした方がいいだろうけど、これがなくなったほうが良いということはないでしょう。
公教育・学校の在り方については直すところだらけですが、なくしてはいけないのですよ。
もちろん行くのが嫌で自殺するようなそんな場所になってもいけないんですけどね。
ただですね、言えることは、
台風回避・人工冬眠…夢の技術、競わせ開発へ
こういうバカ政権にきょういくをいじらせてはいけないということです。
ほんとにバカですね。
それでいて「ハイパーカミオカンデ」の建設費用はケチろうとしてるんですよ。
大好きなノーベル賞もらってるのに。
頭悪いから、ノーベル賞を取れるような研究にカネを出したいとか思ってるんでしょうね。
アベ一味にそんなことわかるわけないんだよ。
いや、普通はわからないんですけど、それをわかると思っているぐらい頭悪いんですよ。
作品93.
Beethoven - Symphony No.8
クレンペラー。演奏時間長い(笑)
スティーリーダンのギタリスト、ウォルター・ベッカーが去年なくなっているんですね。
Steely Dan - Do It Again
この曲は後から知りました。
Steely Dan - Rikki Don't Lose That Number
リキ電。これで知りました。
Steely Dan - Peg
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