Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
Martian Official Weblog



29日(火)。朝早くパリバが11日の分(18日に出したものを訂正した内容)の大量保有報告書を出し直しました。
要するに保有比率のところで潜在株式の数も分母にいれた書き方にしただけです。
前日、前の報告書を取り下げたことは掲示板に書いたので、さすがにもう勘違いする人はいないかとなと思ったのですが、やっぱりまだいるんだな。
パリバが28.25%保有したなどと言い出す人がいます。もう、勘弁して下さいよ。
市場のほうは、朝低く始まって、地味地味。前場がこれだけ地味なのは7月4日から見てるけどはじめてです。
141円まで下げました。
前場があまりに地味な展開だったため、後場はどうやらデイトレさんたちがさっさと買戻して他に移動していった模様。
上がりだします。元気になった買い方さんたちがさらに買って意外な展開に。
前場より後場のほうが値が動いたのも、出来高が上がったのも初めてです。
一時はプラ転したのですが、すかさずデイトレさんたちの売りが入り、最後は146円と惜しくも1円安。
それでも買い方さんたちは元気になります。ヤフーの夜はほぼ総楽観。
実際のところ、ヤフーがほぼ総楽観になったときに上がったためしはありません。
パリバが14日の分を出しなおしました。18日の分まで記載されたので転換分が少し増えてました。
それと、パリバ証券東京支店が3.85%(ただし2億27万株に対して)の保有。
一応、保有してます。
と思ったら、これも訂正報告書で取り下げ。パリバの中の人、大丈夫ですか?

さあ翌30日、いきなり156円から始まります。買い方さんは元気いっぱい。
転換点を迎えたかもしれない、そんな気分になっていたようです。
GSが報告書を提出。さらに増やしてます。借り入れの分は減って実質的にかなり増やしてます。
今度はどうするの?
例によって買い方さんたちは、GSは上げに来ると希望的観測。
しかし、この日はもろに寄り天で、じわじわ下げます。
この日、同業のジョイントコーポレーションが引け後に第1四半期の決算発表。
実は、このジョイントコーポレーションとアーバンの株価が連動していると以前から2chで噂に。
(ジョイントとジョイント?)
しかし、この日はジョイントのほうは前場ぐいぐい上がっていたのに、アーバンはジリ下げ。
アーバンの出来高も、前場昨日並みの様子。
後場はなんと強烈なよこよこ。3円の幅。こんなのアーバンじゃない。
出来高は完全に落ち込みました。
ジョイントのほうは後場はぐびぐび下げてきました。まったく連動しない日。
結局、アーバンは144円で2円安。地味すぎる。寄りで売りを入れたデイトレさんたちが危なげなく稼ぎました。
ちなみに後場、板が薄かったわけではないようです。
上のほうに厚い売り板、下のほうに厚い買い板がでていて、結局その間で取引するしかなかったらしい。
2chではしきりに「安定操作」のAAが出ていました。

んで、ジョイントの決算は、赤字。当期(年度)の予想は黒字。そりゃそうよね。
多田建設か3度目の倒産。出資していたアセット・インベスターズとアセット・マネジャーズは無配の発表。
明日暴落必死であります。

31日(木)。月末だよ。
146で始まってまたも寄り天。
出来高はさらに細って、きっちり下げてます。
寄りで空売りを入れた人たちは余裕。
あっさり130円台に突入。前場は135円で終了。出来高はさらに細ってます。
後場、136から137で究極のよこよこ。しかし意外に出来高があります。
どうもすこしずつ投げ売っているのではないかと。。。
2時前、ついに下がり始めました。出来高も上昇。
2時5分。132円で100万の売り板が。バナナの叩き売りか?
投げ売りなのか、誘ってるのか。わざわざ安く売ることはないだろうに。
結局、132円で終了。最後に少し出来高が増えて前日とあまり変わらない数字に。
しかし、4位に陥落。7月4日以来、表彰台から落ちたのは初めて見ました。
それでも、凄いんだけどね。29日も火災のあった新日鐵の上を行って首位だったわけですから。

明日はまた恐怖の金曜日。12週連続で前日より下げている金曜日。
どうなるの?


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11日に300億ゲットしたばかりなので、資金がショートして倒産なんて考えにくいんだけど、それでも18日は連想でがくっと下げてしまうアーバン株。
ビッグニュースが出ない限り、あるいは大人が買いに入らない限り、下がるのは必至です。
25日の取引が始まりました。
いきなり147円(ー10円)から入ったアーバンですが、微妙に上げ下げしながら意外にがんばっています。
10時過ぎまでは、145円以上をキープ。145円を切って弱くなりましたが、それでも前場は140円。
後場はやはりよこよこ。途中で100万の買い板が出て2chではやや盛り上がりましたが、その後ちょと落下。
100万買った人が含み損になって2chではちょとうれしそうな人たちも。はは
引けは139円。終値としてはまた年初来の最安値更新ですが、意外に下がらなかったかも。
出来高も減ってきて、前日より1000万少ない、6300万株。
結局、金曜日は関連したところでの倒産のニュースはなく、連想で下げるということもなく、なんとなく気分で下がった感じ。

それにしてもヤフーの掲示板はひどい。
まず宣伝が多すぎ。たいていはすぐに削除されるんだけど、しかしまったく懲りない。
それと煽りがひどい。売り煽りは数は少ない気がするけど、通報したほうがいいような悪質なのがしばしばある。
買い煽りは、かなり適当。
だいたい理屈の通った発言をしているのは、まじめな売り方あるいはノーポジ。
中には非常に詳しい内容の話をする人もいます。
もしも、初心者の人がヤフーの掲示板を見るなら、この詳しく書いてくれる人の投稿だけ見るといいですね。
煽りや噂話などは無視するしかないです。

一方、2chのほうは宣伝が一切なし。このあたりの管理は行き届いています。
投稿者もかなり「自己責任」ということを認識しています。
お笑いを意識した投稿も多い。なので面白い。
ただ、あまり詳しいことを書く人は少なく全体にあっさりしています。
初心者向きではないですね。

さてここに来て、冷静な売り方も、ここまで下がるともうここから下はあまりないだろうという発言が多くなってきた。
値幅がないからです。
空売りで儲けるにしてももう少し上がらないと下がりにくい。
なので売り方としては、買いが入って少しあがってほしいのでしょう。(わら
気の毒なのはホルダーさん。しかし、再三の忠告を無視して損切りせずに、ここまでひっぱったのだから、しかたないですね。
まあ倒産しなければ、いずれは上がるのでしばらく気絶しておけばよいかと。
ハインラインの「夏への扉」みたいにコールドスリープという手もある。(ないです)

まあ、個人投資家がいくらがんばっても、上がり下がりはおおよそ大人の意思で決まる。
しかし、その大人だって好材料のあるところで空売り攻勢にはでないし、悪材料のあるところを上げには行かない。
それでは儲からない。
新興不動産を売りまくったのはやはり下がっていくと踏んだからでしょう。
そして、ここに来て停滞気味。

28日(月)は、少し上で始まりました。とくに材料はないので、やはり特に材料もなく下がった金曜日の分をやや取り戻したということですね。
8円アップの147円で終了。
途中、ヤフーの掲示板でロイターの有料のニュースが出てました。
アーバンの2009年度の予測で、
売上げ  335,776(百万)
当期利益 25,786(百万)
EPS 109.53円
という数字です。売り上げが前年度を大幅に上回ってますが、これはなにか根拠があるのでしょうか。
(ちなみにEPSは株が増えた分を考慮してませんから、96ぐらいに下がります)
不動産業界は、不況になっているのに、社長の株が売り飛ばされたのにそんな数字がありえるでしょうか。
かなり前の会社四季報の数字と似たようなものという指摘もありますが、ロイターもてきとうなこと書いてませんかね?
あるいは、根拠はないけど意図がある、とか。今度は無理やり上げトレンドにして、暴騰狙い?
ほんとに、この数字はども程度信用できるのだろう。

もうひとつ、変なものが。
パリバが訂正報告書を提出。あれれと思って見ると、
平成20年7月18日提出の大量保有報告に記載不備があったため、取下申請をいたします。
平成20年7月23日提出の変更報告に記載不備があったため、取下申請をいたします。

それだけ?
ただ取り下げてどうすんのよ。おそらく、中身が大きく変わるということではなく記載の仕方の問題だと思うけど、さっさと正しい報告書を出してください。

それから、中国新聞が書いたパリバが筆頭株主になったという記事については、明らかに間違いだったわけですが、よくわからんのはどうしてそんないい加減なことを書けるのかということであります。
アーバンと同じ広島なのだから、確認すればいいだろうと思うんだけど。


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さて、運命の22日火曜日。(別にそういうわけでもないんだけど)
普通に行って、18日金曜日の引け後倒産したゼファーの余波で下がります。まず、朝一はぐっと下げるでしょう。
筆頭株主の異動のIRでもでれば、どかんと上がることは必至ですが。(それはまずないんですけど・・・)
結局、何もニュースはなく、まず低くはじまって、あっさり年初来の最安値を更新。一時は126円まで下げました。
そこから、リバ(リバウンド)が来るかと思いましたが、あまり動かず、ちょっと戻して、前場終了。
午後は少しずつあげて、140円で引け。終値としても年初来の最安値。
出来高は9800万株あまり。首位奪還です。
ホルダーさんの中には、今度は売り方のせいにしたりパリバのせいにしたりしてた人もいましたが、投資は自己責任でお願いします。
パリバはアーバンの株主のことまで考える必要はないんですし。
その後、買い方さんたちはすっかりおとなしくなってしまいました。もう気の毒なくらい。
売り煽りもしばらくほとんどなかったんですが、夜、遅い時間になって出始めました。
どうも、サラリーマンが多いような気がします。煽っているのは純粋なデイトレではないですね。
まあ、純粋なデイトレさんたちは、上がろうが下がろうがその場で対応できますから煽る必要はないんです。
2chも取引の時間帯の投稿は割りと仲がよくて、夜が更けてくると煽りが入ってきます。真夜中はラーメンの話で盛り上がったりしてますが。
んで、ヤフーで売り煽りが多いと翌日は上げ。

23日(水)は、やはり上げ。午前は踏み上げになりました。出だしから、ぐいっぐいっと上げてくる。大口の買いも入ったようで、一時は170円を超えました。これは何かあるのかと思ったけど、少し戻して後場はよこよこ。
9日から、後場は、いつも地味です。出来高もかなり減るし、午前に比べて動きもぐっと少ないです。参加者が減るのかな。
まあ、寄りの時間帯の出来高が多いのは当然ですが。
結局、161円で引けて、出来高は久々に1億突破。人気あるなあ。

実は、昼間にまたBNPから大量保有報告書がでました。
謎がかなり解けましたが、問題も。
内容は以下の通りです。(重要な部分だけ。)

ビー・エヌ・ピー・パリバ・エス・ア
新株予約権付社債権(株) 47,281,977
【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】
デリバティブ契約(株券引渡し契約) ビー・エヌ・ピー・パリバ・アービトラージ 47,281,977株
平成20年7月14日 普通株式に転換及びデリバティブ契約に基づき39,927,325株引き渡し 

ビー・エヌ・ピー・パリバ・アービトラージ
株券又は投資証券等(株・口) 47,281,977
【当該株券等の発行者の発行する株券等に関する最近60日間の取得又は処分の状況】
平成20年07月14日 普通株 36,000,00  15.85% 市場外 処分 200
【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】
株式の貸借取引により国内外金融商品取引業者から3,014,654株の借入
ビー・エヌ・ピー・パリバ・エス・アとのデリバティブ契約(株券引渡し契約)のうち39,927,325株を実行しデリバティブ契約による残高 47,281,977株

ビー・エヌ・ピー・パリバ証券会社東京支店
平成20年07月14日 普通株 36,000,000 15.8% 市場外  取得 200
平成20年07月14日 普通株 13,771,800 6.06% 市場内 処分
*****************************************************
超分かりやすくなりました。
4000万株だけ転換したのです。はっきり書いてますね。それで残り(まだ転換していない分)は4700万株。
謎の3600万株は、グループ内での取引きで決着。
前の報告書で11日に出ていたこれまた謎の2344万株処分は、14日の1377万株とあわせて納得。(3600万を超える分はもともと持っていた分)
中国新聞に電話で問い合わせた人が言っていたことにも納得。

要するにこの時点でパリバは社債として持っている分以外、株はほとんどないということになりました。
しかし、まずこの報告書の提出には問題があります。
CBによってまず11日に提出義務が発生しました。土日祝日を除いて5日以内に提出しなければなりません。
18日がその期限です。で、実際18日に出ました。しかし、18日に提出する場合、義務が発生した11日以降さらに提出義務が発生する(つまり1%以上の変化が起きた)場合には、それも同時に出さなければなりません。
転換したのは14日だし、1300万株売ったのも同じ日です。なぜ、一緒出さなかったのでしょうか。
100歩譲って、14日の分は14日の分で出すとしても、5(営業)日後は22日です。23日では遅すぎます。
パリバさん、日本でお金儲けする以上、日本の法律は守ってください。

さらに疑問があります。なんのために転換したのか。
デリバティブはリスクヘッジとかアービトラージとかいろいろあるようです。
しかし、リスクヘッジっていってもねえ。それなら300億出さなきゃいいんじゃね?って感じもするし、アービトラージ(アーブ)は普通、CBに対してやるんだけど。
すぐに転換するものだろうか?株価がうんと下げたら銭が入るようなデリバティブかけてるのかな?
まあ、とにかくどういうことをしているのかはわからないけど、4000万株だけ転換しました。
そして売りました。いまのところパリバ筆頭株主という目はないわけです。
売って、さらに安くなったところで買い集める?M&Aの仲介やってる?
全部、ろくな根拠のない憶測なのでした。
買い方さんには材料なし。売り方さんにも材料なし。

翌24日は、一時少し上げたものの、やはり地味な展開。ほぼ160円台前半で推移し、後場の後半、少しずつ下げて行って終わりました。下が154円、上が174円。引けは157円(4円安)。
午後の動きは、翌金曜日を考慮したものです。ゼファーの連想で下げた金曜日、いつも下がる金曜日。
来る~、きっと来る~♪  金曜日。
ホルダーさんもあきらめモード。「明日はホルダーのおれでも下がるってわかるよ」ってな感じ。
夕方、三平建設倒産のニュースが。。。

続く


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【2つの記事】

18日に、ブルームバーグがこの件に関して、記事を出していたので、ちょと紹介するです。
ブルームバーグ・アバコーポ

仏BNPパリバ:アバコーポ株を39.1%超保有-CBの保有分を報告

7月18日(ブルームバーグ):仏証券大手のビー・エヌ・ピー・パリバ証券がアーバンコーポレイションの発行済み株式総数の39.1%を保有していたことが18日、明らかになった。

ビー・エヌ・ピー・パリバ証券が関東財務局に提出した大量保有報告書によると、アバコーポがパリバを割当先に発行した「転換社債型新株予約権付社債(CB)」の保有分を報告。報告義務発生日の11日までにグループ企業のビー・エヌ・ピー・パリバ・エス・ア、ビー・エヌ・ピー・パリバ・アービトラージ、ビー・エヌ・ピー・パリバ証券の保有分を合わせ、発行済み株式に対する保有比率は39.1%となった。保有目的は「純投資」としている。

BNPパリバ東京支店村田邦博統括管理部長はブルームバーグ・ニュースの取材に対し、「アーバンのCBを発行して保有した分を提出した」と述べた。

アーバンコーポは6月下旬、借入金の返済に充てるため、300億円相当のCBを発行すると発表、11日には払い込みも完了していた。

アバコーポの株価は前日比21円(11.1%)安の168円。

***************************************************
タイトルと最初の段落の表現が怪しくて、これってどうなのよ、と思いますが、
「アバコーポがパリバを割当先に発行した「転換社債型新株予約権付社債(CB)」の保有分を報告。報告義務発生日の11日までにグループ企業の・・・(中略)・・・保有分を合わせ、発行済み株式に対する保有比率は39.1%となった。]
こう言ってますから、転換していないのは明らか。

しかし、もう一つ重要な記事が19日に中国新聞によってもたらされました。

中国新聞


 フランスの金融グループのBNPパリバが、不動産開発のアーバンコーポレイション(広島市中区)の全株式のうち39.1%を取得したことが18日、関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。同社の筆頭株主になった。

 同日提出された報告書によると、BNPパリバのグループ3社合わせた保有比率が計39.1%となった。保有目的は「純投資」としている。BNPパリバは、第三者割り当てによる総額300億円のアーバンの転換社債を11日に取得していた。グループ会社のBNPパリバ証券東京支店(東京)によると、この社債を18日までに株式に転換し、一部を売却したという。

*****************************************************
最初の段落は、完全に間違い。なので、ただのあほな記事かと思ったのですが、最後の部分がちょっと問題。
この部分はあの親切な人が指摘してました。さすがです。
「グループ会社のBNPパリバ証券東京支店(東京)によると、この社債を18日までに株式に転換し、一部を売却したという。」
これを大量報告書だけを見て適当に書いてあるとしたら、もはや犯罪の類でしょうから、一応、普通の新聞社なわけだし、取材はしているのではないかと。
取材しているとすれば、パリバはどこかで転換したことになるわけです。しかも、売ってる。
19日の記事ですよ、と教えてくれた人もいます。ここも重要ですね。ブルームバーグは18日です。
大量保有報告書は18日に提出したわけです。提出義務が発生してから土日祝日を除く5日以内に提出しなければなりません。そして、その間にまた提出すべき事柄が発生した場合には、それも同時に提出しなければなりません。
17日までに何かあった場合は18日に同時に提出しなければなりません。
そうすると、もし本当に転換して売ったとしたら、それは18日のはずです。

まあ転換して筆頭株主になったとすれば、株価が上がってほしいホルダーさんたちにはうれしいニュースですが、しかし、パリバが売ってるとすれば、話は変わってきます。
報告書を見てもこれまでかなり売ってますし。
しかし、そんなことは気にせずに相変わらずやたら楽観的な人が結構いて、火曜日(次の取引日)に筆頭株主のIRが出るとか、火曜はストップ高だとか、がんばってました。
まあ、売り煽りもけっこうひどいのがいて、倒産してほしいみたいな発言もあるので、しかたないか。
さて、月曜日、中国新聞に電話したという人が投稿しました。えらい!
そうしたら。やはり取材はしたのだそうです。そして、どうも記事の最後の部分はすこし違って、一部を転換して売ったとのこと。
ええ?一部だけ転換できるのか?と思ってアーバンのIRを見直すと、これが出来るようです。
もともと社債は、500万円で一口。一口に新株予約券が1個。この社債が6000個。それで300億だったんですね。
「各本新株予約券は一部だけを行使することは出来ない」とあったんですが、ここを勘違いしていたのでした。
たぶんそういう人が多かったと思います。ほぼ誰も←(掲示板の人たち限定)一部だけ転換することは考えていなかったでしょう。
そもそも、「デリバティブ」は、前にwikipediaをリンクしましたが、リスクヘッジとかアービトラージっていうやり方があると出てますた。
それで、それは普通CBに対してかけるもので株式に転換したら、意味がなくなるのです。
だから、中国新聞の記事はものすごく不思議なわけですね。
それと、もうひとつ謎がありまして、11日から14日の間に時間外で3600万株(400万×9)の取引き(一応場内扱い)があったというんです。
いったいどこが買ったんだ?ということでかなり話題になっていました。(主に2ch)
ま、真相は後日わかるわけですが。

続く。


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【こじれる話】

大量保有報告書における現行(←7月11日現在ね。)の発行済み株式総数に対するビーエヌピーパリバグループ3社の保有比率は39.1%でした。
もともと3%以上持っていたのですがその分は減らして、0.7%。あとの38.4%は新株予約券付社債の分です。これを株に転換すれば株式総数自体も当然増えますから、あわせて28%ほどにしかなりません。
この保有報告書が提出されたニュースは、ヤフー掲示板でも2chでも18日の夕方にもたらされました。
2chでは、これはCB発行分を報告しただけで、なんら新しいニュースではない、ということでいったんあっさりと終了。
しかし、ヤフーではちがいました。投稿者が、「パリバは39.1%の株を保有した。これで安泰だ」というような言い方をしたのです。
この人は勘違いしたのだと思いますが、転換すると28%にしかならんのですよ。39.1%の保有はありえないんです。
ヤフーの場合、ときどき(あるいはしばしば)、わざと変な情報の流し方をする投稿者がいるので要注意なんですが、ここのホルダーさんたちは、まったく判断力を欠いていて、都合のいいように話を持っていかれるとそれで喜んじゃうんです。自分の目で見て自分の頭で判断するということが出来なくなってきているのですね。
その知らせのあと、いきなり見たこともない人が出てきて、あるホルダーさんに「大ニュースです。よかったですね」なんて言ってるし、言われたほうも、もうすっかりご機嫌になってしまっていたので、ぼくもちらっとヒントを出しただけで、3連休だし一晩ぐらい勘違いして幸福な気分に浸らせておいてもわるくないかなあ、とか考えてしまったのですが、やはり親切な人が登場。
おそらくアーバン株についてはノーポジ(売りも買いもない人)なだと思いますが、ほんとのことを言っちゃったんです。これは明らかに親切心で言ってますから。
それでまあ、ヤフーでも一旦落ち着いたんですが、ホルダーさんたちはちょっと意気消沈。

しかし、どうも妙な人がいて、夜の8時近くなってから、また「BNPが大量保有で安心」系の投稿とか、「実は市場で39.1%集めたのだ」的な意味不明書き込みが出だしたんです。
2chにも出没。とにかく好材料がほしい買い方さんなのか、情報操作したいのか、単に勘違いさんの必死の自己主張なのかわからないけれども、そういうことを言い出す人が出始めて、特にやはりヤフーではかなり多かったわけです。
市場で集めた場合、【当該株券等の発行者の発行する株券等に関する最近60日間の取得又は処分の状況】を見ればわかります。
8700万株とか8800万株などという数を取得していたらぱっと見ただけですぐにわかります。しかし、実際は、この期間マイナスの数字なわけです。処分のほうが多い。(まあそのマイナスも2000万株以上で、これまた謎だったのですが)
それに、アービトラージの87,209,302株が市場で集めたものだっていっても、なんでわざわざ新株予約券とまるっきり同じ数にせなあかんねん。

ヤフーの場合、これが翌日になっても続いていて、なぞのデリバティブ契約によって大口から買い集めたとか(デリバティブは魔法ではないです。TOBかけずにそんなことして3分の1以上集めたら金融商品取引法違反で捕まります。)
とにかく39.1%保有してパリバが筆頭株主になったのだとか根拠のない話がでて、いくら詳しい人や詳しくない(どころか株やってない)おいらが説明しても、「売り煽り必死すぎ」とかいって、聞く耳持たない。

続くだす。(すぐあとでね)
(今、ちょっと訂正を入れて短くしました。0:04
読んでる最中の人はごめんなさい。続きはすぐに出します)



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しかし、18日金曜日。急展開を迎えます。
金曜日は毎週下げてます。2ヶ月以上、金曜日にあげたことはないのですが、この日は、久々にパニック気味。
低くはじまったあと、斜め下に直線を描いて株価が下がり続ける。
2chでは、普段ちょっとあがると「売り豚逝ったああああああ」、ちょっと下がると「買い豚逝ったあああああ」と騒いでいますが、この日はそんなことして遊んでいる余裕もなく、
「買い方さん、これはまじでまずいぞ」などと深刻な書き込みが。
しかし、やや持ち直し、後場は地味に。
午後に、また妙なニュースが流れます。
渋谷区の地上げ屋が逮捕された件で、その地上げの土地を買ったのがアーバンだという噂が流れて、下がった。みたいな話が。
地上げ屋逮捕のニュースは前日に毎日新聞が出していたのですが、ここで東証一部の不動産会社が関与とかそういうことを書いていたんですね。
しかし、この日、2chではアーバンではないという共通認識があり、ヤフーでも、ぜんぜんアーバンだと思っている人はいなかったわけで、まして市場のプロの人たちがそんなことで売るわけはないのだ。
このニュースは削除されました。
同時に、いつもアーバンのよくないほうの話を書いている東京アウトローズというところが、わざわざアーバンではないと2時前に配信。(ちょと笑う)
このあと少し、値を戻しました。わら
変なのは、この東京アウトローズが変な噂を流したので、訴えるとか言ってる人がいて、それに同調している人もいたことです。
意味がわからん。東京アウトローズは毎日新聞の記事をリンクして、わざわざ違うって書いてるのに、いったい何が問題なのだ?
株価が下がるたび八つ当たりするのはやめましょう。
しかし、まあ、この日はそれほど下がってないのだ。下がり方がストレートだったので(いつもはまず上に行ったり下に行ったりする)、パニック気味になてましたが。
21円安の168円で終了。出来高は少し増えて6500万株ほど。

そして、さがった原因がわかりました。引け後に広島(アーバンと同じ地元)の建設会社が倒産。そしてすぐに、ゼファーというまったくの同業が倒産。
(このあたりで、2chでは民事再生を奥田民生というのが定着しそうになる。)
倒産の噂で、とばっちりを受けたのでした。
しかし、この日のニュースはそれに終わらなかったのでありました。

EDINETで、BNPパリバが大量保有報告書を提出。
ビー・エヌ・ピー・パリバ・エス・アというところが、新株予約権付社債権(株)のところに87,209,302とあります。
予定通りの数ですね。
そして、【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】のところに、
「デリバティブ契約(株券引渡し契約) ビー・エヌ・ピー・パリバ・アービトラージ 87,209,302株」 とあります。
次のビー・エヌ・ピー・パリバ・アービトラージは、
株券又は投資証券等(株・口) のところに87,209,302となっています。
【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】のところに、
デリバティブ契約(株券引渡し契約) ビー・エヌ・ピー・パリバ・アービトラージ 87,209,302株
株式の貸借取引により国内外金融商品取引業者から3,014,654株の借入
となっています。

あとは次のビー・エヌ・ピー・パリバ証券会社東京支店
株券又は投資証券等(株・口) 1,571,400
【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】
株式貸借契約 国内外の金融商品取引業者 1,655,246株の借入

転換しちゃったのかな?と3分ほど思ってたんですが、よく見るとやはりちょっと違うようです。
例の新株予約券以外にも少しありますが、それはこの際無視して、87,209,302株の分だけで考えてみます。
まず、保有率39.1%は、潜在的な株と現在保有している株をたして、しかし潜在的な株を含まない数で割っています。
だから、この数字に意味はありません。
エスアとアービトラージがデリバティブ契約というものを結んでいます。
怪しいですね。(わら
デリバティブっていうのは、普通の場合、簡単にいうと保険みたいなもんです。(めっちゃ適当)

デリバティブ -Wikipedia
これも、正確さについては、疑問が出てきるようですが、まあ、大雑把にはこんなもんでしょうか。んで、この中にアービトラージというのもあるのです。
なぞですね。にやにや
もうひとつ。ビー・エヌ・ピー・パリバ証券会社東京支店の【当該株券等の発行者の発行する株券等に関する最近60日間の取得又は処分の状況】の項目に
【平成20年07月11日 23,447,900  10.33% 市場内 処分】という部分があるわけです。
ずっと、取得して処分してるんですが、23,447,900って、どうみても取得してないんですよ。
2000万株以上足りないんのです。

そういうわけで、次回、謎に迫れるか・・・


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(あるいは「地獄に仏」)
読み:じごくでふらんす
意味:苦境の中、仏のような人に出会い助かったと思ったが、実はフランスの人だった。


明らかに落ち着いてきたアーバン株。売りまくっていたと思われるGSな人たちも、ほぼ買い戻し終了したっぽい。
次はパリ時間の11日に払い込みがあるかないか、焦点はそこです。
キャンセルされたらかなり絶望的な状況です。
2月にも270億のCBを発行しているのにまたCBってだけで、どうなのよ、な状態なのにキャンセルくらったら、ちょっとの望みはないと誰もが思うはず。
そうすると、このままなら10日と11日は、様子見でしょう、普通。
ところが、アーバン株に休みはなかった。
10日の朝、ブルームバーグの記事で、アーバンとBNPパリバがCB契約を8日に締結していた、とでたのでした。
なんとも絶妙なタイミングで笑うだす。
しかし、一応これでキャンセルはなくなったわけだすよ。9日の終値が207円だったんだけど、上向きの放物線を描いて急上昇していく。
開始から1時間でストップ高が来るうう、あと1円でストップ高だああ、と思った矢先、ずどおおおおおおおおおん。
「ぎゃああああああああああ」の叫び声とともに、ハイパーナイアガラ弾!
一気に40円下げますた。
まあ、当然です。午前の早い時間にストップ高近くまで行ったら、そりゃあ空売りしますわ。株はやりませんが、そんなおいらでもここは空売りしかない。
その日のうちに買い戻せば、ほぼノーリスクです。もうほとんど上には行かないんだから損してもわずか。
下には150円以上の幅があるわけです。大人も子供も空売りしますよ。(特に子供は)
これだけ出来高が多いところで、その日のうちに約定しないということもないでしょう。
結局、その後はよこよこもみもみとなって、248円、前日の+41円で終了。
そして、出来高はなんと1億6千万を超えて、新記録。
全部で、2億2700万株しかないのに。とち狂ったようなお祭りです。

翌日は11日金曜日。パリバの入金はパリ時間の11日なので、何時に入金かわかりません。
市場は、まず、下げたあとぐぐっとあがりました。260円を超えたのちに、1.5ガラ。
そのとき入金のニュースが。あちらは、11日になったばかりですが、早速入金のニュースがはいりました。
しかし、その直後にまた1.5ガラ。もはや入金は好材料にならず。
すこし、もどして前場終了。後場はまたもよこよこで、214円で引けますた。
連日後場は地味なんですが、しかし、この日も1億5千万以上の出来高。10日ほどではないけれども7日より多いです。
全国のデイトレさん、おつかれさん。

ここで、松井証券というところが、信用売りの規制を入れてきました。
ここはどうも個人投資家に対しては懐疑的で、あまり熱くならないようにすぐに規制を入れるようです。
・・・・商売相手なのにね。

ホルダーさん的には、パリバが来たので一安心なんだけど、パリバの目的がわからんということと、規制が入ったところもあって、翌週は、地味な展開。
転換すれば、28パーセント保有の圧倒的な筆頭株主になるんだけど、現在の株価では単純に考えれば損だから、すぐには転換しないんじゃね?みたいな話とか、いやパリバは経営権獲得を狙っているという楽観的な憶測とか、いろいろあって、どちらかといえば様子見。
14日(月)は前場、上下に動いたあと、またしても後場はもみもみ。200円で終了。出来高は8800万株。それでも凄い数ですがかなり減りました。
200円だと、値幅は上下80円なので、売り方さんも買い方さんもかなりどきどき。
これが199円だと上下50円しか動かないわけです。
どうなるんだとどきどきしながら、火曜日。しかし、以外にも超地味な展開。上が203円。下が183円。終値は187円。やや下げました。やはり後場はよこよこ。
出来高は、約5300万株。かなり地味になってきました。
翌水曜日は、さらに地味に。192から177で推移し、184円で終了。出来高は5000万株あまり。
17日木曜日はもっと地味。上は201円、下は187円、189円で終了。4300万株の出来高。
落ち着いてまいりました。
とにかく、BNPの出かたがわからないし、大人も動いていない模様。かなり沈静化してきたように見えました。

つづく


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さて、そのしゃちょーさんの訂正報告書。なにが訂正かというと、報告書には、【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】という項目があるんです。
筆頭株主が実は自社株を9割も担保にしていた。(まあ、うち3割強分は一応無理無理でしかたないとしても)
これは、常識的には【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】に該当しますよね。しないと思う人が世の中にいるのだろうかってぐらい、大きなことです。
しかも、その株が売り飛ばされてしまったんだから株主にとっては超重要事項でしょう。
しかし、【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】において、何が重要かを決めるのは提出者なのです。ようするに、どこからが重要か、これを決める基準がない。
当然、都合の悪いことは書かないで済むわけだ。そうやって隠しておいていきなり売却なんてのは、まさに株主にとっては青天の霹靂といいたいところですが、晴天ではなかったので、梅雨時の集中豪雨(with雷)みたいなもんですか。わら
(いや、笑い事ではないのら)
このあたり、株主さんたちで、しゃちょーさんに対する集団訴訟などをやったらどう?ってヤフで2回ぐらい言ってるんだけど、無視されてます。しくしく
なぜかというと、やるとすれば原告はホルダーさんたちなわけですよね。しかし、そんなことを掲示板で話すのは彼らにとって現在のところ悪材料でしかないわけです。うむむむ
その訴訟によって、どのあたりが「重要」なのか、その基準も争点になるのではないかと思っているんですが。まあ、だいたい発行済み株式総数の1%以上を担保に入れたら、記載しなければならないてのが、妥当だと思うんだけど。
その裁判の判決文でそのあたりが示されれば、判例として残るし今後の基準になると思うんですが。。。

そして、ようやく本題です。
これまでほとんどタイトルに沿った内容になっていなかったわけですが、ええと、つまりGSの話です。
決して○ールドマン・○ックスなんて言えません。モサド怖いし。
GS証券は証券会社ですから、株を集めてます。当たり前です。ないと証券会社として成立しません。
なので、報告書の類は大量に出します。多いのは、特例対象株券等のほうの報告書です。
さて、そのGSですが、5月8日9日あたりにあちこちたくさん報告書を出してます。
そのあたりから、あちこちの株価がずんずんと下がってきました。
やはり大人が売ると下がります。
そしてアーバン株の報告書は前述の通り、6月20日に提出されました。かなり借りてきてぐっと増強されました。
もちろん保有目的はトレ-ディング用ですが、狙いは、やはり空売りですね。
このあたりアーバンの株は順調に下げてます。
そして、6月26日、BNPパリバがアーバンの300億の社債を買うことを発表しました。
前に書いたCB(新株予約権付転換社債)っすよ。
新株は予定としては、87209302株です。はっせんななひゃくまん株余りです。
この時点で発行されている株に対する比率は38.4%、転換すると総数も増えるので、28%弱です。
これも前に書いてると思いますが、株が増えれば会社の資産や利益に対して、一株の価値は下がります。
なので、この発表の後はやはり株価は下がりました。
資金繰りが苦しいから社債を買ってもらったわけで、300億あれば当面はしのげるはずですが。
GSが保有を増やしてきたのは、もちろん空売りなどのためですが、この絶妙なタイミング。
株価は下がり続け、とうとうあの7月4日の大暴落。
暴落の原因は、これも前に書いたようにしゃちょーさんが自社株を担保に入れていて、株価が下がったために担保割れしたからなわけですね。
担保割れしても、借金返すかあるいはさらなる担保をいれればいいんだけど、それをしなかった。
どうもGSは知っていたのではないのだろうか。
株価をさげれば担保割れの日が来る。大暴落する。パニック売りでストップ安につけたところで買い戻す。
7日はデイトレ祭であがったので、最後に爆弾おとして、下げるとともに恐怖心を植えつける。
8日と9日で買い戻し完了。9日は後場、まったく落ち着いてしまったわけで、大人が撤退した雰囲気が漂ってました。
出来高もぐっと減ったのでありました。
GSのアーバン株空売りミッションは大成功で、個人投資家がユ○ヤ資本のこやしになったのであった。
ああ、モサド怖い。

さて、アーバン劇場は、まだ続くのですが、次回からは主役が変わります。

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ちょっと間があいてすいません。

さて、ナイアガラ(2つ分なので2ガラ)で終わった7日の取引ですが、あがったことでホルダーさんたちは取りあえず一安心。
売り方さんたちは敗北。(別に役割が決まっているわけではないんだけど)
そして、今後の材料探しへ。
社長さんに対する信用は当然落ちてしまい、マイナスポイントだけど、株もなくなったので、やはり次は青い目の社長さんになるという予想が多く逆に好材料に。
BNPパリバが払い込みをするかどうか、これはまだ未知。ホルダーさんたちはすると思うし、そう思わない人は売り方にまわる。
しかし、引け前のナイアガラがはやはり恐怖。あんなことができるのは大人(大口のこと)しかいない。
子供(個人)たちが集まったので、影響力は多少落ちても、ドカンと20円もいっぺんに下げることができるその破壊力は脅威そのもの。
2chでは、主にそれが話題になってますた。
大人は下げたがっていると。
しかし、なぜ下げたいのかが問題。安く買い集めたいのかも知れない。そうすると、やはり上昇していきます。買いだ。
でも、空売り分を安く買い戻したいだけなのかも知れない。単純に上がったので空売りしただけかもしれない。
さまざまな憶測が乱れ飛びます。
そして次の筆頭株主。パリバが社債を転換すれば、28%程、あるいはそれ以上になってあっと言う間にぶっちぎりの筆頭株主になる。
あるいはGSにもチャンスはある、なんて意見も。ま、ようするに青い目の社長さん希望なわけだ。

そんなさまざまな憶測が飛ぶ中、時間は過ぎ、早くも翌日を迎えました。
ちなみに、株価の予想方法として、移動平均線というのがあるようです。ここ最近の5日間(営業日)の終値の平均を取る。あるいは25日線とか75日線とかいろいろあるようですが、
まあ、どの線でもずっと下がってますが、5日線を見る限り、上がりそうもない。
これって、まあ初心者向けだそうですし、ここみたいにお祭り状態になっているところは、あまり意味がないらしいですが、じつは結構あると思ってます。
まあ、大人の威力には負けますが、けっこう人間の心理が反映していると思われ。
取引が始まって、まず高めに寄ったあと、ずどんと下がる。そっから戻す。ここまでは予想通り。
デイトレで細かく動く人にはおいしい展開です。地味な展開になって、午後の半ばまでいくと、ナイアガラが2発。
またまた、「ぎゃあああああああ」などの叫び声が。前日より早いナイアガラでした。
結局、暴落した4日の引けと同じ189円で終了。再びホルダーに絶望感が。
2chでもさらなる恐怖を語る書き込みが。こんなにずどんずどんと落とされたら、買い方はたまらんというわけです。
出来高は1億余り。前日よりは減りましたが、ぶっちぎりなのはかわりません。

その恐怖もあってか9日(水)は、連日の恐怖でデイトレさんが少し減りました。
まあ、展開が地味で、様子を見てるうちに終わったというのもありますが。
朝は、やはり高めに始まったのですが、あまり下がらずあまり上がらず、ナイアガラもハーフ。
出来高も6500万に減り、落ち着いてきたようです。
なにより大人の爆弾が落ちませんでした。なぜでしょう。

なんか過去の話の実況だけになってしまいましたが、次回はいよいよGSの狙いが明らかに。


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それでも地球は回っているのだ。待ちに待った(→誰が?)取引が始まる。朝のニュースでさらに注目されたアーバン株の動向はいかに・・・。
190円台で寄った後、一気に降下。一時は168円まで下がる。そこから怒涛の巻き返し。
なにしろ、日本中の投資家さんたちが集まってきたのだ。
(基本的には買いたい人が多いんです)
あっさり200円を超えて、そこからもじわじわとあがっていった。
レポーターのわたくしは、土曜日あたりから、2chの市況実況1板を見てました。ここは面白いんだな。
あほな人もいるけど、結構ネタで遊びながらやっている。
そこでは主に、社長さんはもうさようならで、すでに次の筆頭株主に関心が集まっていました。
一応、形式的に一番多く保有しているのは、GS証券。(GSはゴールドマン・サックスのことだなんておそろしくてとても書けません。。。)

以下は、7月8~9日に調べたことが主ですが、
6月20日に変更報告書(大量保有)を提出して、いったん10%以上の保有者になっています。
その同じ日に、今度は変更報告書(特例対象株券等)を提出。ここでは9%台に。
大量保有報告書というのは、ある企業の5%以上の株を持った場合に提出しなければならないのです。
持った日から5日以内。(土日、祝日は数に入れない。要するに普通は一週間以内に提出)
その中で特に保有が10%を越える株主は、主要株主とみなされ、短期(6ヶ月以内)の株の売買で儲けた場合、会社から請求されればその利益を会社に上げなくてはならない。
しかし、10%以下なら、大丈夫。GS証券はいうまでもなく証券会社です。
証券会社は、顧客が空売り(信用売り)をするときにその分の株をその顧客に貸すのです。(貸借銘柄の場合)
それで、ある程度株が必要です。
そういう株を証券会社は、いちいち買っていたら大変なので、あちこちから借ります。
実際、GS証券の保有目的はトレーディングのためで、その株も借り入れたものです。
借りた先は、GS・アセット・マネジメントとかGSインターナショナルとか、あとその他。
GSの真意はわからないけれども、他の新興不動産の株もかなり集めていて、とくに5月8~9日にかなり報告書を出しているのら。
そのあたりから、どこもガッツリと株価が下がっている。空売りで相当儲けているのは間違いないと思われ。

そうするとBNPパリバ。ここは300億出して新株予約権を行使すれば一気に筆頭株主。
ただし、時価総額がこの時点で400億ちょっとの会社に、300億出すかね、という大きな疑問があるのも事実だったのであります。

しかし、ともかく青い目の新社長誕生期待をのせて株価はあがっていったのであった。
このとき、ヤフー掲示板にはおかしな投稿があったのでした。
「社長を指示する買いでしたね 」
「支持」だろ、という突っ込みもあるし、なにより信用も株も失った社長が支持されるわけないんだが。。

さえ、午後もじりじりとあげて、230円を越えたあたりで、もみもみよこよこの展開になったのでした。
前日の終値が189円なので、ストップ高は239円。もう少しです。
2chを見ると、(とにかく人気でスレがあっという間に更新される展開)
「売り豚逝ったああああああああ!!」という書き込みが頻繁に出てきまだが、しかし、投稿者同士まったく誰だかわからんのに結構仲がいい。
時間が押してくるとナイアガラ警報が発令されるのでした。
「そろそろ来るよ」「みんな逃げて」「逃げろおおおお」などなど。
ナイアガラとはもちろんナイアガラフォールのことだす。
2時50分の江頭タイムが近づくとともにこれらの書き込みが増えます。
そして、その2時50分をすぎたところで、
「うおおおおおおおお」「ぎゃああああああああ」の書き込みが。。。
阿鼻叫喚。ここで再びマーラーの (ry
ナイアガラが出たのでした。巨大売りが出て234円から一気に214円に落下。
最後は、ややもどして217円で引けました。

出来高は1億5千万株を超えて、もちろんダントツの一位。ここだけで東証一部の1割のなろうかという凄さ。

続くのです。


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7月5日、6日は土日で取引なし。
月曜日、下がった原因がわかってほっとした人々と、「あの程度の噂で一気にここまでさがらん。絶対に何かある」とさらに警戒を強めた(あるいはさらなる下落を確信した)人々とさまざまだったわけですが、4日(金)のストップ安で、一気にデイトレさんたち含め個人投資家のの注目度が大幅にアップ。
何しろ、発行済みの株の総数が2億2千7百万ほどで、9千万株以上の出来高になったのです。それまでは、たまに多い日もありましたが、普通は1000万~2000万程度だったのですよ。

そんなわけで、大いに盛り上がった状態で7月7日の朝を迎えました。デイトレのみなさんは、お祭りの開始が待ちきれません。
ええと、水を差すようですが、アーバンコーポレイションがデイトレに人気なのは他にも理由があります。
1単元100株なのです。100株単位で1株は189円。どなた様もお気軽にお遊びになることができる株なのです。
それはそれとして、7月7日の取引の時間が迫ったそのときでした。
どかんと大ニュース。アーバンコーポレーションがIRを出したのです。
そこには4日に大暴落した本当の理由が。
(ここで、マーラーの「巨人」の第4楽章冒頭が流れる)

ここ

実は、社長が自社の株を担保に借金していたのです。
社長は、自社株の16.6%を保有する筆頭株主でした。
その株が銀行(等)に担保権を行使されて、売られてしまったというのです。
そして、残ったのは4%ちょっと。
後からの調べでわかったのですが、2年間までに6割が担保に入っていて、今年の6月に担保割れでさらに3割、合計9割が担保に入っていたのです。
そしてそれらがまた担保割れ。とうとう売られてしまったというわけでした。
16.6%を保有していた筆頭株主の保有割合が、4%に落ちたのは極めて重要な事柄なのでIRをだしたのでした。
しかし、文面を見ると、そのように社長から連絡が入ったとのこと。金曜日も社長の件では「昨日は出社していますよ。今日は見てませんが」という話だったので、要するにずっと会社に出ていない模様。
だいたい、これほど重要なことを月曜の朝まで黙っていたと言うのは、株主さんたちをばかにしているのではないでしょうかね。
んで、自社株を担保にお金を借りる社長さんはさほどめずらしくはないんだろうけど、9割はありえないでしょ。
んで、これは本来、大量保有報告書(あるいは変更報告書)に記載すべき事項なんだけども。


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このCBですが、アーバンコーポなど不動産関連は現在資金繰りが苦しいのです。つまりキャッシュがとぼしい。ここは一応黒字なんだけどキャッシュが無い。
そこで当面のキャッシュをゲットするために、社債を公募したというわけです。んで、BNPパリバというところが、この話に乗ったのでした。
BNPは、テニスのフレンチオープンを見てるといつもでててくる Banque Nationale de Paris。パリバは証券会社。これらがくっついたやつです。
ここが7月11日に300億払ってくれるという。んで、それが「払わないかもよ」的な怪しい噂が立ったわけのでさがった、って話らしい。
さて、これを読んで、『CB300億円発行が予定されているが、これに関して市場の一部で、きな臭い噂が流れているようである。』
の部分だけを掲示板に書いた人物がいて、その投稿を読んで「○○○まのおっさん」その他が、騒ぎ出したのら。
しまいには、記事を出したフィスコを責めだしてしまったのら。
フィスコはたまたま早く噂の件について言及したわけですが、他のとこでもみんな、暴落の原因として噂が流れたことをあげているのだ。(記事が出たのは夕方以降だけど)
フィスコはなんも悪くない。それどころかいち早く記事を出したことで、評価されてもいいのにね。
しかし、彼らはあろうことかフィスコが風説をながしたとか、そのせいで暴落したとかいいだすしまつ。(おまいら少し落ち着いてください)
噂を流したのはフィスコじゃないし、ましてストップ安の後に出た記事が原因で暴落することはありえないですから。
ま、それはそれとして、

その後、危機管理のまともな会社なら、すぐに【IR】というものを出します。
(うぃきぺでぃあによれば 
IR:Investor Relationsは、企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動をいう。
のだそうだ)
しかし出ません。夜の9時過ぎになって、副社長が、CBは予定通りです、というコメントを出したよ、ついでにBNPもだしたよ、というニュースがブルームバーグなどででました。
しかし、社長はどこでつか?実は社長が失踪しているのではという噂もあったのだ。
まあお金を出す予定のBNPが出すっていってるんだから一応出すんだろうが、BNPの関連会社がCBをドタキャンして、今年の春に一社つぶれとるので安心はできへん。
それに、新株予約権は1株344円換算なんだけど、金曜の引け値は189円。社債のまま持つこともできるけど、金利が低いから、普通、もっと高い株価になって、それで転換するのが望ましい。
ちなみに、CBがあるよという発表がったのは6月26日(その時点の株価が344円だったので344円換算になった)。その後も、アーバンコーポの株は下げ続けたのであります。
社債は結局借金だし借金で借金を返すということだ。それと、株になったら、一株あたりの資産などが少なくなるのだ(配当も減るやろね)。40%ちかく薄まる、ということになります。
まあ、塩分が薄まるんならいいんだけど。。。(関係ない)
だから、発表後、下がるのはしかないのであった。



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もし関係者のかたがいらっしゃいましたら、ごめんなさい。

かなり長いです。(シリーズものです。わら)

7月4日(金)の朝、某所の掲示板をちょっとのぞいてみたのです。(某所って「やふ」だけど。。。)
昔、なつかしい「○○○○のおっさん」という人物の書き込みを見かけたので、最近はどこで書き込んでいるのかとちょっと検索してみたのです。
そうしたら、アーバンコーポレイションという会社の株のトピにずいぶんと書き込んでいたのでした。
「なんかきいたことがあるかも」というぐらいの社名で、どんなとこだろうとぐぐってみますた。
ぼくは株をやらんので、よく知りませんし。
・・・んと、なんか評判よくない感じです。。。東証一部の不動産デベロッパーな会社ですが、893関係の噂が絶えない。
都市の再開発なんかの事業も、地上げ屋の話など、いろいろ。最近格付けも下げてます。

んで、なんでそんなとこの株を買ってんだろと思いつつ、株のトピの横には株価のチャートが出ている。
時間は朝の10時過ぎなんだけど、のっけから大暴落。見事な放物線を描いて落下している。
y=-ax^2(ただしxは0以上)の世界だよ。
ぶひーーー。(前日終了時が263円。250円台でよりついて、その時点で220円ぐらい)
もちろん、トピック(掲示板のほうね)は大混乱。まあ、どう見てもストップ安まで行くから、急いで空売りしかければ(売り豚さんになる?)儲かるんだろうけど、前から持ってる人は大パニック。
いろんな憶測が、乱れ飛んでいました。
さて、その後も株は順調に下がり続け、午後の1時半ごろには、とうとうストップ安の183円に。
さて、その直後、フィスコ(株などの投資の情報その他で投資家を支援する会社)というところが、記事を出しました。
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「株式」 URBAN(8868)-個別銘柄ショートコメント
7月4日13時48分配信 フィスコ
*13:46JST <8868> URBAN 183ウ -80

ストップ安。CB300億円発行が予定されているが、これに関して市場の一部で、
きな臭い噂が流れているようである。同社の急落によって他の新興不動産株へも不
安心理が波及する格好に。
《TM》

最終更新:7月4日13時48分
***********************************************
一応、訳しますが、
『ストップ安になりますた。予定されている300億円のCB(あとで説明)の発行が、なくなるのでないか、という怪しい噂が飛んでいるっぽい。(そのために急落したようだぜ)
同社の急落の影響で他の新興不動産株も不安が広がり下げてまつ。』
ということです。単にその日の出来事を語っているのです。
(CB コンバーティブル・ボンド。新株予約権つき転換社債。社債だけど、貸主が新株に転換することもできる特典がついている。特典つきなので、その分、金利は低い)

続く


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冬眠明けの熊の気持ちがわりました。

んんと、そこそこ再開します。。。

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