まあ、不快な記憶なんて山のようにあって、それらの多くは恥ずかしい自分の言動で、最近はそういうのを不意に思い出して、なんかとてもいや~な気分になることが多いんだけど、今日書くのはちょっと違います。
自分の恥ずかしい記憶なんて書きたくないもんね。恥ずかしいから。(そのまんま・・)
中学校の時のことなんです。1月2日に高校の時の同級生が集まったときに思い出しました。
1月2日は熱があったのに無理して出かけたら、反動で2日間ぐったりしたんですが、それはともかく、中学校の時の記憶です。
おいらがいた中学校は、なんか知らんけど民主主義とか言ってたんですよ。学校が民主主義らしい。
たまに全校集会とかやって、多数決でなんか決めてたから、それのことだと思うんだけど。
しかし、割と「それは生徒が決めることなのか?」と思うようなことが多かったのでした。
それでですね、確か中3になったばかりのころなんだけど、ある土曜日の授業が終わった後、全校集会が開かれることになったのです。
議題はわからなかったんだけど、全校集会のちょっと前になんか生徒会担当の先生に呼び出されたんですね。
おいらともう一人。この二人は代議員会の議長だったのですが、全校集会の議長もやるんだよ、ってことだったのでした。
で、議題を渡された。
いきなりだし時間はないし、あまり深く考えている余裕はなかったんですが、この議題には違和感が。
前にもあったんですが、費用のことなんですよね。
細かい内容は忘れたんだけど(たしか修学旅行関係だったと思う)、保護者の負担を増やすという話だったのですよ。
それは子供が決めることなのか?と思って違和感を感じていたのでした。
しかし。もう始まる。さらに、生徒会担当の先生の要求が。
30分で終わらせて可決させるようにと。なんじゃそりゃ。
普通に考えて、多数の反対意見が出てきて紛糾すること確実。
おいらは「1時間で終わるかなあ。」ぐらいの感覚でいたんですが。
そして、いざ全校集会が始まると、案の定、紛糾。
議長に不満をぶつける者も。それで、もう一人の議長が切れちゃって。まあ、気持ちはわかります。
でも、はやく片づけたいので、賛否両者の意見がかわるがわる出るようにして、なんとなく賛成者が多そうなときに決をとって、無事可決。
結局45分で終わらせたのでした。
はっきり言って神業です。(ぶはは
それはともかく、その時の状況には頭に来ていたし、どうして生徒に決めさせるのかという疑問がずっと残っていましてね。
いや、疑問というか、言質というか既成事実がほしかったんだろうということはなんとなくわかってはいたんだけど。
とにかく、子供に話し合わせて決めさせる内容ではないだろうという気持ちが、あとから、じわじわと強くなってきて、時間が経つにつれて、だんだん頭に来ていたのです。
でも、当時は具体的にどこで話し合うのか、ということがピンと来ていなかったのです。
こういうことは本来どこで話し合うべきか。そう、それはPTAの集会なのだ。
でも、PTAの集会でやるとどうなるか。
大変な騒ぎになる。まとめるのは容易ではない。
でも、それは学校側の仕事なのだ。
中学生にやらせることではないんだよ。
(終わった後に「御苦労様」の一言すらなかったなあ)
ボンクラの彼らではPTAの集会でうまくやることはできなかっただろうけど。
だいたい、学校側に都合のいい決定をするのが民主主義なのだろうか。
自分たちの仕事を中学生に丸投げして、民主主義を冒涜したこの人たちは、そのことに対して多少の自覚はあるのだろうか。
時間がないことで思考停止して、学校の望む通りにしてしまった自分にも腹がたつぬ。
100行ぐらい悪態をつきたいけど、控えます。(うはは
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