先日、参院東京選挙区に出ていた三宅洋平が、安倍昭恵夫人とお会いになったようです。
三宅洋平
こういったツイートがいくつか。
ちかごろ自分で「国士」って言ってるのはおいら基準ですとネトウヨなんですが、それはおいといて。
様々な反響を呼んでおります。
裏切られたという人もいるし、さすが三宅洋平的な反応もあるし、まあ、反応はいろいろとあったわけです。
一応、おいらはあまり興味がなかったので、参院選の最中はスルーだし、もちろん裏切られたなどとは思っておりませんが、しかし、この行動はどうかと思います。
想田監督は、「会うべきではなかった」という意見ですが、三宅洋平はそれはリツイートせず、うつけんさんのことに関しての想田監督のツイのみリツイしております。はは
参院選は山本太郎が応援していたということから、裏切られたという印象を持つ人がいるのでしょうね。
実際に「裏切られた」と本当に思っている人は「裏切られた」とはあまり言わないように思いますけどね。
たぶん、むしろ三宅洋平をかばってるかのような発言をしている人のほうがそう思っているかも。
発信力はあるわけですよね。参院選の間、選挙フェスというのをやって、随分盛り上げていましたし。
主張については、かなりトンデモ系のも多いので、まあ、なんというか、おいらはスルーと。
アベVS反アベという構図で見ても、どっちでもない人物ですよね。
だって、昭恵夫人とだいたい似た感じですからね。
いずれもかなりスピ系な感じで。
アベ夫人のほうから三宅洋平に話があったそうですね。
アベ君の狙いは明らかで、三宅洋平を「取り込む」ことですよね。
三宅をdisるのもなんですけど、三宅を擁護する人の論調がなんとも言えない。
三宅は「対話」重視ですから、とにかく対話するんだということですね。
まあ、三宅はそうでしょうけど。
アベ君と対話というのがね。
アベ君は対話できない人ですよね。
質疑応答は一切できないですよね。国会でもどこでも。
話をしたところで、何か意味のあることになるとは思えませんけどね。
すると、擁護する人には「対話できる相手ではないとか言ってる人には複雑な外交はできない」とか言ってる主張もありましたが、これ面白いですよね。
たしかに「中国は対話が出来る相手ではない」という言説で、中国を危険視しているのが現政権とその支持者ですが、
論調が同じだからといって、中身も同じわけではないですよね。
では、中国は対話できないのかどうか。
できますよね。習近平とオバマは何時間もお話しています。2014年のG20ではもう本当に時間が許す限りお話していましたね。
彼らと全く対話できないのはアベ君。
海外の首脳とまともにやり取りしたことがない。
国内でも国外でもまったく対話というものをしたことがない人物です。
中国は対話できるが、アベ君はできない、ということだと思いますよ。
彼の場合、利用できるかできないか、力関係はどうか、これだけが重要な事項であるように思います。
あ、上記と似たような言い方を先日見ました。
「アベ政権脅威論は、中国脅威論と同じではないか。」
恐怖を煽っていることへの批判のようです。
これに対して「基本的人権がなくなっても同じことが言えるのかな」なんて言っても、
やっぱりやり口は同じようにに見えますが、
「狼が来たぞー。逃げろー」と、
地震の後の「津波が来るぞ。高いところに逃げろ」とでは、全く違いますよね。
具体的にどう危険なのか考えないと、ただ論調が同じだから、同じものとして扱っても仕方ないですよね。
中国脅威論は、そもそも第1次安倍政権が煽ったわけですよね。
その時点で全然違います。
それに、中国が日本と戦争なんて始めたら、経済的に困ります。
日本はもっと困りますけどね。現在、中国は最大の貿易相手国ですから。
アベ君はもう改憲に王手をかけてます。
国会で3分の2は確保しているわけで、野党がどのくらい時間稼ぎできるか、ということぐらいですか。
国民投票までにはメディアが改憲に向けて大プロパガンダを展開しているでしょうから、その時には終わっているでしょう。
「脅威論は全部だめ」ではなくて、実際に危険なのか、どのくらい危険なのか、どの程度差し迫ったものなのか、回避手段は?など、いろいろ考えますよね、普通。
そして、上記の三宅洋平のツイートの影響ですが、三宅支持者にとってはアベ君の印象は良くなったであろうと。
山本太郎の応援の影響は別にして、三宅を支持する人(投票した人など)の多くは、護憲にも改憲にも傾く可能性のある人達が多いと思います。
だから、改憲にはプラスになったであろうと。
怒る人が多数出て来るのは当然かな。
おまけとして、
アベ君に関する父親・安倍晋太郎の言葉です。
「晋三は政治家として最も大事な情がない」
「要領のよさは異質」
一方、アベ君の家庭教師をやった平沢勝栄は
「俺が教えたからまだあの程度で済んだんだ」
能力的にも人格的にも「対話」は無理な人物だと思いますね。
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