お正月に日本の大企業の経営者20人に株価予想などをしていただいたという大変貴重な資料があります。
日経の記事ですが、こちらのサイトが親切にコピーしてくれています。
20人経営者
まあ、わかりやすいところで言うと、今年の安値の予想がですね、18人が18000円かそれ以上で、残りの2人が17000円予想。
ええと・・・・
いや、株価自体の予想はさほど重要ではないのですよ。なにしろ官製相場ですからね。
しかし、為替と連動している以上経営に与える影響は小さくはないはずです。
サイトの下のほうにそれぞれのコメントなどが出ていますね。
原油安は予想していますが(というかこの時点で原油安ですからね)、円安を予想している人が多いですね。
円安で景気は堅調に推移するとかつまらないコメントが並んでいるのがわかると思います。
まあ、「日経のバカが相手だから適当なこと言っておけばおっけー」な意識があったのかもしれません。
超短いコメントを一人ひとり見ていくと、いろいろあるようです。
アサヒグループの泉谷って人は何も考えていないバカコメントですね。
セコムの社長、伊藤忠の社長も同様。というか伊藤忠の社長は相当なバカコメですけど、商事会社の社長がこれでいいのか。
SMBC日興証券の社長は、他と違って株価についても外すわけにはいかないと思いますが、いきなりはずしてますね。
あと、内需を押し上げるくらい賃上げがあると思っているのか。。。
味の素の社長の「実体経済の底固さを支えに」って何を根拠にいっているのだ。
東京海上とかダイキンも何を言っているのだの世界。
富士重工の社長は、中長期で円高になると見ていたようです。もう短期でなってしまいましたが。
大和ハウスの社長も案安ではなくなると見ていたようです。
一方、カルビーの社長が、まさかこんなにずれているとは。
富士フィルムの社長、外したけど、「株価は参議院選前まで上昇した後に」ってのが受けますね。そういう政権だと言っているわけで。(ただ、狙いが外れて思いっきり下がっているだけで)
TDKの社長も参院選に向けた景気対策でっていってますが、景気対策なんて無いですからね。
アホ政権は株価対策しかないですから。(それも滑ってるけど)
ええと、さきほど突然ドル円が跳ね上がって日銀の介入がささやかれていますが、結果的にはかえって日経平均が下がるんじゃないですかね。
111円前半から一瞬113円台まで跳ね上がって、111円後半に落ちて、その後112円台前半で一旦落ち付き、今は112円を行ったり来たりしています。
さっき、為替が動き過ぎて日経先物が付いていけてないというテキトー話をしましたが、これで少し調整されちゃって日本株の下げシロが拡大した感じがしますね。
欧州株は、終了寸前にやや投げ売り気味だったのですが、いつも通りダウに1時35分の人が登場して、やや戻し。
で、今、ドル円は111.8円であります。
あ、ちょっと下がった。
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