まず、「カリブ」。
グッバイ・イエロー・ブリックロードのあとだったので、激しく期待されたアルバムだったわけですが、超忙しい時に作ったんですね。
一週間で録ったと。
んで、かなりおかしな曲が多いです。前作の充実ぶりと比較すると、ちょっときついです。
アルバムの一曲目がこれ。 Elton John - The Bitch is Back
「あばずれさんのお帰り」
シングルでは第2弾ですけど。
つうかシングルの予定はなかったけど、評判がいいのでカットしたと。
特に黒人のDJに大きく受けていたようです。
極めてノリのいい曲ですけども。
タイトルひどいですけど、B面の1曲目は、「ニューヨークの尻軽女」ですからね。
そういうアルバムです。
Elton John - Island Girl
「アイランド・ガール」
もう、なんだろ、これ。
こういうのは他の人には作れないんじゃないかと。
黒人なまりの発音で歌ってるんですが、バーニー・トーピンが島から都会に出てきた若い黒人の話を書いたら、それにあわせて作曲したと、そういうことですね。
これはシングルチャートで初登場から4週で1位になったという、当時としては画期的なヒット曲です。
9位 Janis Ian - Will you dance?
「ウィル・ユー・ダンス」(ジャニス・イアン)
この人は日本以外でどのくらい出てたんでしょう、と思って調べたら、「17歳の頃」とその時のアルバムは1位だったんですね。グラミー賞も取ったと。
ちうか、"Society's Child"はこの人の曲だったんだった。今、思い出しますた。
9位 Mike Remedios - Fist Of Fury
「ドラゴン怒りの鉄拳」(マイク・レメディオス)
アチャーー アチャー フン アチャッ アチャッ(アチャッ) アチャー(フア) アーーーーーー、オチャーー(アチャ) I use hands to hold my fellow man
と、こういう歌詞ですね。
2位 Three Degrees - When Will I See You Again
「天使のささやき」(スリー・ディグリーズ)
ちょっと音が小さめです。
黒人女性の3人組のユニットというのは非常にオーソドックスなスタイルなわけで、ロネッツとか、(ダイアナ・ロスと)シュープリームスとか有名どころもいるわけで、このあたり見ても後に出てくるミュンヘン・サウンドと比べてはるかに洗練されているわけですが、ミュンヘン・サウンドの特長は単純に親しみやすいってことなんだよね。
この人たちにあのあか抜けない曲は歌わせられないよね。
つうか、この曲はちょっとシュープリームスを意識しすぎかも。
20位 Bobby Hebb - Sunny
「サニー」(ボビー・ヘブ)
かっこいーー。これはこの人が作ったんですね。
これは誰でも聴いたことがあると思いますが、綾戸智恵さんは「サニー カルロス・ゴーンが 変えた」って歌ってました。
上戸彩ではないです。
なんか映像のせつめいのとこに、BMI Top 100 Songs of the Centuryで25位とか書いてますね。
アメリカのラジオのリクエスト回数で決めたみたいですけど、これけっこう面白。
16位 Fleetwood Mac - Hold Me
「ホールド・ミー」(フリートウッド・マック)
クリスティン・マクビーがボーカルとってるんで、スティービー・ニックスは暇そうにしてるっていう、そのままの映像なんですが、メイクがタヌキなのが。。。
15位 The Rolling Stones-Going to a Go-Go
「ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー」(ザ・ローリング・ストーンズ)
これ、映像のほうはローレルとハーディですね。それはわかるんですけど、なんて映画か調べましたよ。
「宝の山」(Way Out West)という映画でした。っていうか、この映像、ようつべでかなりの人気があります。
5位 Dolly Dots - Radio
「レディオ・ギャル」(ドリー・ドッツ)
ちょっと音が小さめですけど、なんかのどかな雰囲気です。第2弾
4位 star on 45
「ショッキング・ビートルズ45」(スターズ・オン)
映像が変ですいません。
ヴィーナスとシュガーシュガーのあと、ビートルズの曲は、
No reply
I'll Be Back
Drive My Car
Do You Want To Know A Secret
We can Work it Out
I Should Have Known Better
Nowhere Man
You're Gonna Lose That Girl
となっています。
20位 Led Zeppelin - Rock n' Roll
「ロックン・ロール」(レッド・ツェッペリン)
微妙な位置づけの曲なのであります。
4枚目のアルバムでは、まず1曲目が「ブラック・ドッグ」。これはまるっきり物凄く「ロック」なのです。
2曲目がこの「ロックン・ロール」。
4曲目が「天国への階段」。
最後のほうに"To be a rock and not to roll"という非常に有名な歌詞があります。
ロールはしねえよと、言ってるわけですね。ロック宣言。
まあ、以降の曲を聴くと、やっぱロックンロールはしてないぞと。
そういうわけで、ちょっと洒落でやってみた曲でしょうか。