猛烈に眠いんで短くいきます。
もしかしてタイトルだとサステナビリティ自体を皮肉っているようにも見えますが、そんなことはないです。
あくまでもニッポソの話。
子供のころ、様々な環境汚染があってそういうもんもは徐々に公害などに認定されて、無くなっていったあるいはなくなっていくように見えたんですが、あまりそうはなっていないのがニッポソなんですね。
有害物質をまき散らす製造業というのはその昔は当たり前で、川や海にそういったものを垂れ流していたわけですが、水俣病やイタイイタイ病など、深刻な公害が表に出てきたことで廃棄物に対する規制が出てきたわけですね。
作っている側からすると、そんな規制はないほうが効率がいいのです。その時点ではね。
正確には利益率が高いということですか。
廃棄物の処理を十分に行って安全性を確保するより、ただ垂れ流したほうがはるかにおカネはかからないですからね。
しかし、ものによっては深刻な環境被害を起こすし、人が動物が病気になったり死んだりする場合もありますね。
サステナビリティとは正反対。
「今年はかつおがたくさん獲れるぞ」ということで、一気に大量のかつおを獲りまくって水揚げすると。
まあ「効率」はいいでしょうが、それでいいのかと。
来年以降はどうなのかと。そこを考えるのがサステナビリティですよね。
来年以降のカツオの問題、来年以降の漁師(あるいは漁業全般)の問題と両方あります。
二ホンウナギは以前から絶滅危惧種ですが、獲れなくなって農水省が心配しているのは今年は食べられるのか、値段はどうなのかですからね。
相変わらず土用の丑の日というあほな行事をやっています。
普通、自然のものはあまり獲れなくなってきたら規制しようとか考えそうなものですが、絶滅危惧種を食うことしか考えていないんですから、近いうちに食べられなくなるのではないですかね。
というかそんなことはサルでもわかりますよね。なんで農水省は分からないのでしょうか。
脳衰省だから?
何かの童話で「海の魚を獲るのは1000分の1だけにするのじゃ。そうすればまた来年同じだけ撮れる」と老人が言っていたはなしがありましたが、それがサステナビリティですよね。
これは別に環境とか水産資源の話だけではなくて、会社だって同じなんですけどね。
従業員を安い給料で使い倒していれば、当面は多くの利益が出ますね。
役員はホクホク。株主配当もたんまり。(役員もたいていは株主ですからね)
しかしそんな会社は人がいなくなるし、そんな会社ばかりだと社会が疲弊しますね。
竹中平蔵のやっていることはそうやって社会を疲弊させていくだけだし、自民や維新もやっていることは同じですね。
こちらに、とある企業のサステナビリティの説明があります。
サステナビリティへの取り組み>コンプライアンス
というところで
「違法献金の可能性」
2.誠実・公正な活動
2.3 腐敗行為
贈収賄、マネーロンダリング、横領等、いかなる相手に対する、いかなる形の腐敗・不正行為も許容しません。取引先、公務員等とは公正で透明な関係を保ち、接待や贈答品の授受、寄付や政治献金については、贈収賄・腐敗防止に関する法令、規範、社内規則および健全な商慣習に従います。
これはなんと「サントリーグループのサステナビリティ」の中にある、サントリーグループ企業倫理綱領なんですね。
企業の場合は、法令順守しないと会社がつぶれたりしますからね。
反社とのつながりが明るみに出たら半端な会社はメガバンクあたりが撤退しますからね。
大企業になるとそうそうつぶれたりはしないんですが、逆に社会に対する影響が大きいですからね。
そういった責任があるのですが、最近は政治家も大企業の経営陣も倫理が崩壊してきていますね。
これだと社会が持たないですよ。
まあ、まともな民主主義の国なら既に暴動が起きているレベルで壊れていますが、日本の場合は、そこは我慢して弱い者いじめで鬱憤を晴らしますからね。
それがどうやらバカのサステナビリティみたいなんですが、普通に社会がおかしくなるだけです。
なんですか、ニッポソには原発にしがみつくバカがいますが、どう考えても無理でしょう。日本ぐらい原発が無理な国もないでしょうね。
いや、モルジブのほうが無理か(笑)
核廃棄物というのがまずサステナブルじゃないです。
原発自体、老朽化して廃炉にしてもしばらくそこは使えないわけで、とてもサステナブルではないですね。
当然地震大国だし津波大国だし。これにしがみつくのは脳が悪いと思いますが、まあ、それがニッポソ人なんでしょうね。
そもそもサステナブルではない生き物だということかと思います。
作品61の日なのだ。
Mendelssohn - Ein Sommernachtstraum
Chopin - Polonaise-fantasie
Beethoven - Violin Concerto

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