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なんですか、○たつのような立憲カルト(本人は否定するだろうけど)あたりは、参議院選が終わったときに、れいわが立民の比例票を削ったと言っていたんですけどね。
2つ問題がありまして、「実際にそうなのか?」ということと、「比例票を奪って何が悪いのか」って話。
比例票を奪わないでいくということは政党として選挙に参加するなという話ですよね。
最近、これをもっとはっきりと「れいわ」たたきで言っている人がいたので、問題その1の方を少し検証してみました。
問題その2は論外なので。

直近6回の選挙における各政党ごとの比例得票数をチェックしてみたのだ。
政党ごとの比例得票数

「れいわが立民の票を奪ったか?」「あるいは立民と共産の票を奪ったか?」
この得票数を見ますと、まったくわかりません。
いや、そもそも比例の票を奪ったとして何も問題ないんですがね。
投票の選択肢が増えるだけなのですから。
別に自民や公明や維新に議席が行くわけではないのです。

もうひとつそもそもの話として、立憲や国民は前回の参議院選のと時には存在していなかったわけですね。比較できません。
当然比較するなら、2017年の衆議院選になりますが、これはかなり特殊です。
比例票、立憲と希望の党を合わせると約2076万票。
とりすぎ。
16年の参議院選と比べた場合、ほかの政党は軒並み得票が減っています。特に維新が激減。
ただし、14年の衆院選と比べると自民党の票は増えています。
維新は猛烈な減り方。
まあ、この間に維新はいろいろあって人が減ってますからね。
維新に行った人々がまた民主党に戻る際にごねて民進党に名前を変更したので、そういうのはありますね。
威信が減った分を希望あたりがとっています。(メンバー的にはそうなる)
これを踏まえて去年の参議院選をみると、2017年の衆院選と比べて維新は戻してますね。
有効投票数は500万票ほど減ってます。
自公はやや減り、旧民主系は激減。

れいわは突然湧いたみたいな感じですが、そもそも生活の党があったのです。
6回分を見ていくと12、13年あたりの選挙では第3極というものがあったことを思い出しますね。
特に12年の衆院選はすごい。
維新が第2党でみんなの党や日本未来の党もありました。
徐々にしぼんで現在にいたると。

ここで2つ目の資料。
選挙区の候補者
各政党の選挙区での候補者数。

比例の場合、比例にたくさん候補を立てたからといって比例の当選者が増えるわけではありませんが(まあ、人気者がたくさんいれば別ですけど)、多くの選挙区に候補を立てることは地味に非襟の得票につながります。
ずっと、共産党はこれをやってきたわけですね。
ほとんどの選挙区に候補を立てて、比例票を掘り起こしてきたと。まあ、比例票だけが目的ではなくて広い意味での党勢拡大が目的でしょうけど。
それは人材と資金力があれば本来どの党でもやりたいことですよね。
しかし、15年の安保法制の後、共産党は野党共闘を呼び掛けたわけです。
以来、選挙区での候補者は減っています。
前にも書きましたがこれはボディーブローのように効いてきます。自分に。
党勢拡大ができませんからね。
野党共闘に参加している党はいずれもそうなりますよ。
まあ、共闘する野党全体で落ちていきますから、野党第1党だとその地位は安泰ですが。
17年の衆院選では、希望の党が選挙区に198人出しているんですね。
これは結構大きいです。
旧民主党の票を立憲と分け合ってさらに維新から削った分を足しても多いですからね。

去年の参院選だと、N国ですよね。選挙区で37人出してます。
これは立憲と共産と社民が選挙区で出した候補者の合計と同じです。多いです。
これで比例での1議席を取ったわけですね。

それから17年の衆院選が特殊だと言いながらその特殊性を言ってませんっでしたが、
あれはつまり
小池劇場に前原の乱心が加わり新たな展開になったものの、そこに「排除します」がきて、「リベサヨ終わりかよ。前原○ね」に「枝野立て」と来たわけですね。
そして立ったと。かなりストーリー的に盛り上がった局面です。
メディアの大好きな政局です。まあ、その割にはあまり報道しませんでしたが、それでもまさにドラマティックな政局ですからね。
候補者は少なかったけど立憲には割と風が吹いたし、注目を集めた希望の党も比例では結構とってますね。

そこで下方修正

暮れに、野党共闘でひっくり返せそうなところをやりましたが、たぶん少なくなりますね。
くどいですが選挙区で候補が乱立した場合は投票率が上がって自民党の得票率は下がります。
その分は割り引いてみてましたが、さらに希望と立憲ですね。
希望と立憲が両方立っていた場合、当時希望の党(の候補)に投票した人が、次にはどの程度立憲(あるいは民民)の候補に投票するかを考えると、かなり厳しいものがあるではないですかね。
多少ではなく大きく目減りする可能性が。
ただあまりにも読めないので正確に予想はできませんけどね。

愛知1区。野党二人の票をまとめると楽勝の数字なんですが、二人は立憲と希望です。
立憲のほうが票を取っているので、こちらが候補になるとして、希望に入れた人はどの程度立憲の候補に入れるか。わからない。
千葉13区は、さらに共産党も立っていて、あわせたら楽勝のケースですが、ギリギリの勝負になるんじゃないだろうか。
東京も10~11ぐらいはいけそうだったけど、3つぐらいはギリギリの勝負になるんじゃないかと。
他に北海道4区もこのパターンですね。うむむ。
まあ、大量ではないもののいくつか減らさないといけないのではないかろ。
そうすると、小選挙区で90議席というのも厳しい状況になるのではないかと。

とにかく選挙戦を盛り上げて投票率を上げないといけないんですが、御用メディアは毎度静かにする作戦ですからね。
NHKに至っては選挙中に安倍ヨイショ番組をやったりしますから。

某党が嫌いな人は「減税ポピュリズムが~」とか「カリスマは駄目だ」とかいったりしますね。
減税ポピュリズムが~」と同じ口で「国民は減税を望んでいない」とか言ってるのが謎。
それじゃポピュリズムじゃないじゃん。
だいたいポピュリズムとカリスマは反対ですからね。
カリスマが駄目というのは、国民がカリスマ政治家を望むのがよくないということですが、実際に望んでいる人が多い状況で駄目だというなら、その人たちを変えていかないといけないんですからね。
啓蒙しないと。
しかし、学校では個々の主体性を消す「教育」をしていますから、ただ体制に従うかもしくはカリスマを求める人々が今後も増える予定です。
大変ですね。

今日のお笑い。
キーウィー

昨日のお笑い。
オリンピック頼み
というか、悲しいですけど。

バロックのギター曲。
Baroque Guitar

いや~、眠くて眠くてやばかった。


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