本日の山陰は一日中小雪が舞いまして寒い1日となりました。
積雪は2〜3cmくらいなので大したことはないのですが・・・気温はかなり低くて寒いです。
今日の夕方からは少しまとまった雪が降る予報が出ていますね、本当かな〜??と思っていたらほとんど昼間と同じくらいでしたね。
そして本日の中庭です、薄らとですが雪が積もりまして一応白いですね。
明日は1日中曇りらしいのだけど・・・
それにしても・・・私、この近日中に誕生日を迎えますが寒い時期に生まれたんですね〜(笑)
生まれた時のことは当然ですが全く覚えていませんけど・・・父や母によりますと産まれてすぐに生湯に浸かるのですが・・・いきなり産婆さんにオシッコをかけちゃったらしい・・・。
まあ自分では全く記憶のない時期のことなんで何も言い返せないんですけどね(大爆笑!!)
その時から他の方とはちょっと違っていた??・・・かもね〜!!
そして週間天気を見ますと金曜日の暴風雪が消えていました。
まあ当日また復活などもありますからね・・・気をつけなきゃ!!
そして今日は隣のギャラリーで明日から始まるM・Sakaeさんのプラモデルを展示していました。
このM・Sakaeさんは今から20年前に多分20大の後半か30代のはじめに亡くなられていまして模型は親戚の方が今まで保管しておられました。
今回、ご縁があってギャラリーで展示をさせていただくことになりました。
少し前に沢山のプラモデルの完成品を引き取りに行ったのはコレだったのです。
そして今日はM・Sakaeに代わって展示しました。
プラモデルも20年以上経過しますと接着が脆くなっていましてね・・・移動も大変気を遣います。
修理が必要なものは途中で修理をして並べてゆきます。
中には組み立て途中のバイクがありまして・・・どのような事情で亡くなられたのかは分かりません。
ご病気だったのか事故だったのか・・・
でも組み立て途中があるということは最後まで組み立てる意思があったものと・・・胸が熱くなりました。
最近、人の生死に関わるような案件に遭遇することも多く若干凹むこともありますが・・・それは生きているものの責務ではないかと。
今、生きている人はどんなに苦しくても前を向いて胸を張って生きてゆかなければならないのですからね。
諦めたり自暴自棄になってしまうのは勿体無いと考えます。
M・Sakaeさん、もし今ご存命なら50歳くらいになられるはずです・・・人間いつになっても迷ったり、困ったり・・・喜んだり嬉しかったりと色々ですね〜。
次の誕生日が無事に迎えられ父と同じ歳になったら父の墓前で「ありがとう」と言いたいですね。
ではこの辺りで気を取り直しまして本業開始です。
S木さんから急ぎの仕事が来ていますので先にそっちをやっつけておきます(笑)
MARKの1/18のニッサンR35GTRですが・・・
このベース板や外箱ですが・・・古いMRコレクションのものとほぼ同じです。
ひょっとしたら同じ中国の工場で作られたのではないかと思われますが・・・どうかな〜!?
修理箇所を細かく見てゆきましょう
まず気がつくのが左のサイドウインドウですね〜。
前側がパックリと開いていまして・・・モールのエッチングも浮いています、こりゃあ酷いな〜と。
反対側は!?
と思って見ますと・・・まあ当然左右とも同じですよね。
そしてフロントウインドウですが・・・上下の部分は大丈夫なのですが珍しいことに右のピラー部分だけがパックリいっていますね〜。
そしてリアウインドウです
こちらは下側は大丈夫なのですが上側の中央がパックリですね。
ということでこの35GTRはウインドウ4面脱着となりました。
早速ですがウインドウを外しましょう。
まあ浮いていますから外すのは楽でしょう〜!!
今度は外した部品を検証します。
というのも壊れた原因を探さないときちんとした修理は不可能なのです。
また簡単に外れますからね〜。
サイドウインドウの外れた原因はこちらですね・・・
わかるかな〜??
サイドウインドウの部品をよく見てください。
前側になる部分には黒い線が無いのは分かりますか?
この黒い線はウインドウの内側に印刷されたものか表側に黒いエッチング製の枠が接着されていましてねその裏側の見えない部分でウインドウとボディが接着されているのです。
35GTRの実車ドアガラスには実際には黒い枠はないのです。
でもないと接着剤が表から見えてしまいますから無くても黒枠を付けておくのですが・・・このモデルにはなかったのです・・・
つまりこの部分は接着されていなかったので簡単にウインドウが浮いてしまったんですね。
そしていつも書きますがレジンボディが収縮しましてウインドウを持ち上げてしまうのです。
原因が特定できたところで修理を開始です。
ウインドウから外れかかったウインドウのモールを外しましょう。
今回は脱着だけでなくボディの収縮からウインドウも少し小さくする必要がありました。
よってウインドウの枠であるエッチングパーツも少し短くするためにカットしました。
出来るだけ後で目立たない部分でカットするのはもう常識ですね。
モールをウインドウに接着します。
これもウインドウを取り付けるためのゴム系接着剤を使っています。
硬化するまでに少し時間がかかりますから洗濯バサミでつまんでおきました。
サイドウインドウの前側にも黒い塗装をしておきました。
コレできちんと接着ができますね。
ウインドウの大きさを決定するのはなかなか大変かもしれませんね。
最後に元の箱に収めまして・・・S木さんのお迎えを待ちましょう。
そうそう、忘れていたわけではないけどついでに頼まれた塗装もやっておかなければなりませんね。
さて本日のメインのAMG E55がほんの少しになってしまいましたが・・・
進めておきますよ。
本日はシリコン型を使ってキャストをしています。
レジンキャストはかなり匂いが出ますので定休日に行うのが最良です・・・(笑)
レジンの匂いが嫌だと思われる方(特にご婦人方は・・・笑)はおられますからね。
夕方までキャストしてやっとコレだけ作りました。
というのも気温が低くてレジンの硬化が時間がかかるのです、また早めに脱型しますと柔らかくて変形することもありますからね。
変形したら使えないので・・・ゆっくり作業を進めます
続きましてレジンのパーツを洗浄します。
というのもシリコン型で作りますからシリコンが沢山付いていますのでそのまま放置するのは恐ろしいです。
ある時・・・塗装したら弾いてしまってと言う事が現実におきますからね。
部品を抜いたイタレリのプラモデルにも複製品を入れておきます。
そして先日ご依頼で組み立てたアロウズも右のリアアップライトが無かったので一応ロムさんには手配してもらっていますがもう一つキットが入手できましたので不足部品を複製しておきました。
1個しか要らないのですが複製した部品をキットに入れておきました。
これで部品がなくて作れないと言う事は無くなりましたね〜
明日はまた天気が良くないらしいので・・・本業がしっかりと進むのではないかと思います。
またそうでなければいけませんね〜!!