空手教室水翔塾

雪深い新潟県の里で活動しています。

ルール改正の戸惑い

2015年04月30日 | 日記

新年度に入り、ご存じのとおり競技規定の一部が改正されました。

オリンピック参加を見据えて、良い方向へ向かうための改正ですが、私自身が不慣れです。

あくまで個人として感じたことですので、よろしくお願いします。

昨日は改正後のルールでの、初めての公式戦でした。

審判員をしていて一番大変だったのがC1の見極め。

今回から副審は、「やめ!」の前にカテゴリーの表示が出せません。

こんな場面がありました。

私が主審をしていた時に、上段突きが極まったと思い「やめ!」をかけて試合を中断。

あれ?一番見えている副審のジェスチャーが無い(゜▽゜;)

もしかしてポイントの基準を満たしていない?

もしかして接触があった?

一瞬ですが判断に迷いました。

 

今回は副審をしている時も、それを感じました。

いま接触があったよな。でも主審は選手同士の死角で見えなかったよな。

前みたいにC1を旗でジェスチャーできないし…

 

反対にこんな場面がありました。

ある先生が主審をしていた時、

選手が瞬間的に相手を両手で掴みました。

主審からは確認しにくい状態でしたが、主審は「掴んだろう」と思い「やめ!」を発しました。

副審をしていた私に目だけで語りかけました。

「赤、掴んでいましたよね?」

私も目だけで答えました。

「はい、掴みました。」

試合後に確認したところ、私の思っていたとおりC2の確認を私に求めたもの。

主審と副審のアイコンタクトの大切さが良く分かりました。

 

これからも大会が続きます。

選手や観客から信頼される審判員を目指します。

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