今日は空手の練習を一時的に再開しました。
子どもも春休みになり、私も休日だったので日中に行いました。
急な呼びかけだったので、3人しか集まりませんが、元気いっぱい汗を流しましたよ
練習を始める前に4人で黙祷を捧げました。
練習後には保護者が迎えに来ますが、宮城県へ復興作業に出張していたお父さんが、あいさつに訪れました。
仙台市と石巻市の電設工事に派遣されたそうです。
発災と同時に向かったそうで、現地に到着し田んぼを見ると海の魚が泳いでいたそうです。
写真は死んだ魚ですが、たぶんボラだと思います。
そして、街は人の気配をなくした廃墟のようだったと
私の同業者の車も、津波で流されていました。
被災された皆さんへ、水翔塾のスローガンを送ります
どんな時でも、「元気」な気持ちを持ってください。
から元気でも結構です。心が崩れたままだと、立ち上がることは困難です。
耐えて、そして頑張ってください。
ちょっと前のことになりますが、水翔塾の子が演武した指定形のジオンについて、ある先生から指摘を受けました。
「最後の部分が間違っているよ」と
指定形ですので、全空連の出している「空手道形教範」をベースに教えています。
持っているのはこの本 → 今は新装版になってます
これと合わせて、CHAMP社の指定形のビデオも参考にしています。
さて、問題の部分ですが、最後の気合のひとつ前の動作です。
教範の中では
『顔を西(左)に向けると同時に左掌は右肩前(西方向からの中段突き)右拳(甲上向き)は左脇。』
はい、写真のとおり右拳は左脇に移動します。
でも、ビデオだと右拳は右胸に残されたままです。
最初は「動作が変更になったのかなぁ」などと、あまり気にしていなかったので…
やはり、書かれたものの(教範)をしっかりと読まなかった、私の失敗です
先週の話になりますが、小学校のスキー授業のボランティアに参加しました。
児童を3人受け持っての指導ですが、スキーを指導するほどの腕前でもないので…
ちょっとしたアドバイスして、半日一緒に滑っていただけですが
帰ってきて、反省会の中で、指導員のライセンスを持っている保護者が言ってました
「今の(カービング)スキーのターンは、昔のスキーと違いますからねぇ。もちろん指導法も…」
えっ 昔に習ったターンを子ども達に教えちゃったよ
この数年は、年に1回か2回しか行かないスキー
もちろん、板は10年以上同じのを使ってます。
娘のカービングスキーと、私の(棒)スキー
あーあ、受け持った子ども達に悪いことをしたなぁ
その晩の反省会は、かなり落ち込みました。
空手の防具も、昔とだいぶ違いますよね。
風船みたいなメンホーがプラスチック製になったり、高体連ではすねに着けるシンガードも採用しているし。
これから、道具が変わると今までの指導法も、必然的に変わってきますね。
指導者が勉強を怠って、道場生に迷惑をかけないようにしなくちゃ
今日の稽古に、春の高校選抜に北信越地区を代表して出場する地元選手が来てくれました。
まずは、十日町総合高校の田辺沙希選手
高校1年生ですが、おしめをしている頃から空手の世界に入ったので、キャリアは申し分ないです。
今夜は新調したばかりの空手衣に袖を通し、興奮気味でした
続いて、十日町高校の春日数紗選手
髪は長いですが、過去に全少で優勝しています。
髪が長いので、明日にでも床屋に行くそうです
出稽古と言っても、マットと鏡を貸しただけなんですけどね。
でも、いつもと違って、水翔塾の子ども達の前で演武することで試合度胸を養えたらと思いました。
そして、小学生たちも先輩選手の動きを勉強したかと思います。