新年度に入り、ご存じのとおり競技規定の一部が改正されました。
オリンピック参加を見据えて、良い方向へ向かうための改正ですが、私自身が不慣れです。
あくまで個人として感じたことですので、よろしくお願いします。
昨日は改正後のルールでの、初めての公式戦でした。
審判員をしていて一番大変だったのがC1の見極め。
今回から副審は、「やめ!」の前にカテゴリーの表示が出せません。
こんな場面がありました。
私が主審をしていた時に、上段突きが極まったと思い「やめ!」をかけて試合を中断。
あれ?一番見えている副審のジェスチャーが無い(゜▽゜;)
もしかしてポイントの基準を満たしていない?
もしかして接触があった?
一瞬ですが判断に迷いました。
今回は副審をしている時も、それを感じました。
いま接触があったよな。でも主審は選手同士の死角で見えなかったよな。
前みたいにC1を旗でジェスチャーできないし…
反対にこんな場面がありました。
ある先生が主審をしていた時、
選手が瞬間的に相手を両手で掴みました。
主審からは確認しにくい状態でしたが、主審は「掴んだろう」と思い「やめ!」を発しました。
副審をしていた私に目だけで語りかけました。
「赤、掴んでいましたよね?」
私も目だけで答えました。
「はい、掴みました。」
試合後に確認したところ、私の思っていたとおりC2の確認を私に求めたもの。
主審と副審のアイコンタクトの大切さが良く分かりました。
これからも大会が続きます。
選手や観客から信頼される審判員を目指します。