練習は20分を一つの目安にして、休憩を入れてます。
特に低学年の子どもですが、練習時間が長引けば集中力がオフになりやすいです。
集中力が無くなれば、練習の効果も少なくなるし、怪我にもつながりますね。
それと、フォームを直す時に体に触れてはいけない子もいます。
たとえば、中段正拳突きをしていて拳の位置が正確でないときに、「ここが中段だよ」と言って直してあげると
体に触れたとたんに、思考がオフになる子もいます。
そんな子の場合は、「もっと上!」とか「もっと左!」と言って自分で直させます。
十人十色の言葉があるように、子どもも一人ひとり個性があって、指導法も違ってきます。
『指導』は難しいけど面白い、面白いけど難しい。この繰り返しです。
昨日、東京在住の空手仲間から次のようなメールをいただきました。
「この度は私事ではありますが、私一人では力及ばず、皆様にご協力頂ければとお願いのメールを出させて頂きました。
3月11日に起こった東日本大震災において、私が所属する会派の福島、宮城支部(被害の酷い相馬郡、多賀城市など)の仲間が被災しました。
その中で10世帯の仲間が津波により何もかもを失いました。
現在は避難所にて不自由な生活をしております。
多くの仲間達が被災し、大変な苦労をしている中で彼等の支えは支部の仲間達全員が生きている事だそうです。
被災から3週間たった今も物資は行き渡らず不自由しているそうですが、皆の思いは、また揃って空手をしたいと言う事でした。
幸い、隣の市の道場の方より、一緒に稽古をしようと申し出があり、皆も稽古に参加したい様ですが、
胴着も帯も何もかも無くしている為に、心が折れそうになっている子供達が大勢いるそうです。
中には初段を取得したばかりで出来上がった黒帯を一度も締める事なく津波で無くした子供もいるそうです。
彼等の希望は空手です。
そこで皆様にお願いです。
不要な胴着、帯、防具があったら提供して頂けないでしょうか?
こういった事を理解してくださる方のご協力を心よりお願い申し上げます。」
さっそく水翔塾の卒業生たちが残してくれた空手衣と防具を集めてみました。
一緒に娘と息子が使っていたランドセルも送る予定です。
頑張れ被災地! 頑張れ日本! です