世話人の近田さんから句稿の短冊40枚が送られてきました。昨日は例会
だったのですが、わたしは都合で欠席。今月はアップできないと思っていた
ところへ近田さんの親切。
40句の内から10句を選抜しました。作者名は分かりませんが、近田さんに
問い合わせて分かり次第書き込むことにします。
★麦秋や古戦場なるこのあたり 安月子
麦熟るる畦が近道下校の子 安月子
麦の秋車中に聞きし里ことば 小夜子
★短夜や始発電車の出庫する 武 敬
★旅に咲くものなべて白風薫る 山澄陽子
★芍薬の終の一片散る夕べ 山澄陽子
★人の世は儘にならざり亀の鳴く 山澄陽子
★緑蔭に開く句帳の未だ白 山澄陽子
名城や亡父(ちち)の愛でにし楠若葉 小夜子
菩提樹の花が咲いたよ夕日色 小夜子
★・・・6句選ならばこの6句