膝栗毛35回目を迎えました。第1回は昨年の1月でしたから速いも
ので1年半近く経ちました。今日は3人の方が欠席でしたが1人の新入
会者がありました。茂見さんという女性の方です。
舞坂宿から新居宿まで海上1里の船旅で、ここでも船上で騒動が持
ち上がります。蛇遣いのおやじの懐から蛇が逃げ出して船中総立ちと
なり、喜多八が道中差しのこじりで押さえつけ海へ放り投げるところま
ではよかったのですが、蛇とともに道中差しまで放り投げてしまったた
めに、道中差しが浮いて流れ、武光であることが知られてしまい、喜多
八大いに面目を潰す、という話。次から次へとよくも一九はアイディア
が続くものだと感心します。