古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

膝栗毛36  規約施行

2017-06-22 21:40:57 | 膝栗毛4篇

 膝栗毛も今日から4篇の読み合わせに入りました。新しく入会された方もアマゾンで購入したり、図書館で借りたりして活字本を持っておられます。種本を持っているから読み合わせができるわけですが、前からの会員はさすがに種本にたよらずとも読めるようになっています。こういう人たちはすでに中級者であり崩し文字に移行してもよいのですが、組み分けを行うにはまだ条件が整っていません。しばらくはこのまま続けるしかありませんが、この人たちの中に講師を養成して会員を増やし初級、中級の組み分けを行う将来構想を持っています。会員数が20人を超えれば会場の収容人員からも、組み分けをせまられます。

 さて、今日の会は冒頭に規約の打ち合わせをしました。世話人の今村さんから規約案の説明があり、検討後ほぼ原案通りに決定しました。これで規約を持った一人前の組織に発展したわけです。今村さんは世話人から代表になり、副代表は平井さん、顧問に中川さん、会計は当分の間今村さんが兼務。この4役に講師を入れて役員会を構成して会の運営に当たることになりました。また、代表と会計にはわずかながら手当を出すことになりました。講師謝礼はこれまでどおり。

 人数を増やして会費の値下げを実現しその上で余裕があれば講師謝礼も上げようということになりました。会費が安くて面白く楽しい会作りに成功すれば会は必ず発展します。なぜなら古文書には根強い需要があるからです。