あなたと僕は、今頃、世界の大物になっていただろう、と、芥川龍之介は言ったのだった。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
そうすれば、僕は自ら命を絶つ事も無かったし、
2012/5/28、京都府立植物園にて。
そうなんだよ。キサラさん、と、空の彼方から、遥かに若い龍之介の声が…。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
そうだ。
そうだよ。
信長さんは、アメリカか欧州に生れるべき人だったんじゃないかな。
あたしたちは、向こう原産のものが多いから、だから、信長さんの心をひきつけているってこともあるんじゃないかな。
有無。それはちっとも考えた事も無かったが、深い所では、そうなのかもしれないな。
貴方がたは、彼らの心…知性であり、美を求める心が産み出した結果だとも言えるしなぁ。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
芥川さん。
有無。
そんな所で生きて来て、…本当に頑張っていると、あたしは思うよ。
芥川さんの様な人が住む所ではなかったんじゃない。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
民主主義って、大嘘をついて、まんまと誤魔化したり、権力を利用したりする人間たちが、大きな顔をしているようなものんじゃないの。
有無。
貴方が1年前に告訴したのに、いまだに、あの悪人二人が、のうのうとしていることや、去年の政権担当者たちが、テレビで話ていること等を、見聞していたら、あたしたちには、そうとしか思えない。
有無。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
ねぇ、
有無。
えらい目に遭って告訴しているんでしょう?
有無。
あたし思うんだけど民主主義って、それほど完全なものなの。だって、貴方、心身ともに本当に大変な目に遭ったのに、あの、犬畜生にも劣る悪人二人は、いまだに街中を、のうのうとしていて、更なる犯罪を重ねているんでしょう。ネット上でも、現実でも。
有無。
それって、本当におかしい。何かが狂っているとあたしは思う。
有無。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
その他には?
有無。これがメインテーマなのだが、「私たちの国に在った本質的な病を糾すこと」。
それは貴方の人生のテーマだったんじゃないの?
そうだよ。物心着いた時に、見えていた事だったんだ。
物心着いた時に、って?
明瞭に記憶に残っている最初の、幼年時のこと。
えーっ、そんなに早くから。だったら貴方の人生って大変だったんじゃない?
有無。そうだったよ。
分かった。今すぐ、貴方の本を購読に行って来る…。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
有無。それじゃ教えて上げるから、直ぐに購読してね。
勿論。
一つは、
一つは、って、そんなに一杯あるの。
有無。
一つは、「人間はエゴイズムを克服して生きなければならない」ということ。
これは、芥川龍之介から私が引き継いだ事なんだ。
分かりました。心して読みます。
2012/5/28、京都府立植物園にて。
ねぇ、貴方の、「文明のターンテーブル」、のテーマを教えてもらってもいい?
2012/5/28、京都府立植物園にて。
あなた方が、いつまでも、まっすぐに輝いていますように。
私の祈り。
2012/5/28、京都府立植物園にて。