以下は、2021-05-05に、世界の常識だ。それでも嘘を承知で馬鹿な反原発運動家を煽りまくる。と題して発信した章である。
以下は定期購読専用月刊誌テ―ミス今月号に掲載されている高山正之の連載コラムからである。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
捏造記事をたれ流しても朝日は訂正も謝罪もしない
自身は頬かむりしているのに他社には説明責任を果たせと居丈高
珊瑚落書き事件の象徴「KY」
いつ朝日新聞に愛想をつかしたかは、はっきり覚えている。
07年の春、朝日の社会面に「KYって知っているか」みたいな見出しの暇ネタが載った。
一瞬、目を疑った。
なぜなら「KY」とは朝日の一柳東一郎社長のクビを飛ばした破廉恥「サンゴ落書き事件」を象徴する言葉だからだ。
事件は89年に起きた。
西表島の海に潜った朝日の本田嘉郎カメラマンが大アザミサンゴにフラッシュライトの柄で彫り込んだ文字が「KY」だった。
本田はそれを「自然を大切にしない日本人の落書き」として新聞に載せ、降幡賢一が「百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の…」と絵解きした。
日本人を腐すためにそんな手間暇かけてでっち上げをする。
まるで韓国人か支那人の行状だ。
しかし朝日の悪意は即座に地元の人たちによって暴かれた。
朝日は横柄に否定したが、偽りネタで日本人を中傷する悪意に読者も怒った。
購読数は凄まじい勢いで減り、結局、朝日は一柳のクビを差し出した。
そういう経緯がある。
だからまさか朝日の紙面に堂々と「KY」の文字を見ようとは思ってもいなかった。
で、読んだら「KY」とは「空気が読めない」の意で「JK(女子高生)」が使っているとか。
要は暇ネタだ。だからなおさら違和感があった。
朝日の記者ならサンゴ事件を忘れるはずもない。デスクならなおさらだ。
その象徴の「KY」が別の流行り言葉で出てきたからといって記者は執筆に躊躇いがなかったのか。
よしんば出稿してもデスクが「KYは朝日の古傷」だからボツにするだろう。
それでも載せたのは彼らがもはやKYに忸怩たる思いも持たない、何も反省していないということにならないか。
そんな朝日にまともな報道を期待できないから、その時点で見切りをつけた。
ただ、念のために一柳の反省がどこまで生きていたかを再点検することも厭わなかった。
強制連行も性奴隷も嘘だった
いいところがあれば、寛恕してやるつもりだった。
そしたらサンゴ事件の僅か2年後、一柳の後任の中江利忠が植村隆に「慰安婦金学順」の嘘をもう書かせていた。
奴隷制の歴史もない日本人が先の戦争で性奴隷を使ったという大嘘だ。
サンゴ事件での反省などその時点で消えていた。
中江はまた都知事選で革新の青島幸男の対抗馬に石原信雄が立つと、紙面で足を引っ張らせた。
宇都宮支局は「お餞別・栃木県一同」と書いた偽の熨斗袋を載せ、石原にあたかも金銭スキャンダルがあるかのような印象操作をやった。
手口はサンゴ落書き事件とそっくり同じだった。
「リクルート疑惑」は朝日のスクープのようにいわれる。
正義面して江副浩正にたかる政治家や官僚を糾弾したが、実は朝日の本多勝一も疋田桂一郎も、中江までたかっていた。
傍若無人はその後も続く。
12年11月、安倍晋三次期総理は日本記者クラブでの党首討論会の席上、慰安婦の嘘は「吉田清治という詐欺師の話を朝日新聞が撒き散らした」と発言した。
朝日こそが日本人を貶めてきた張本人だという指摘だった。
朝日はサンゴ落書きと同じに傲慢に安倍の発言を否定し、吉田清治の発言の正しさを主張したが、初めての裹取りで吉田の言葉はすべて嘘と分かった。
30年間も日本軍を貶め、日本人に「歴史を直視しろ」とか横柄に言い続けた慰安婦強制連行も性奴隷もみんな朝日がでっち上げた虚構だった。
朝日新聞購読お断りが日本中に広まった。
結局、朝日は偽りの報道で日本人を貶め、歴史を歪曲したことを渋々認めて木村伊量のクビを差し出した。
勘繰りで記事の森友加計騒ぎ
しかし、それでも彼らは反省しなかった。
根本清樹論説主幹以下、朝日を苦境に追い込んだすべての元凶、安倍のクビを取ることに熱中した。
それが森友、加計学園騒ぎだ。
安倍にまつわる疑惑を探せ。情報は不確かでいい、あとは勘繰りで記事にしろ。
その破廉恥手法で安倍を追い詰め降板させると、朝日はすべての分野で「勘繰り報道」を押し広げた。
尤もらしければ嘘でもいいという意味だ。
安倍が推す原発問題では社説で「日本が保有するプルトニウムで6千発の核爆弾が作れる」と書いて原発潰しを唱えた。
しかし軽水炉の再処理で得られるプルトニウムから核爆弾は作れない。
世界の常識だ。
それでも嘘を承知で馬鹿な反原発運動家を煽りまくる。
昨年、新聞大会は「新聞は正確で公正な報道を通じて責任ある言論活動を行う」と決議した。
朝日にはどれも当てはまらないが、自身は模範的新聞と思い込んでいるから扱いに困る。
実際、先日はフジサンケイグループの世論調査で、孫請け調査機関がいい加減をやっていた不祥事を社説で責め立てていた。
両社は検証し謝罪したが、「安倍の支持率にも影響が出たはずだ。謝って済むか、説明責任を果たせ」と居丈高だ。
確かにフジサンケイ側に落ち度があった。で、是正し、実行している。
では、そういう朝日はどうか。
あの慰安婦の嘘で世界中にヘンな像が建っているのに、朝日は何の説明責任も果たしていない。
南京大虐殺の嘘も「これが毒ガス作戦」の嘘も核兵器6千発の嘘のどれも訂正すらしていない。
朝日新聞のやりたい放題に釘はさせないのか。
ちょっと弱気になったものだが、世間は見ていた。
朝日の経常赤字が100億円を超えた。
部数も減り続け、広告減も止まらず、人員削減も必至とか。
コロナ以上にその消滅を喜ばれる新聞も珍しくないか。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
捏造記事をたれ流しても朝日は訂正も謝罪もしない
自身は頬かむりしているのに他社には説明責任を果たせと居丈高
珊瑚落書き事件の象徴「KY」
いつ朝日新聞に愛想をつかしたかは、はっきり覚えている。
07年の春、朝日の社会面に「KYって知っているか」みたいな見出しの暇ネタが載った。
一瞬、目を疑った。
なぜなら「KY」とは朝日の一柳東一郎社長のクビを飛ばした破廉恥「サンゴ落書き事件」を象徴する言葉だからだ。
事件は89年に起きた。
西表島の海に潜った朝日の本田嘉郎カメラマンが大アザミサンゴにフラッシュライトの柄で彫り込んだ文字が「KY」だった。
本田はそれを「自然を大切にしない日本人の落書き」として新聞に載せ、降幡賢一が「百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の…」と絵解きした。
日本人を腐すためにそんな手間暇かけてでっち上げをする。
まるで韓国人か支那人の行状だ。
しかし朝日の悪意は即座に地元の人たちによって暴かれた。
朝日は横柄に否定したが、偽りネタで日本人を中傷する悪意に読者も怒った。
購読数は凄まじい勢いで減り、結局、朝日は一柳のクビを差し出した。
そういう経緯がある。
だからまさか朝日の紙面に堂々と「KY」の文字を見ようとは思ってもいなかった。
で、読んだら「KY」とは「空気が読めない」の意で「JK(女子高生)」が使っているとか。
要は暇ネタだ。だからなおさら違和感があった。
朝日の記者ならサンゴ事件を忘れるはずもない。デスクならなおさらだ。
その象徴の「KY」が別の流行り言葉で出てきたからといって記者は執筆に躊躇いがなかったのか。
よしんば出稿してもデスクが「KYは朝日の古傷」だからボツにするだろう。
それでも載せたのは彼らがもはやKYに忸怩たる思いも持たない、何も反省していないということにならないか。
そんな朝日にまともな報道を期待できないから、その時点で見切りをつけた。
ただ、念のために一柳の反省がどこまで生きていたかを再点検することも厭わなかった。
強制連行も性奴隷も嘘だった
いいところがあれば、寛恕してやるつもりだった。
そしたらサンゴ事件の僅か2年後、一柳の後任の中江利忠が植村隆に「慰安婦金学順」の嘘をもう書かせていた。
奴隷制の歴史もない日本人が先の戦争で性奴隷を使ったという大嘘だ。
サンゴ事件での反省などその時点で消えていた。
中江はまた都知事選で革新の青島幸男の対抗馬に石原信雄が立つと、紙面で足を引っ張らせた。
宇都宮支局は「お餞別・栃木県一同」と書いた偽の熨斗袋を載せ、石原にあたかも金銭スキャンダルがあるかのような印象操作をやった。
手口はサンゴ落書き事件とそっくり同じだった。
「リクルート疑惑」は朝日のスクープのようにいわれる。
正義面して江副浩正にたかる政治家や官僚を糾弾したが、実は朝日の本多勝一も疋田桂一郎も、中江までたかっていた。
傍若無人はその後も続く。
12年11月、安倍晋三次期総理は日本記者クラブでの党首討論会の席上、慰安婦の嘘は「吉田清治という詐欺師の話を朝日新聞が撒き散らした」と発言した。
朝日こそが日本人を貶めてきた張本人だという指摘だった。
朝日はサンゴ落書きと同じに傲慢に安倍の発言を否定し、吉田清治の発言の正しさを主張したが、初めての裹取りで吉田の言葉はすべて嘘と分かった。
30年間も日本軍を貶め、日本人に「歴史を直視しろ」とか横柄に言い続けた慰安婦強制連行も性奴隷もみんな朝日がでっち上げた虚構だった。
朝日新聞購読お断りが日本中に広まった。
結局、朝日は偽りの報道で日本人を貶め、歴史を歪曲したことを渋々認めて木村伊量のクビを差し出した。
勘繰りで記事の森友加計騒ぎ
しかし、それでも彼らは反省しなかった。
根本清樹論説主幹以下、朝日を苦境に追い込んだすべての元凶、安倍のクビを取ることに熱中した。
それが森友、加計学園騒ぎだ。
安倍にまつわる疑惑を探せ。情報は不確かでいい、あとは勘繰りで記事にしろ。
その破廉恥手法で安倍を追い詰め降板させると、朝日はすべての分野で「勘繰り報道」を押し広げた。
尤もらしければ嘘でもいいという意味だ。
安倍が推す原発問題では社説で「日本が保有するプルトニウムで6千発の核爆弾が作れる」と書いて原発潰しを唱えた。
しかし軽水炉の再処理で得られるプルトニウムから核爆弾は作れない。
世界の常識だ。
それでも嘘を承知で馬鹿な反原発運動家を煽りまくる。
昨年、新聞大会は「新聞は正確で公正な報道を通じて責任ある言論活動を行う」と決議した。
朝日にはどれも当てはまらないが、自身は模範的新聞と思い込んでいるから扱いに困る。
実際、先日はフジサンケイグループの世論調査で、孫請け調査機関がいい加減をやっていた不祥事を社説で責め立てていた。
両社は検証し謝罪したが、「安倍の支持率にも影響が出たはずだ。謝って済むか、説明責任を果たせ」と居丈高だ。
確かにフジサンケイ側に落ち度があった。で、是正し、実行している。
では、そういう朝日はどうか。
あの慰安婦の嘘で世界中にヘンな像が建っているのに、朝日は何の説明責任も果たしていない。
南京大虐殺の嘘も「これが毒ガス作戦」の嘘も核兵器6千発の嘘のどれも訂正すらしていない。
朝日新聞のやりたい放題に釘はさせないのか。
ちょっと弱気になったものだが、世間は見ていた。
朝日の経常赤字が100億円を超えた。
部数も減り続け、広告減も止まらず、人員削減も必至とか。
コロナ以上にその消滅を喜ばれる新聞も珍しくないか。