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なぜ中国の野望に気づかないのか…この野望に気がつかないのは、もう「おかしい」というレベル

2025年01月16日 21時16分13秒 | 全般
それにもさんざん警鐘を鳴らしていますが、大マスコミや政界は気づかないか、気づかないフリをしていますね
2021年02月18日
 
以下は2021年2月11日に産経新聞出版から、中国の電撃侵略2021-2024,と題して出版された、門田隆将と石平の対談集からである。
現在の日本を代表する気鋭の評論家である御両名の最新著作である。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
中国が隣国として存在している日本国民全員は今すぐに最寄りの書店に向かわなければならない。
彼らならではの中国についての世界最高レベルの真実の解明である。
世界の人たちには私が出来るだけ知らしめよう。

なぜ中国の野望に気づかないのか 
門田 
にもかかわらず、この野望に気がつかないのは、もう「おかしい」というレベルですね。
これだけ中国が復讐するぞと牙をむいているのに「いや、そんなことはない」として、いまだ「日中友好」に努力しているのが日本です。  
「超限戦」では、例えば貿易戦、金融戦、メディア戦、密輸戦、麻薬戦、資源戦、サイバー戦、技術戦、もうありとあらゆる戦いになります。弾を撃つとかミサイルをぶっ放すとか、そんなものとは違う「超限戦」を中国共産党が挑んできている。
その中に私たちはいる。
その「超限戦」の思想からいけば、アメリカの大統領選では、中国が何もやっていないほうがおかしいわけです。 
石平 
逆にね。 
門田 
そう。
何もやっていないはずがないから、それに対して民主主義はどうやって戦いを展開するかという一つの挑戦でもあったわけです。
米大統領選での「超限戦」の実態は誰にもわかりませんが、結果はまんまとしてやられている。  
アメリカも、日本も、他の民主主義・自由主義の国も、すでに政界も、マスコミも、学術界も、経済界も「超限戦」でやられている。
だからこそ今、中国の野望について声を挙げる人が少なくなってきています。 
石平 
だからこそアメリカの大統領選の行方、プロセスは重要だった。 
門田 
そうです。
アメリカの大統領選は「地球が救われるかどうか」の戦いだったのです。
世界が待ち望んでいるのは大統領選の単なる勝ち負けではなく「不正があったのか、なかったのか」という真実です。
不正があったのなら「どういう組織が、どういう外国勢力が介入したのか」。
これらが曖昧なまま、アメリカもその他の民主主義国家も「前には進めない」ということなのですよ。真相を解明することがすべてです。
自由と民主主義を守るために、党派や思想を超え、団結して不正を暴かなければいけない。
それを促すのがメディアの使命なのに、それもできていない。
それどころか「早く敗北宣言をせよ」「トランプは潔くない、いい加減にしろ」というような民主主義への冒涜とも言える報道がアメリカで行われている。
そしてそれを日本のメディアが伝える。  
中国の指し示す方向性に向かっていくメディア、識者たち。
「超限戦」に敗れ去り、完全に操られている人たちの姿を見るにつけ、本当にもう日本は中国の支配下に入り、そして今の内モンゴルのようになるかもしれないと感じてしまいます。  
日本語も使えないという世界になってしまうかもしれません。
しかし、そうなるかならないかの岐路に立っているという意識もない。
それにもさんざん警鐘を鳴らしていますが、大マスコミや政界は気づかないか、気づかないフリをしていますね。
私は子や孫の世代に対して本当に責任を感じます。 
石平 
不正選挙がこのまま何も追及されないとします。
それはバイデン政権誕生以上に将来に禍根を残します。
バイデン政権は4年間で終わるかもしれない。
しかし、選挙制度の正当性そのものが破壊されてしまったら、先ほど述べたように民主主義の崩壊とアメリカの崩壊につながります。
そしてこの二つの崩壊は全体主義と中国共産党政権の勝利になるのです。
そうなると彼らはもう誰にも遠慮する必要はなくなります。  
最悪のシナリオ、もしアメリカという重しがなくなったら中国は何をやるか。先ほど門田さんの話にも出ましたが復讐。「百年の恥辱」を晴らすのです。  
では「百年の恥辱」を晴らしたらどうなるか。中華秩序の回復なのです。
それは「中華民族の偉大なる復興」とも言い換えられますが、当然、彼らは台湾を取る。
朝鮮半島は再び属国になる。
日本も中国に対して平身低頭して中華秩序の中に入る。
アジアが支配されます。
そして最後が、まさに「人類運命共同体」。
要するに「パックス・チューカーナ」ですよ。 
門田 
(笑)。またの名を中華帝国ですね。
 
 
 

 
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