ツバメも来る家

わが家にここ数年ツバメが巣をかけます。ツバメのことだけでなく身の回りのことを綴っていきたいと思います。

また「長生き競争」

2009-02-11 | 人びと
やっと上野千鶴子著『おひとりさまの老後』を読みました。
読んだ人はご存知でしょうが、「へえ!」と思うことがあっ
たので書きました。

『長生きすればするほど有利になる年金がある。トンチン年金という。
イタリアのロレンツォ・トンチイという人が思いついたので、その人の
名前をとってトンチイ年金、日本ではまちがってトンチン年金として
定着した。
これは同じ年齢群(たとえば70代とか)の人たちが何人かで出資して
集団的な“講”を組み、そのあいだで配当を分配するというもの。かりに
70代の人が100人集まってひとりあたり100万円出資したとすれば
合計1億円の原資ができる。毎年、仲間が死んでいくに従って分配率が
よくなり、長生きすればするほど有利になる。最後の一人になれば、
分配金をひとり占めできる、というしくみ。』

昭和の終わりごろ日本にも紹介されたが普及しなかったそうです。
100万円はむずかしいが、1万円ならトンチン年金に入っても
よかったと思いました。

Dさん夫妻は働き者

2008-11-11 | 人びと
農業しているDさんは80歳を超えています。奥さんも多分80歳代でしょう。
このお二人、働き者です。いつも感心しています。(わたしなんか生きていたとしてもボケッとしているでしょう。

わたしの散歩エリアの田んぼのほとんどは稲作の後は半年そのままで何も作られません。
Dさんの田んぼは道沿いに4枚、写真でビニールハウスが写っているほうに
1枚(近くには行けませんので多分です)あります。

稲刈りが済んだあと、切り株を焼き、肥料を入れ、数日前機械で鋤いたところです。
写真撮影の日夕方は風が冷たかったです。写真には写ってませんが、奥さんは
ビニールハウスの向こうで何かをしていました。11日の昼間は少し暖かったです。
奥さんは草刈機でブーンブーンとあぜの草を刈っていました。

これから時々Dさん夫妻の働きぶりを書いてみようと思います。

すったくモンの盆働き

2008-08-15 | 人びと
わたしの地方では「すったくモンの盆働き」という言葉があります。すったくモンは怠け者という方言です。人が休んでいる盆に怠け者が働いている、そんな意味です。

「落ち葉を燃やして」「娘が使っていた部屋を片付けて掃除して」「新聞をリサイクルに出すように束ねて」命令が次々にきますが、「あとで」「あとで」とやり過ごし、高校野球や北京オリンピックのTVに釘付けされているうちに盆の15日になってしまいました。

浦添商と慶応の高校野球も気になりますが、もうあとがありません。きょうはすったくモンの盆働きでした。

余談ですが、高校のときの参考書(教科書の問題を解答したもの)も「すったく」と言っていました。

俳優 中西和久を知っていますか

2008-07-21 | 人びと
大牟田出身の俳優さんです。
テレビにはあまり出ません(出たことがあるのかな)。プロフィールには映画『菜の花』に主演と書かれていましたが、わたしはその映画を見ていません。
わたしが知っている中西和久はひとり芝居をする俳優です。

その彼がコンサートドラマ「ピアノのはなし」を公演するというので柳川に行きました。
ピアノ演奏は佐々木洋子、この人は大牟田在住ということです。

戦争中、鳥栖の小学校に特攻隊員2人が訪ねてきてグランドピアノで月光の曲を弾いて、沖縄へ飛び立つという話です。脚本も中西和久自身です。
脚本も演者もよかったです。