ツバメも来る家

わが家にここ数年ツバメが巣をかけます。ツバメのことだけでなく身の回りのことを綴っていきたいと思います。

字を書く人形に会いたい

2014-01-24 | 人びと
終了しましたが、からくり儀右衛門展のことを書きたいと思います。

からくり儀右衛門こと田中久重は54歳の嘉永4年(1851)に万年時計を完成しています。「和時計と西洋時計の技術を組み合わせ、6面の表示部と、月と太陽の動きを示す天球儀がゼンマイの動きで連動し、旧暦の日付や曜日、二十四節気、月の満ち欠けまでも一度に表示できます」とありますが、凡人にはよくわかりませんでした。「螺鈿(らでん)や金工細工など美術工芸としても高い水準にあります」複製でも、これはよくわかりました。
すばらしい美術品と思いました。オリジナルは国の重要文化財に指定されているそうです。

わたしが会いたいのはVTRで上映されていた「字を書く人形」です。筆で字を書いていきます。このVTRでは「寿」という字を書いていました。その字がまた上手です。金釘流のわたしはあんなに上手には書けません。
からくり儀右衛門は「松」、「竹」、「梅」を書く人形も作ったそうです。

VTRではなく、この人形の本物を見たいものです。この人形もかわいい顔をしていました。