ツバメも来る家

わが家にここ数年ツバメが巣をかけます。ツバメのことだけでなく身の回りのことを綴っていきたいと思います。

夢二の掛軸 見てきました

2013-04-03 | 大牟田、よかとこ。
竹久夢二の掛軸が大牟田で見つかり、初めて公開されたという報道を読んでさっそく見てきました。

白仁秋津さんという郷土出身の歌人で、旧銀水村の村長を13年も務めた人がいます。「五足の靴」の与謝野鉄幹、北原白秋、吉井勇、平野万里、木下杢太郎の九州旅行を資金面で援助した人でもあるそうです。この白仁家から寄託された資料の中に夢二の掛軸がありました。(もらった「白仁家資料について」から)

夢二の掛軸は「雛妓読書」です。
夢二は大正ロマンの画家で、優美でセンチメンタルな美人画という印象がありますが、この絵は少しだけそれと違うなと思いました。
絵の対象がまだ幼いからかもしれません。雛妓は「すうぎ」と読むそうです(わたしは読めませんでした)。辞書によれば「雛妓はまだ一人前にならない芸妓。半玉(はんぎょく)」と書いてありました。

この掛軸の写真をお見せしたいところですが、撮影は禁止です。興味がある方はご自分の目で確かめてください。

今年6月23日(日)まで展示。大牟田市立三池カルタ・歴史資料館(☎0944-53-8780) 入場料は無料。休館日あり。出かける前に問い合わせを。


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5 コメント

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まち歩きでツアーで見た白仁家。 (takechan0808)
2013-04-03 20:28:37
ガイドさんから江戸時代後期より代々庄屋をされ、かやぶきの屋根でコの字形に造られ道から中庭を覗くと紅梅が咲いていたことと今はあれた畑に白仁秋津さんの大きな歌碑がありそこで初めて知りました「五足の靴」。
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夢二の掛軸 (tk_yk)
2013-04-04 08:30:10
NHKのローカルニュースで見ました。
大牟田でこんなものが見つかるのかーと驚きました。
私もsuwaro-oyadoさんと同様、絵の印象が見慣れた夢二の作品とは少し違う感じがしました。

カルタックスおおむた4月の休館日
毎週月曜日、25日(木)、30日(火)
※29日(祝)は開館します。
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夢二の絵 (ku-reiko)
2013-04-04 22:48:30
新聞で見て行って見たいと思っていました。何処だったか忘れましたが、夢二美術館に行きましたので楽しみです。
私たちの学生時代には、夢二の絵を真似して書いた事もありました。
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伊香保記念館 (jyunn _7)
2013-04-05 20:43:15
私は平成8年卓球で富岡市に行った帰りに竹久夢二伊香保記念館に寄りました。当時 オルゴール館があって、アンティークなオルゴールがいっぱい並んでいて、高峰三枝子の「湖畔の宿」や「宵待ち草」のメローディが流れていたような…?? でもそこで買った舞子さん入りのハンカチは今も持っています。今日はまだゼッケン書きが残っていますので機会があったらブログに載せますね。
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夢二にはいろいろの思い出が (「ツバメも来る家」管理人)
2013-04-06 12:00:47
夢二にはいろいろな思い出があるのですね。ぜひ思い出をブログに載せたり、再確認のために初公開の夢二作品を見たりしてください。

わがまちにも、自慢できるものがあるとうれしいです。
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