座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

神社パンフレット(新写真)完成

2021年04月02日 | その他

社頭にて配布しておりました神社のパンフレットですが、この度掲載写真を新しく替えたものが完成致しました!

写真の構図は以前と変わらないので雰囲気はそのままですが、御大典奉祝記念事業を経て新しくなった参道や太鼓橋の写真を使用し、また神社の年表や付近の地図なども一部加筆修正を行っています。

実は新しいものが届くまでにパンフレットを切らしてしまった期間が少々あり、その時ご来社された方にはご迷惑をお掛けしました。

もう十分な数が社頭にございますので、ご自由にお取りいただくか、職員へお申し付けくださいませ。


桜の咲くに思う

2021年03月26日 | その他

今日は風が冷ややかながらも陽射しの明るい、春らしい一日になりました。

当神社のフェイスブックやブログを見て下さったのか、或いは偶々見つけられたのか、ここ最近は本殿前の満開の桜にカメラを向ける方の姿を多く目にします。私自身も普段あまり写真に興味はないのですが、思わず何枚か写真を撮ってしまいたくなる光景です。

下から見上げると“霞か雲か”と歌われるのが腑に落ちます

桜の写真を撮る方の姿を見て、ある漢詩の一場面を思い出しました。少し長いですが引用すると、

 『且夫天地之間 物各有主 苟非吾之所有 雖一毫而莫取 惟江上之清風 與山間之明月 耳得之而為聲 目遇之而成色 取之無禁 用之不竭 是造物者之無盡藏也 而吾與子之所共適』

 『(意訳)およそ天地の間にあるものには全てその持ち主があり、自分のものでなければ少しでも奪ってはならない。しかし川面を吹く風や山間に見える月は、耳で捉えれば音曲となり目で捉えれば情景となる。取っても咎められず使っても尽きる事がない。自然が造りだした無尽蔵のものは、誰も遠慮しなくても良いのだ』

 

これは『赤壁の賦』という詩の一部で、赤壁とは古戦場の名前。一人が諸行無常、盛者必衰を儚んでいるのに向かってもう一人が元気づけるように答える台詞なのですが、特に今の時代では示唆に富んだ台詞と言えるのではないでしょうか。

ご興味のある方はお調べになると全文が見つけられるかと思います。いつの時代も自然は心や人生の豊かさを思い出させてくれる存在です。


御祈祷控室前の屏風

2021年03月09日 | その他

当社では、御祈祷までの間は参集殿の控室にてお待ちいただいております。

その控室前では、その季節に合った絵の屏風をお出ししております。

梅や桜・燕子花・月見・紅葉、等様々ございます。

これからの季節に合わせて桜の屏風に取り換えを行いました。

雰囲気ががらりと変わり、明るくなったように感じます。古くから日本人が愛する桜には心奪われる不思議な力を感じます。

当社の境内では、多くの桜がございます。あちらこちらで桜が花をつけ始めますと、とても綺麗な明るい境内に一変します。機会がありましたら是非足を運ばれて下さい。


花粉症の季節

2021年02月21日 | その他

『東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ(菅原道真)』

暖かい東の風と梅の花が揃い、境内はもう春らしい景色へと変わってきました。しかしこの季節になると春のもう一つの側面、花粉症についても覚悟をしなければなりません。

神社職員にも症状の軽重はあれ花粉症の者が少なくないので、なかなか困った季節です。

マスクを着けて過ごす事が普通になりましたので、その分花粉症対策にもなるのでは...と思いましたが、マスクは目を守ってはくれません。また風の強い日は不十分な時もあり...やはりそろそろ薬を飲まなくてはなりません。

人前で、また御神前でお話しをするのが私達のお役目なので、あまりみっともない姿を晒すわけにもいきません。道具にも頼りつつ、気を引き締めて参りたいと思います。


竹島領土平安祈願祭

2021年02月19日 | その他

当社権禰宜が所属している、40歳以下の青年神職集まり、神道青年全国協議会の呼びかけにより、竹島をはじめ日本海の平安を祈る、『竹島領土平安祈願祭』を斎行致しました。

隠岐の島の「竹島之碑」に於いて、全国の多くの青年神職が集まりお祭りを執り行うのは、今の昨今は厳しいと判断して、現地での祭典の斎行と共に、各奉仕している神社に於いてもお祭りを同日の2月19日に心を一つにして執り行いました。

一日も早い平和的な解決と、竹島を始め日本海が安寧である事をご祈念申し上げました。


神奈川県神社庁相模中央支部理事会

2021年02月16日 | その他

昨日、この鈴鹿明神社を会場に神奈川県神社庁相模中央支部の理事会が行われました。

幾度か書いておりますが、この神奈川県神社庁相模中央支部とは座間市・大和市・綾瀬市・海老名市・厚木市・愛甲郡に鎮座する各神社神職の共同体で、県内で神社庁の下に10支部構成されているうちの一つになります。

本来であれば神職の祭式作法などの研修会を企画したり情報交換の場となるのが支部の役割であるのですが、昨年の初めての緊急事態宣言から大部分の行事が中止もしくは延期となっています。

今回の理事会でも春の研修会は行わないという事で決定致しました。来年度こそは徐々に元通りになってくれるのでしょうか...?


春一番

2021年02月04日 | その他

この所は雨も降ることなく過ごしやすい日が続いております。

そのような中ではありますが、関東地方では春一番が観測されたそうです。

神社では、お昼頃に時折強い風が吹いているように感じた程度のものでした。

春一番と呼ぶには基準があるようで、またその基準も地域によって異なるそうです。

因みに関東地方では、

・立春から春分の間

・日本海に低気圧

・東京で東南東から西南西の風で8.0m/s以上

・前日より気温が高い

といった条件があるそうです。

朝一番の境内

風が吹いた後の境内

今は落ち葉が落ちる季節でなかったので、乱れたりなどは無く安心致しました。

暦の上では春を迎えましたが、これから寒さの本番を迎えます。この様な昨今でもあります。お身体ご自愛頂き、これからの季節みんな一丸となって乗り越えていきましょう。


月次祭準備

2021年01月31日 | その他

1月もあっという間で、明日からは2月に入ります。

年が明けてからのこの一か月を振り返ると、例年と異なった形で新年を迎え、緊急事態宣言が再度発令され慌ただしく目まぐるしい時間が過ぎていきました。

そんな1か月を振り返りながら、明日の月次祭に向けて境内各所の紙垂(しで)の交換等の準備を行いました。

次の2月は節分祭・初午祭と控えております。この様な昨今でございますが、お気持ちを新たにしてこの2月を迎えていきましょう。


今後の古札納所

2021年01月25日 | その他

昨日までの、あの冷たい空気が嘘のように今日は暖かい陽気に包まれた一日でした。

先日、当ブログでもお伝え致しました、古札納所のテントを撤去し通常通りの社務所の前に移動を行いまいました。

古札納所(お正月の期間)

今後の古札納所(通常期)

このテントの時も社務所の前の場合でも、同様ではありますが、

基本は御札・御守・お正月の縁起物をお預かりをしており、

『神棚』・『人形』・『ぬいぐるみ』は別で受付をしておりますので、その際は神主、巫女迄お申し付けください。

それに加え、看板にも記載がございますが、鏡餅のパック(容器)・ビニール袋や紙袋等の包装類は必ず、お持ち帰り下さい。

お焚き上げが落ち着いている時期であっても、この量です。

一部の方でございますが、引き続きご協力の程、宜しくお願い致します。

ご不明な点等、ございましたら神職若しくは巫女迄お申し付け下さい。


節分祭に伴う総代会議

2021年01月23日 | その他

朝からしとしとと冷たい雨が降り続く一日となりました。

そのような寒い中とはなりましたが、本日13時30分より参集殿にお集まりいただき節分祭・祈年祭についての会議を行いました。

節分祭につきましては、本年は密集を避けるため豆撒きを行わずご祈祷のみを行う事は決まっておりましたが、当日の受付等の役割分担について。

また、祈年祭については総代のみ参列で斎行する事が、決定致しました。

今はとにかく、出来る事を可能な形で行う事しかできませんが、今後も早期の収束を祈りつつ粛々とお祭りを斎行してまいります。


大寒

2021年01月20日 | その他

今日20日は暦の上では大寒(たいかん)、二十四節気の最後の季節になります。

この大寒は、極寒期。その名の通り、一年の中で一番寒い時期にもなってくるが、その中にも春の兆しが感じられるとのように言われております。

朝から大寒らしいしびれる寒さの一日でしたが、境内では初詣の時期に出している照明の撤去作業が行われました。

この照明の撤去作業が終わると、段々と境内がお正月の様子から常の様子になっていきます。


当社所有『北条藤菊丸棟札』座間市指定重要文化財に指定されました

2021年01月07日 | その他

本日、座間市教育委員会より当社所有『北条藤菊丸棟札』が座間市の指定重要文化財に指定され、その交付式に宮司が出席して来ました。

この棟札は弘治2年(1556)、当社社殿が火災により焼失した際、北条藤菊丸(のちの北条氏照)より再建の棟札となります。

当社におけるもっとも古い棟札となり戦国時代のものとなります。

これからは、神社のみならず、市の重要文化財として、多くの皆さまにお披露目する機会が増えそうです。しっかりと神社でこの文化財を保護しながら微力ではございますが、教育委員会と連携し座間の歴史を伝えて参ります。


本殿煤払い

2020年12月21日 | その他

この土日では、座間市内では霰(あられ)が降ったりと、とても厳しい寒さの日が続いておりました。

例年、このお正月の前と8月の例大祭前に当社敬神婦人会の皆様に本殿を始め、境内の至る所の掃除のご奉仕をいただいております。

しかし、今年は新型コロナウイルス感染防止の為、神職で掃除を行っております。

時間を作りながら行っておりますが、なかなか進まず、少しづつ行っております。

前回の例大祭前のそうでしたが、神職のみで行うと敬神婦人会の皆様に感謝の気持ちで一杯になります。

引き続き、清掃を行ってまいります。


令和3年初詣における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策について

2020年12月07日 | その他

令和3年初詣における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策についてお知らせ致します

分散参拝にご協力ください。

 全 般

受付時間について

御祈祷受付時間                      

令和3年1月1日                          

(深夜)12月31日  23時20分~1月1日1時30分まで                    

(日中)01月01日8時00分~18時00分まで                                

令和3年1月2日・3日   8時30分~17時00分まで                             

令和3年1月4日以降   9時00分~16時30分まで 

授与所(御守・御札・御朱印)

令和3年1月1日

(深夜)0時00分~02時00分まで

日中)6時00分~18時00分まで

令和3年1月2日・3日   8時30分~17時00分まで

令和3年1月4日以降   9時00分~16時30分まで

御朱印について

※令和3年1月1日から1月11日までの御朱印は期間限定の書置きのみとさせていただきます。直に御朱印帳へお書きできませんのでご了承ください。

巫女奉仕者について

・今回神社での奉仕者は感染症拡大防止対策として、マスクの着用、ビニール手袋の装着をさせて頂きます。ご了承ください。

・各所必要な個所にビニールシートで飛沫感染防止対策を行っております。

 

御祈祷関連

令和3年は、従来通り「本殿での御祈祷」に加え、「本殿に上がらない御祈祷」(本殿参列無しで祈祷木札をお渡しいたします。)の2種類よりお選びいただきます。

受付について

・正月三が日は、三密を避けるため、参集殿前特設テントにて祈祷券をご記入いただき、参集殿内の受付にお持ちいただきます。特設テントに案内を配置いたしますので不明な点は、お聞きください。

昇殿無しでの御祈祷受付

・本殿に上がらず、御祈祷を受けられます。令和2年12月31日までに事前受付を頂きますと、令和3年1月1日以降、都合の良い日にご来社後、御祈祷木札をスムーズにお渡しいただけます。

令和3年1月1日以降は受付にて、昇殿無しでの祈祷受付の窓口を設けておりますので、お申し付け下さい。

御祈祷本殿内の人数制限について

・厄除祈願等の祈願は、本殿内へのご参列は願い主であるご本人様のみとさせていただきます。尚、付き添いが必要な方は受付でお申し付けください。

・家内安全の祈願は、御家族様ご参列頂けますが、極力人数を抑えていただけると幸いです。

・七五三詣・初宮詣は、本殿内へのご参列はご本人様、ご両親様、ご本人のご兄弟様までとさせていただきます。

・安産祈願は、本殿内へのご参列はご夫婦様とお子様のみとさせていただきます。

御祈祷控室について

・各所参集殿内に検温器ならびに消毒液を設置しております。ご使用ください。また、換気のため、各所窓を開けさせていただきます。

・本年は、飛沫感染防止対策として、湯茶の接待は控えさせていただきます。御祈祷を受けられる方には御祈祷受付にて、落雁と昆布のお菓子セットをお渡しさせていただきますので、お持ち帰りになられお召し上がりください。

本殿の換気について

・本殿内は換気のため、扉を開けて御祈祷を奉仕させていただきます。暖かい格好でお越し下さい。

御祈祷者の格衣について

・例年、御祈祷で昇殿される方へ、格衣をお渡しさせていただいておりますが、令和3年は格衣をお召しになられず御祈祷をお受けいただきます。

 

境内関連

手水舎について

・新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、不特定多数の皆様が触れられる柄杓は撤去しております。直接、水で清められる措置を講じます。

本殿の鈴、鐘撞堂の緒について

・手水舎の柄杓同様、不特定多数の方が触れられますので、今回、本殿前の鈴緒、鐘撞堂の緒は全て取り外しております。

 

授与所関連

授与所について

授与所、おみくじは本殿向かって左右にそれぞれ授与所(令和3年1月3日以降は左側のみ)を設けます。密にならないよう空いている窓口にお並び下さい。

令和2年12月15日より令和3年の授与品(縁起のもを含む)の頒布を開始せていただきます。


久々の雨

2020年12月05日 | その他

今日は朝から雨が降ったり止んだりと、落ち着かない一日となりました。

このところは、空気が乾燥していたので恵みの雨の一日であったともいえます。

今日も夕方の御祈願が落ち着いた時間に、お正月の準備を行っておりましたが、この12月は準備に追われあっという間に過ぎてしまう一か月でもあります。

この様な昨今ですが、万全な状態で皆様をお迎え出来るようしっかり準備を行いながら、新年からもしっかりとご奉仕出来るよう、体調管理にも留意していくところでもございます。

皆様におかれましても、仕事も家庭も年末に向けて忙しくなってくるかと思いますが、充分に体調にお気をつけいただき、この時期を一緒に乗り越えて参りましょう。