新年へ向けた準備の中で、今日は境内に来年の厄年一覧表の看板を設置しました。こうして『平成26年』の文字を目の当たりにすると、年の瀬が迫っていることをひしひしと感じます。
『厄年』とは、生涯で特に多く災難にあうと言われている年の事で、『厄』の字そのものには“崖に行き当たって窮する”という意味があるようです。男性なら数え年で25歳、42歳、61歳。女性なら数え年で19歳、33歳、37歳が厄年に当たります。またその歳を本厄として、前後の一年も前厄・後厄として厄年と見なす事もあります。 ※数え年はその年の満年齢に1を加えた数。
一方で、厄年は『役年』の事だ、という説もあります。役目を背負った節目の年であるので無理をせず慎む年だ、という意味で語られます。確かに男性の25歳ならば現代でも一人前に仕事をするようになる歳、とも言えますし、女性の19歳なら初産を経験する歳かもしれません。言い伝えというのはなかなか迫力のあるものです。
ちなみに来年の本厄は男性で「平成2年生」「昭和48年生」「昭和29年生」、女性で「平成8年生」「昭和57年生」「昭和53年生」の方です。