当神社の本殿のお供え物の並びには雅楽器が置かれています。
あまり出番がない為に装飾のようにも思われがちですが、れっきとした現役の楽器で、8月1日の例大祭では楽師の方をお招きして演奏していただいております。
本殿に置かれているのは太鼓(たいこ)・鉦鼓(しょうこ)・羯鼓(かっこ)の『三鼓』(打楽器)で、これに笙・篳篥・龍笛の『三管』(管楽器)、琴・琵琶の『二弦』(弦楽器)を加えると雅楽器が勢ぞろいします。
雅楽も舞も昔より普及してきているとは聞きますが、やはり本物の演奏は今も得難いものです。 神社によっては神主が雅楽も演奏しますが、こちらではそこまでの人数がいないのが残念な所です。 それゆえ雅楽が貴重な奉納であるとも言えますが…