座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

国旗規定の日

2017年02月27日 | その他

明治3年の旧暦1月27日(現在の新暦2月27日)は、太政官布告により日章旗(日の丸)が初めて国際的に日本の旗として規定された日だそうです。

ただしこれは商船規則としてで、実質的な国旗として扱われてはいましたが、法律上正式に国旗となるのは平成11年に『国旗及び国歌に関する法律』が制定されてからと、大分最近にまで時代が下る事になります。

この鈴鹿明神社の境内にも、前氏子会会長御夫妻の御奉納による国旗掲揚塔があり、雨と強風の日を除いて国旗を揚げています。

皇祖神である天照大御神が太陽に象徴されるように、古くから日本人にとって太陽は感謝と崇敬の対象でした。

また“陽”の字には物事の活動的・創造的な、前向きな面を表す明るい意味もあります。

江戸時代より日本船の印として日章旗が使われていた記録もあり、歴史の長い印章でもあります。 日の丸に関してはいまだ否定的な意見もあるようですが、農耕民族である私達日本人が太陽の旗を掲げるのは自然な事とも言えるのではないでしょうか。