天気も良く暖かく気持ちの良い一日となりました。
昨日も紹介致しましたが本殿前の枝垂れ桜が綺麗に咲き誇っている為お参りにいらした方が桜の前で写真を撮っているのを多く見受けました。
今日はタイトルにもあります、長寿の御祝にふれたいと思います。
古くから中国では゛敬老思想゛の影響から長寿を祝い詩を贈り合う習慣があり、それが日本に伝わり平安時代以降貴族などの上流階級を中心に長寿を祝う儀式が広まったといわれております。
祝う歳は当初、40、50、60と10刻みでしたが鎌倉時代以降になると60、70、77、80、88、90、99、100という節目で祝われるようになりました。
祝宴の前では御神前に於いて゛算賀祭゛さんがさい や ゛祝賀奉告祭゛しゅくがほうこくさい を行う事が習わしであったといわれており、長寿の御祝は命の営みを神様に感謝し、年を重ねる喜びや、家族・友人を大切に思う心を確認し合う節目の儀式です。
また年齢は数え年・満年齢のいずれで数えても差し支えはありません。