先日の台風の影響が落ち着いたかと思いきや、また新たな台風が接近をしており今日は午後から雨模様の続いた一日となりました。
10月1日より、本殿で使用している装束の衣替えを行いました。冬用装束への衣替えの時期は、10月1日か立冬(今年は11月7日)に行われる習わしではありますが、地域やその年によって寒暖の差があるため、実際は気候に合わせて融通を利かせている神社が多いのではないでしょうか。
新しい冬用の装束、色が鮮やかで生地も厚手で少し光沢があります
夏用の装束、淡い色で生地も薄手で少し透けた感じがあります
装束の形は夏用冬用と共通でありますが、色や生地の厚さが全く異なります。夏用と比べると冬用の方が糸も色も多く鮮やかで、装束ならではの美しさを感じることができるかと思います。
今月より明晩の涼しさも増してきて、気持ちよく衣替えができたと思います。これから神社では慌ただしい時期が続きますが、気持ちを改めて神明奉仕に努めたいと思います。