ここ鈴鹿明神社では朝、本殿の大扉を開いて一日の社務が始まり、夕方閉めることで一日が終わります。
御祈祷等の受付時間を9:00~16:30としておりますので、毎朝8時には本殿を開いて掃除をし、また“日供祭(にっくさい)”を行うのが日課となっています。
“日供祭”は“朝拝(ちょうはい)”などとも言い、神前に神饌をお供えして、祝詞ではこの座間・氏子地域の皆様方の安泰と、参拝にいらっしゃる方々の願い事にお力添えをいただけるよう祈願します。
神社によっては定時ではなく、日の出・日の入りに合わせ開扉・閉扉を行っているところもあると聞きます。日の入りはともかく、日の出の時間は大変な早朝です。祭り事がどれだけ大切に伝えられてきたかを感じさせるお話です。
神主のみで行う祭事で大げさなものではありませんが、毎日欠かさず行うことが礼儀です。今日も滞りなく日供祭を終えて社務へ移りました。