座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

真榊の花

2019年06月14日 | 境内の様子

今日も朝から青空が出て陽射しも強く、清掃の際には汗が垂れてくるほどでした。

しかし、時折境内を吹き抜ける風は心地よく、その風に乗って花の香りが薫ってもきます。

それは真榊の花の香りです。

4月頃には山榊と言われるヒサカキが花を咲かせますが、それは癖のある強い香りでお世辞にもいい香りとは言えません。

しかし、真榊の花は白くて可愛らしく上品な香りがします。

 

境内には沢山の真榊が植えられており、そこから香りが漂ってきます。

咲いていない木もある事からもしかすると榊には雄の木と雌の木があるのかもしれません。

明日からは又梅雨空に戻って雨が強く降るようです。

梅雨の合間に紫陽花や真榊の花や香りはうっとうしい気分を和らげてくれそうです。


御田植祭に御幣奉製

2019年06月13日 | 神社知識・作法・歴史

もう御田植祭が明後日まで近づきました。種々の準備を行っていますが、当日使用する御幣も今日奉製する事になりました。

「御幣(ごへい)」とは木や竹の棒に布や紙を挟んだものです。昨日書いた御神輿用の御幣のように御神霊の依代として用いるほかに、御神前へのお供え物として扱う場合もあり、御田植祭では後者のお供え物として田圃に差し入れて使用します。

当神社では写真にあるように白一色、或いは紅白の紙の簡素な形式で作る事が多いのですが、実は厳格な決まりがあるわけではなくその神社や地域でのやり方に任せられています。色は他に五色や金色、形も紙垂に近いものからまるで切り絵のように複雑なものまで様々あるようです。

今回の物は生の竹を芯棒にして奉製するため、準備が早すぎると竹が乾燥して形が少し変わってしまいます。日にちが迫ってからの奉製になりましたが、なんとか準備を終える事が出来ました。

明後日は御田植祭、月次祭、大安吉日に週末と色々重なった日ではありますが心配なのが天気です。どうやら雨の様子で、今日明日の内に雲行きが変わってくれると助かるのですが...


神輿の御幣を奉製

2019年06月12日 | 神社知識・作法・歴史

今日も空は梅雨空です。朝方は陽も差すこともありましたが、午後になると厚い雲に覆われてしまいました。

当社では、座間市と相模原市南区にあわせて9社神社を兼務しています。

7月の半ばから順に例祭を迎えて8月末から9月初めの土日には一斉に例祭となります。

各神社では、神社神輿の他に各町内の大人神輿、子供神輿もお祓いを行い御霊入れを行います。

神様が御神輿にお鎮まりになるところが御幣です。

この御幣を御神輿の中に奉鎮(ほうちん)して神様が各町内をお祓いして参ります。

当社の例祭では、鈴鹿明神の御分霊を御神輿にお遷し申し上げる宵宮祭というお祭りを例祭前日宵に斎行致します。

兼務している神社では例祭前に町内の御神輿に御幣を奉鎮して御霊入れを、又神社神輿に於いては例祭後に出御祭と共に御霊入れを行っております。

神社神輿は、氏子区域内全体をお祓いしながら大御恵を授け、町内神輿はそれぞれの町内を巡り、神様の御力が行き渡るよう渡御してまいります。

 


御田植祭まもなく

2019年06月11日 | 神社知識・作法・歴史

朝から涼しく雨も降る事無く過ごしやすい一日となりました。

今週の土曜日には、御神田にて御田植祭が執り行われる予定です。

その土地の神様に田植えを始める奉告と豊作の祈願を行うために、毎年この6月の中旬に行っております。

この祭典後には注連縄奉納同志会・氏子青年会の皆様の手により、ひとつづつ丁寧に田植を行っていただいております。

当日は雨が降る予報が出ておりますが、無事にお祭りが行えるよう祈っております。

 

昨年の御田植祭・御田植の様子

 


冷たい雨

2019年06月10日 | 境内の様子

昨日の傘の要らない程度の雨から、今日は雨粒も大きく風も吹いて本番の雨と言えるような空模様です。

気温も上がらず“梅雨の雨はこんなに冷たかっただろうか”と思うほどですが、先月には“五月はこんなに暑かっただろうか”と強い日差しに辟易していたのですから、本当に天気と言うのは分からないものです。

今日は地鎮祭等外祭りのお約束はないのですが、この雨で社務所に閉じ込められているような状況です。

いつも白衣袴姿の神主としては暑いより涼しいほうが有り難くはありますが、あまり長雨になってしまうと困ってしまいますね。

境内の紫陽花も段々と色付いてきています


氏子青年会親睦会開催

2019年06月08日 | 氏子青年会

昨日は夜遅くまでしっかりと雨が降っていましたが、今日は朝から曇り空。

気温は高めなので少しムシムシしていますが親睦会をするのにはまずまずの天気。

午後から少し雨がポツポツしそうですが昨日の内にテントを用意してあるので天気の急変にも大丈夫です。

今日の親睦会には30人程の会員が参加。

 

今回の親睦会はバーベキュー

 

 楽しい時間を過ごして下さい。

 

8月には例大祭や風神祭と祭典が目白押し。

氏子青年会の方々にはそれぞれのお祭りの準備段階からお手伝い頂くので会員の親睦を図りながら役員の方々は各祭事への奉仕参加を呼び掛けていました。


梅雨入り

2019年06月07日 | 境内の様子

今日午前に関東をはじめ甲信、東海、北陸、東北南部の梅雨入りの発表がありました。

座間は午前10時頃より雨が降り始め、直ぐに本降りとなりました。

境内の清掃が終わってからの降り出しだったので助かりました。

 

中庭の紫陽花も少しずつ色付いてきました。

暫くは雨か曇りの梅雨空が続くようです。

明日の午後には当社氏子青年会の親睦会が予定されています。

当社の第2駐車場にてバーベキューを行うのですが、明日も生憎の雨模様。

本日の午前中にテントを用意しました。

明日は気温も少し高めということでムシムシ感があるかもしれませんが、バーベキューとビールでうっとうしい梅雨を吹き飛ばして

楽しい時間を過ごしていただければと思っています。


芒種

2019年06月06日 | 

今日は暦の上での『芒種(ぼうしゅ)』の日です。

芒(のぎ、穂先の硬い毛)のある植物の種まきの時期を意味しており、気が付けばこの地域の田圃も田植えが進んでいるようです。当神社の御神田での御田植祭も今月15日に迫っています。

神社では、芒のある植物とは違いますが先日植えたひまわりの種からちょうど芽が出てきました。

ひまわりは夏を代表する花であると共にこの座間市の花でもあります。写真にあるものは裏手のバケツで育てているものですが、上手く成長したら境内に植え替えようとも考えています。

それにしても今日は暑い一日になりました。そして明日は雨になるとの予報です。植物の成長には良いかも知れませんが、人には少々辛い時期ですね。 


令和元年夏越大祓式のお知らせ

2019年06月05日 | 神社祭事並びに行事予定

6月を迎え、今月の大きな行事予定として6月15日9時30分より御神田にて「お田植祭」6月30日15時より「夏越大祓式」を予定しております。

夏越大祓式は氏子会を始め、崇敬者の皆様が参加できる神社祭事となっております。御祈祷をお受けになられ案内希望の方には、事前に郵送にて大祓のご案内を郵送させて頂いております。

本殿前お賽銭箱上

社務所前

案内希望の方がいらっしゃいましたら、9時から16時30分の間は本殿前のお賽銭箱の上、社務所に夏越大祓式を準備しております。ご自由にお持ち下さい。郵送希望の方がいらっしゃいましたら、神社046-256-1122まで『夏越大祓式のお知らせ郵送希望』とお申し付け下さい。


収穫した梅をお供えしました。

2019年06月04日 | その他

境内の梅が大きくなってきたので昨日の午後より境内の梅を収穫し始めました。

境内には参道に15本ほどの梅の木があり、2月には花が咲きとても良い香りが境内を包みます。

どの後、約3カ月かけて実が膨らんでいきます。

春先には雪が降ったり霜が降りたりで小さい実が多数落ちしまい、この5月には異常とも言える高温と大雨の影響で収穫まであと少しと言うところでも多数の実が落ちてしまいました。

それでも今年は豊作のようで沢山の実が収穫できそうです。

その梅を朝に執り行った日供祭にお供えをしました。

週末には梅雨入りする見込みなので今週中に全ての梅を収穫したいと考えています。

 

例年通りピンポン玉位の大きさになりました。

熟してくると黄色くなり香りも甘い良い香りがしてきます。

毎年この時期に収穫して梅雨を迎える事になります。


梅の実の収穫

2019年06月03日 | 境内の様子

午前中は雨の心配もありましたが、午後から陽射しが差すくらいのお天気となりました。

境内に実っている梅の実を、今日より収穫を始めました。

神社の行事で使用するという訳ではないですが、実ったままにておくと実が落ちるだけとなり、落ちて割れてしまった実はすぐに傷み腐り始めてしまいます。ただ腐らせるだけというのも忍びないので、例年この時期に職員の手で収穫をしています。

今年はかなり豊作で、実の大きさも一回り大きいものが多いです。自然の恵みに感謝しながら収穫をしていきたいと思います。


6月神社祭事予定

2019年06月02日 | 神社祭事並びに行事予定

この6月はじめの土日は陽射しも強くなく過ごしやすい週末ではありました。

しかし暦の上では入梅も間近です。もう暑い季節に向けて心も体も準備を整えておかなければなりませんね。

今月の「まことの道」。田植えは日本の原風景とも呼べる光景です

【令和元年6月祭事予定】

01日(土)07時00分 月次祭

06日(木)安産戌の日

15日(土)07時00分 月次祭

同日   09時30分 御田植祭

18日(火)安産戌の日

30日(日)安産戌の日

同日   15時00分 夏越大祓式


水無月朔日月次祭斎行

2019年06月01日 | 神社祭事

本日午前7時より、本殿にて恒例の月次祭が斎行されました。

この6月を和名で「水無月(みなづき)」と言いその由来には諸説ありますが、最も順当なものは“水の月”が訛ったという説です。梅雨を迎える月という印象が強いですが、今日は気持ちの良い晴天になりました。ただ少し湿度が高いように感じるのは季節の移ろいの結果でしょうか。

修祓。神饌とご参列の皆様をお祓いします

宮司祝詞奏上

ご参列の皆様の玉串奉奠

先月より祭典後に月次祭記念御朱印をお頒けしております

この間までの厳しい暑さは鳴りを潜めていますが、段々と過ごしにくい季節へ入っていきます。今日をまた一区切りとして、社務に努めて参りたいと思います。