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1月4日の社説は・・・

2015-01-04 05:47:41 | 社説を読む
正月休みも今日まで。
いよいよ2015年の始動です。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 危機に立つ世界秩序―国際法支配の確立めざせ
 
読売新聞
・ 流動化する世界 秩序維持へ国際協調が急務だ
 
毎日新聞
・ 戦後70年・歴史と政治 自分史に閉じこもるな
 
日本経済新聞
・ イノベーション加速が成長のカギだ
 
産経新聞
・ 安全保障 同盟強化と自力防衛を 中国抑止へ予算と人員増図れ
 
中日新聞
・ 真の強者は弱者に優しい 年のはじめに考える 

※ くしくも、朝日と読売が同趣旨の内容でした。

朝日です。
「過ぎ去った2014年は、国際秩序が大きく損なわれた年として、歴史に刻まれるのではないだろうか。
 ウクライナに対するロシアの介入、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの侵攻と、紛争が相次いだ。
 内戦が続くシリアとイラクにまたがる地域では、「イスラム国」と名乗る過激派が一方的に国家を宣言した。
 そうした紛争の影響は地域を超えて世界に広がり、主要国や機関が調停に走り、共同で対処を求められることになった。」

読売です。
「第2次大戦終結から70年を迎える世界の平和と繁栄を維持する。そのためには、軍事に限らず、政治、経済など、多角的で実効性ある国際協調が求められる。」

「 今年、創設70年を迎える国連の活性化も重要課題だ。安全保障理事会は、5常任理事国の対立による機能不全が指摘されて久しい。組織と制度の改革が急務だ。
 日本は、共に常任理事国入りを目指すドイツ、インド、ブラジルとの協力を強化し、安保理改革への支持拡大を図りたい。」

朝日です。
「欧州のような統合の動きに遠く及ばないアジアでは、東アジアサミットや東南アジア諸国連合(ASEAN)などの枠組みを土台にするほかない。
 ここでも最も重い責任を担うのは、日本と中国の2大国だ。アジア全体の安定のためにも、韓国を加えた3国の対話をより緊密に進める責務がある。
 2015年を、国際法に基づく秩序再構築の元年としたい。その作業に積極的にかかわるよう、日本政府に期待したい。」

両方で完成です。

他の社説も読み応えがありました。

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